転職エージェント

マイナビエージェントの利用体験談【メリットとデメリットを分析】

マイナビエージェントのロゴ
本記事の対象者

・転職エージェントに登録しようと思っているけどどこがいいのか分からない

・マイナビエージェントを使うメリットやデメリットは?

こんな疑問にお答えしていきます。

マイナビエージェントは転職エージェントの1社ですが、私自身も転職エージェントに勤務しています。

実際にマイナビエージェントに登録して面談から求人の紹介までしてもらった経験をもとに、使うメリットとデメリットについて紹介していきますね。

本記事の概要

・マイナビエージェントは若手の転職支援に特化した大手転職エージェント

・求人数はdodaに劣るものの、全体的なサービスは良いので一緒に使っておいて損はない

・優良職業紹介会社の一つにも選ばれており初めての転職を考える人にも安心してオススメできる

マイナビを含め、転職初心者にオススメの転職エージェントはこちらの記事で紹介していますので併せて参考にしてみてください。

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マイナビエージェントとはどんなサービス?

マイナビエージェントとは、マイナビ(旧毎日コミュニケーション)社が運営する転職エージェントサービスです。

マイナビは様々なサービスを展開しているので紛らわしいですが、マイナビ転職とは別のサービスであり、マイナビ転職は転職サイト、マイナビエージェントは転職エージェントという違いがあります。

マイナビ転職は転職サイト、マイナビエージェントは転職エージェントという別のサービス

転職サイトと転職エージェントの違いは以下の通り。

転職サイトと転職エージェントの違い

・転職エージェントは、自社で保有する求人を紹介してくれる。

・転職サイトは、いろんな企業やエージェントから求人を紹介される。

もっと詳しく知りたい方はこちらの記事で説明しているのでみてください。

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マイナビエージェントの特徴

特徴は以下の通りです。

・20代の転職支援に特化している

・80%の求人が非公開

・すべての業種/職種を網羅している

・職業紹介優良事業者認定を受けている

マイナビエージェントは大手総合型なので業界や職種は幅広く扱っているのが特徴ですが、対象年齢としては20代をメインターゲットにしてます。

なので、幅広い求人を見てみたい若手の人にオススメです。

マイナビエージェントの評判を悪くいう人の傾向

マイナビエージェントを利用した人の中には「全然求人を紹介されなかった」という人もいます。

利用体験者の評判をもっとたくさん知りたい方はマイナビエージェントを使って転職活動をした人の評判まとめをどうぞ。

こうした悪い評判が立っている要因はいくつか考えられますが、一番はマイナビエージェントのターゲットである第二新卒や20代ではない人が利用したことに原因がある場合が多いです。

・20代に特化しているのでそれ以外の年代の方にはオススメしません

マイナビエージェントは転職エージェント大手なので、そのネームバリューから転職を考えた人がとりあえず登録するというパターンも多くあります。

しかし、マイナビエージェントは第二新卒や20代という若手の転職支援に特化しているエージェントです。

それはつまり、若手を対象にした求人を多く扱っているということです。

その結果、40代や50代など、マイナビエージェントのターゲット層に合わない人は求人を紹介してもらえずサービスに不満を感じることになるのです。

dodaやパソナはどの年代の人でもカバーしていますが、マイナビエージェントは若手に注力しているという点を忘れないようにしましょう。

30代以降の方はリクルートエージェントやdoda、パソナキャリアの方がオススメです。

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マイナビエージェントを実際に使ってみた印象

マイナビエージェントを私が実際に使った際の印象を、サービスプロセスごとにまとめてみました。

サービスへの利用登録時

めちゃくちゃ恥ずかしいのでここだけの話にしてほしいんですが、マイナビ転職とマイナビエージェントを間違えて登録してしまうというミスを犯しました。

同業に勤めるものとしてあるまじき失態ですね。

マイナビ転職(転職サイト)を使う気はなかったので、すぐに登録情報を削除してマイナビエージェントに登録し直す羽目に。

マイナビ転職とマイナビエージェントを間違え無いように!

これはユーザーインターフェースが紛らわしかったということなんで、完全にマイナビのせいでしょう!

いや、私の確認不足のせいですね。ごめんなさい。

マイナビ転職は退会する理由を書かないと退会させてもらえない仕様になってたんですが、理由がダサすぎるので書けず、スペースキーを連打して必要文字数(15文字)を入力して提出して乗り切りました。

皆さんは気をつけてくださいね!

