転職活動は事前準備が命。
志望動機を考えることも重要ですが、転職活動に必要なモノは既に揃っていますか?
最近では面接を対面で行うケースもあれば、ZOOMなどを利用したウェブ面接で行うケースもありますので、それぞれ共通で必要なアイテムや別々に必要なアイテムなど、計20種類を順番にご紹介していきます。
オフィスなどオフラインでの対面面接で必要な物
まずは応募先企業のオフィスで面接を行う対面面接の場合に必要なアイテムをご紹介していきます。
ハンカチ・ハンドタオル
面接会場近くのトイレを利用する際にはハンカチやハンドタオルが必須。
新型コロナウイルスの感染拡大によって、トイレ内に備え付けられているジェットドライヤーは使用不可になっていることが多いので、ハンカチやハンドタオルがなければ手を拭けません。
濡れた手をスラックスで拭くと濡れた箇所が目立ってしまいますし、仮に面接官が同じトイレを利用した時にハンカチを使わずに手を拭いているシーンを見られたら印象が悪くなるリスクが高いです。

ビジネスシューズ(革靴)
カジュアルなものよりはきっちりビジネスシーンにふさわしいフォーマルなストレートチップなどを選ぶのが確実です。
ローファーのような紐がついていないのもNG。
色もあまりに派手なモノはやめましょう。
基本的には黒、カジュアルにするにしても明るすぎる茶色はやめた方が無難です。
靴磨き
面接にはいていくビジネスシューズが汚れていては減点間違いなしです。
覗き込んだ自分の顔が映るほど艶を出す必要はありませんが、必ず面接前日や当日の朝には靴磨きできれいにしておくようにしましょう。
鞄/バッグ
面接に手ぶらで行くわけにはいきませんので、カバンやバッグは必須です。
サイズはA4サイズの書類を折らずに収納できる物が望ましいです。
お堅い業界の面接であれば手提げのもの、ベンチャーなどカジュアル目な企業であればリュックタイプのもの(ビジネス利用を想定したデザインに限る)でも良いと思います。
腕時計
腕時計は単に時間の確認のために身に付けるものではなく、ビジネスマナーとして着けておくべきものです。
これも派手すぎるモノはさけ、ある程度シンプルで落ち着いたデザインのものが良いでしょう。

折り畳み傘
雨に濡れた状態で面接を受けるなど論外なので、急な雨にも対応できるように常に折り畳み傘は携帯しておくようにしましょう。
カバンがパンパンになるのも格好悪いので、できるだけコンパクトなものを選ぶのがオススメです。
最初から雨が降っている場合、折りたたみじゃない傘を持っていっても良いですが、面接会場に置き忘れて帰ってきた場合、「忘れっぽくて仕事ができない人」というレッテルを貼られてしまっても仕方ありません。
ベルト
スーツのウエストのサイズが合っているからベルトは不要、というようなことはありません。
ベルトを忘れて間の抜けた印象のファッションになってしまわないよう注意してください。
スーツを着る際のマストアイテムとして必ず身に付けるようにしましょう。
靴下
流石に靴を裸足で履いて面接に向かう人はいないかと思いますが、短いソックスではなく、きちんと長いビジネス用の靴下を用意するようにしましょう。
履歴書
対面での面接時には履歴書を持っていくようにしましょう。
面接前の書類選考時に既に提出していることが殆どだと思いますが、書類選考をした人と面接官が違う場合には引き継ぎがうまくいかずに履歴書が手元に渡っていない可能性も考えられます。
一応手元に用意しておき、必要に応じて手渡せるようにしておくのが安心です。
職務経歴書
職務経歴書も履歴書と同じく念のために持っておくようにしましょう。
転職活動ではこれまでの経験やスキルが重要な評価ポイントとなります。
面接官が手元に職歴書を持っていなければ口頭で説明した内容だけで評価されることになってしまうので注意しましょう。
顔写真
履歴書には顔写真を貼り付ける必要があるので、持っておくようにしましょう。
駅などにある簡易的な写真でも良いですが、できればきちんとしたところで撮影してもらった方が印象の良い写真に仕上がります。
クリアファイル
履歴書や職歴書を入れたり、面接を受けた企業から会社案内や入社関連の書類などをもらう際に書類をそのまま鞄に入れるのは折れたりするので良くありません。
必ずクリアファイルを鞄に忍ばせておきましょう。
ZOOMなどのオンラインのWeb面接で必要な物
ZOOMなど、オンラインでの面接も増えてきました。
オフライン面接とはまた別のものを用意する必要があるのでご紹介していきます。
リングライト
まずはリングライト。
Youtuberが自分の顔を明るく照らすために使っているのをご覧になったことがあるという方も多いのではないでしょうか。
ウェブ面接だとどうしても対面の面接に比べて顔が暗く写りがちで印象が下がってしまいますので、リングライトで顔にしっかり光を当てることが重要です。

