・ベネズエラで働いてみたい!
・ベネズエラの就労ビザや求人って?
ベネズエラってどんな国?
国名:ベネズエラ・ボリバル共和国
首都:カラカス
人口:3200万人(カラカスの人口はおよそ300万人)
面積:およそ日本の2倍
公用語:スペイン語
日系企業の進出数:21社
※出典元:ジェトロ
正式名称はベネズエラ・ボリバル共和国って言うんですね。
私も調べるまでは知りませんでした。
国土の大きさは日本の2倍と大きいですが、人口は約3200万人と日本の4分の1程度。
スペイン語が公用語として話されています。
ベネズエラに拠点を作っている日系企業は21社(2017年時点)あり、現地に住んでいる日本人は300人ちょっと。
日系企業の進出数は求人の見つけやすさに直結する重要な数字ですが、アジアと比べるとかなり少ない数字となっています。
また、外国人規制が割と厳しく、工業担当長や人事担当長といったポジションはベネズエラ人しか就くことができないとされています。
アジアではインドネシアも似たような制約がありますね。
ただし、以下のケースに当てはまる場合には外国人でもそうした制約から逃れて働けます。
- 当該ポストに就く人物には特別な技術知識が必要で、ベネズエラ人の中には適切な人材がいない場合。
- 当該ポストをベネズエラ人労働者が占めて業務を遂行することは難しいと、労働および社会保障を管轄する省庁が認めた場合。
- 当該ポストに就く予定の人物が、政府もしくは政府から委託を受けた機関との直接契約、あるいは国際協定に基づいて入国する移住者である場合。
- 当該ポストに就く予定の人物が、国際法により難民と認定された人の場合。
- 当該ポストが中小企業のポストである場合。
ベネズエラの求人は?
ベネズエラでの就業を目指す上で2種類の求人を知っておきましょう。
一つが海外現地採用求人、もう一つが海外駐在求人です。
応募要件のハードルを満たすのが簡単なのは現地採用求人の方ですが、ベネズエラの場合にはすでに進出している日系企業の数がそれほど多くありません。
ということは、現地採用求人だけを狙っているとチャンスが少なくなることを意味しています。
ベネズエラで働くチャンスを最大化させるには、現地採用と駐在求人のどちらにもアンテナを張っておくことをお勧めします。
ベネズエラの就労ビザは?
ベネズエラで働きたいなら、現地で働く許可(=一般的に就労ビザと呼ばれるもの)を貰わなければなりません。
ベネズエラでは以下のようにビザが分かれていますが、最も一般的なのが非居住者ビジネスビザとなっています。
- ・Visa de Transeunte de Negocios(非居住者ビジネスビザ):数次ビザ、1年間有効(延長不可)、最大180日間の滞在が可能。
- Visa de Transeunte Inversionista(非居住者投資家ビザ):数次ビザ、3年間有効(1年間の延長が可能)、滞在日数の制限なし。
- Visa de Transeunte Laboral(非居住者労働ビザ):数次ビザ、1年間有効(1年間の延長が可能)、滞在日数の制限なし。
出典元:ジェトロのHP
ベネズエラで働くためにまずすべきことは?
ベネズエラで働くチャンスを最大化させる上では現地採用求人と駐在求人をそれぞれ適切な方法で探す必要があります。
それぞれ最適な探し方を順番に紹介していきますね。
現地採用求人を探す方法
まず、現地採用求人を探す方法には大きく3つあります。
・日系企業の現地法人に直接問い合わせる
・現地に進出している転職エージェントに登録する
・転職サイトに登録して求人を探す
しかし、ベネズエラに関しては現地に進出している日系の転職エージェントがないことから、エージェント経由で現地採用求人を紹介してもらうことは難しいと思います。
なので、直接現地法人に問い合わせるか転職サイトに登録するのが良いでしょう。
とは言え、ベネズエラへの進出企業数は決して多くないことから、全ての企業にアプローチしたとしてもそのタイミングで運よく採用を考えている可能性は高くないため、転職サイトも並行して活用しましょう。
転職サイトは複数登録しておいて損はありませんが、もし1つに絞るなら一番求人が多く集まるサイトに登録しておくべきでしょう。
転職サイトはリクナビネクストが国内最大手なのでお勧めです。
最近ではビズリーチも人気が出ていますが、ビズリーチの集客ターゲット上の問題から、海外現地採用求人の取り扱いがないのでリクナビの方がお勧めです。
ベネズエラ駐在求人を探す方法
一方、ベネズエラ駐在求人を探す上では以下の3つの方法があります。
・日系企業の日本本社側に問い合わせる
・日系の転職エージェントに登録する
・転職サイトに登録する
このうち、日系企業に問い合わせる方法については現実的ではありません。
国内だけで200万社あると言われている中で、ベネズエラへの進出計画のある企業へピンポイントにアプローチする方法がなく、流石に手間がかかりすぎます。
駐在求人を狙うのであれば、転職サイトか転職エージェントの利用に絞られますが、この場合転職エージェントの方がオススメです。
なぜなら、海外駐在求人は経営戦略に関わる重要なポジションであるため、転職サイトのようなオープンな場ではなく対象者を絞ったクローズドな場で紹介されるのが一般的だからです。
海外案件に強い転職エージェント選びのポイント
海外案件に強い転職エージェントである条件は以下の3つです。
海外勤務求人に強いエージェント選びのポイント
①日系であること
②大手であること
③海外拠点を持っていること
これらの条件を満たす転職エージェントはいくつかありますが、最もオススメなのはリクルートエージェント。
業界最大手であり、求人数も転職支援実績も1位です。そしてそれは海外案件も例外ではありません。
海外案件は全体で見ると非常に少数。だからこそより多くのクライアント企業を抱えるエージェントを利用し、貴重なチャンスをとりこぼさないようにすることが重要です。
詳しくは【レビュー】リクルートエージェントを使うメリットとデメリットを解説を参考にしてみてください。