キャリアコンサルタントとの面談

第二新卒・20代の転職に特化しているエージェントなのに30歳を超えた私が登録して大丈夫かという心配を胸に面談へ。

「ん〜。あなたの年齢だと求人は紹介できないですね〜。」とか言われてしまうのではという恐怖から足取りがやや重いながらもマイナビエージェントのテナントが入ったビルに到着。

マイナビが入っているビル

東京駅からほど近く(正確には京橋付近)にあるビルにマイナビが入っています。

登録してから面談まではおよそ1週間程度でした。平日の夜は予約が埋まりがちなので早めに予約したほうが良いです。

受付はマイナビの知名度を考えれば広くはありませんでしたが、清潔感があって綺麗でした。

マイナビエージェントの受付

受付に人はおらず、受話器を上げて「○時に予約しております○○です」と名乗ると、「お手元の番号札は何番ですか?」と聞かれました。

マイナビエージェントの受付で使う番号札

受話器を置いて2分くらいすると女性が面談室へ案内してくれました。

この方に面談していただくのかな?と思いましたが、キャリアアドバイザーの方とは違ったみたいです。

面談室に通されてから数分待つとキャリアコンサルタントの女性が部屋に入ってこられました。

マイナビエージェントの面談室の中
面談室の中

キャリアアドバイザーの方から名刺をいただいて面談スタート。

面談は仕事の内容だけでなく学生時代にまで遡って聞かれました。

それこそ中学時代の部活、大学時代に打ち込んだ事、職務経歴書に記載した業務内容ひとつひとつを丁寧に聞いていきます。

相手に合わせるというよりは型にはまった方法だとは感じますが、決して嫌な印象をこちらに与えず和やかに面談は進んでいきました。

強引に応募を迫られることもなく丁寧にヒアリングしてもらえた

およそ1時間程度ヒアリングをしたら、キャリアアドバイザーの方は私の経歴や面談で伝えた希望をもとに求人を探すべく中座されます。

10分ごに戻ってきた際にはおよそ15社前後の求人をその場でご紹介いただけました。

その場で求人を紹介する意図としては、今後の求人紹介にあたってこちらの希望をうまくつかめているかの確認とのこと。

その場で求人をもとに希望と合っている点や異なる点をすり合わせていき、今後の求人紹介につなげます。

すり合わせが終わったら最後にその場で面談の質についてのアンケートにパソコンで回答して終わりです。

紹介される求人について

dodaに登録した時と比べると紹介された求人数は多くなかったですが、それでもメインターゲットから外れた30代の私でも両手に余る求人を紹介してもらう事ができました。

マイナビエージェントから紹介してもらった求人
面談時に受け取った求人票。たくさん紹介してもらった。

また、マイナビエージェント経由で紹介してもらった求人をdodaから紹介してもらった求人と比較してみたところ、dodaからは紹介されていない求人もありました。

面談前には「30歳過ぎてるけど大丈夫だろうか、、」と不安でしたが、全然大丈夫でした。

求人数はdodaより少なめだがマイナビエージェント経由でしか紹介してもらえない求人もある!

面談後

今後はすり合わせた希望をもとに面談後1〜2日くらいで別途求人を紹介してくれるとのこと。

ちなみに、キャリアアドバイザーの方から受け取る名刺の裏にはLINEのQRコードがついており、そこから担当者を連絡先に追加すると、気軽に直接やりとりする事ができて便利です。

マイナビエージェントのキャリアアドバイザーから受け取った名刺

利用した感想

サービスへの利用登録時につまづいた(別のサービスへの登録をしてしまった)ものの、それ以降は非常にスムーズ。

登録から面談まで1週間程度で終わりました。

また、面談についても若手特化のエージェントにありがちな、求人への応募をごり押ししてくることもなく、気持ちよく面談を終える事ができました。

若手特化ということもあり、使う世代を選ぶエージェントではありますが、もしあなたが20代なら使って損はしないと思います。

マイナビエージェントを使うメリット

ここまでご紹介してきたことのおさらいですが、マイナビエージェントを使うメリットは以下の通り。

・対応がスピーディ。面談後すぐに求人を紹介してくれる。

・面談が丁寧。学生時代にまで遡ってヒアリングしてくれる。

・提案が幅広い。様々な求人を紹介してくれる。

・独自の求人を持っている。

特に、独自の求人を持っている点はそれだけで使う理由になり得ます。

マイナビエージェントを使うデメリット

逆にマイナビエージェントを使うデメリットは何があるのでしょうか?

他の大手に比べると求人数が少ない

まず、dodaやリクルートエージェントといった他の大手総合型の転職エージェントと比べると求人数が少ない点が挙げられます。

私の場合、dodaと比べると5分の1くらいの求人数でした。

キャリアアドバイザーが面談した内容をもとに合いそうな求人を選ぶので、そんなに大量の求人が紹介されるわけではありません。

dodaの場合にはキャリアアドバイザーに加えて機械的にマッチングした求人の紹介もあるため数が数倍多くなります。

若手求人がメインなので使う世代を選ぶ

マイナビエージェントが持っている求人は基本的に若手を対象にしているため、30代後半以降の人にとってはあまりぴったりの求人が見つからない可能性があります。

基本的にどの求人にも公にはされない年齢制限があります。

20代を対象にした求人に40代の人が応募しても受からないので、そもそも紹介してもらえません。

他の大手総合型エージェントであればどの世代でも合致する求人を持っているのでその点でカバーできる人材層が限定的である点はデメリットかもしれません。

結論:20代なら登録しておくべきエージェント

今回実際に使ってみて、同社のメインターゲットである20代の方には自信を持ってお勧めできるサービスであると感じました。

マイナビエージェントだけだと求人数が物足りないかもしれないので、他のエージェントと複数利用する前提に是非登録しておくことをお勧めします。

マイナビの求人数が気になる人は、以下の記事でまとめてますのでチェックしてみてください。

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