スマホホルダー
ウェブ面接をスマホで受ける場合にはスマホを固定するスマホホルダーが必要です。
手で持って面接すると手ブレしてしまいます。
面接官にとっては少しの手ぶれでも画面酔いしてしまう原因となるので注意しましょう。

ヘッドセット
静かな部屋の中であっても、自分の声をしっかり相手に届けるためには、そして面接官の発言を聞き漏らさないためにはヘッドセットを使って面接を受けることをお勧めします。
ただし、あまりに大きいモノは自分の顔の印象を変えてしまうので目立たない小型のものが望ましいです。

共通して必要な物
オンラインでもオフラインでの面接でも共通して必要なものを紹介していきます。
スーツ
どんな企業の面接を受ける際でも服装はスーツで受けるのが望ましいです。
ベンチャー企業などでは勤務は私服のケースもありますが、面接というフォーマルな場ですので、緊張感を持って服装を正す必要があります。
それほど高価なものを着る必要はありませんが、いかにも就活生感のあるリクルートスーツだと逆に頼りない印象に繋がってしまうので、仕事で使えるスーツ、という感じのものを用意すればOKです。
ワイシャツ
スーツの下はワイシャツを着ましょう。
基本的には白無地のものが王道ですが、多少青やグレーなど色がついていたりストライプが入っていたりする分には問題ありません。
ネクタイ
ネクタイは夏場の面接でも身に付けるのがビジネスマナーです。
色はともかく、柄が派手すぎないものを選ぶようにしましょう。
ノート/システム手帳
面接の場で聞いた内容をメモできるようにノートは用意しておくようにしましょう。
スマホのメモ機能の方が楽かもしれませんが、面接の場でスマホを開くのは失礼に当たりますので、メモ帳を用意しましょう。
ノートは100円で買えるようなものよりも、できればシステム手帳のようにしっかりした物の方が印象は良いです。
ボールペン
メモを取る際のボールペンにも気をつかうべきです。
安いボールペンだと面接に臨む意気込みが相手に伝わりにくいからです。
と言っても何万円もするような高級品は不要で、最低1000円程度のものを用意すればOK。

Word
履歴書や職務経歴書を作成するのにWordは必須。
手書きの履歴書はよほど字がきれいな人を除いて読みづらくなりますし、後からの修正もできません。(修正テープなどで修正するのは論外です)
自宅にパソコンがない場合にはUSBなどを用意してネットカフェなどで作成すれば良いでしょう。
まとめ
転職活動に必要ないアイテムは計20個あります。
それぞれ以下の通りなので、もしまだ揃えていないものがあれば事前に準備しておくようにしましょう。
・腕時計
・ベルト
・革靴/ビジネスシューズ
・折り畳み傘
・靴下
・ハンカチ
・履歴書
・職務経歴書
・顔写真
・靴磨き
・クリアファイル
・スーツ
・ワイシャツ
・ネクタイ
・ノート/システム手帳
・ボールペン
・Word