海外勤務

転職してキューバで働く方法とは?求人の探し方を解説

キューバ
この記事はこんな人向け

・キューバで働きたい!どんな求人があるの?

・どうやって求人を探せば良いの?

こんな疑問にお答えしていきます。

キューバはまだまだ企業の進出が少ないこともあり、求人は極めて少ないのが現状です。

その貴重なチャンスを逃さないようにするには、現地企業に直接問い合わせるか、海外案件に強い転職エージェントの力を借りるのがオススメです。

詳しく解説していきます。

キューバの求人について

キューバ勤務中の様子

キューバでどのような案件があるのか調べたところ、唯一見つけられたのは「旅行会社でのインターンシップ」案件。

まれに日本語教師なども案件としてありそうですが、調べた時点(2020年8月)では募集中のものは無いようでした。

まだまだ現地で働けるチャンスが多いとは言い難い状況ですね。

しかし、今後もしキューバの経済が発達していき、日系企業の進出が盛んになれば、現地採用求人だけでなく駐在求人(日本本社採用で海外赴任)が出てくる可能性は考えられます。

キューバの求人が少ない理由

なぜキューバの求人はこんなにも見つけられないのでしょうか。

その理由を解説します。

日系企業があまり進出していない

ジェトロによるとキューバに進出している日系企業は20社とかなり少ないです。

日本人にとっては日系企業の現地法人(海外拠点)が主な雇用元となるため、進出企業数が少ないのは求人を探す上で大きなネックとなります。

ちなみに中国に進出している企業は3万社!求人の見つけやすさの違いがわかると思います。

人口と公用語が日系企業進出のネックとなっている

続いて人口と公用語。

人口は1100 万人ちょっとで、そのうち在留邦人は94人 (2017年10月時点)とのこと。

日本の人口の10分の1程度しかありません。

人口が少ないということはその国の市場が大きく無いということであり、日系企業がキューバに進出するメリットがあまり無いということを意味しています。

また、キューバではスペイン語が公用語として話されています。

現地でビジネスをする上ではスペイン語が話せる人材をどう確保する必要もあり、進出の妨げになっています。

求人が公開されることなく採用される

企業にとっては経営戦略上重要なポジションの採用はあまり公にしたくありません。

海外拠点の設立に伴う採用など、海外拠点に関わる採用は競合に知られたくない企業が多いんです。

その結果、求人広告のような誰でも見ることが出来るオープンな場で採用せず、応募条件を満たす特定の人物にだけ求人を紹介することで内密に採用活動が行われることがあるんです。

なので、ネット上で「キューバ 求人」などと検索しても見つからないんですね。

キューバ勤務の求人の見つけ方

キューバの勤務先の街並み

キューバで働けるチャンスは決して多くありません。

貴重なキューバ勤務のチャンスを見つけるには2つ方法があります。

それが、現地法人に直接問い合わせる方法と海外に強い転職エージェントに登録する方法です。

キューバ勤務求人を見つける方法は2つ

①キューバの企業に直接問い合わせる

②海外案件に強い転職エージェントに登録して求人紹介を依頼する

現地企業に直接問い合わせる

まず、キューバの企業に直接問い合わせる方法。

これは、現地の企業をリストアップし、企業ホームページの採用問い合わせフォームなどから応募したい旨とレジュメを送付して連絡を待つ方法です。

ホームページ上では「募集していません」と書いてあったり、そもそも採用ページを作っていない企業も多いと思います。

でもそれは単に更新していないだけというケースや、裏では転職エージェントに採用を依頼しているケースもあるのでやってみる価値はあると思います。

ちなみに、キューバに進出している企業はまだ少ないですが、すでに進出している企業としては三井物産、三菱商事、丸紅、住友商事、双日、日立ハイテクノロジーズなどがあります。

海外案件に強い転職エージェントを利用する

続いてが転職エージェントを使うやり方。

海外勤務求人を探すなら転職サイトよりも転職エージェントがオススメです。

理由は企業が内密に採用活動を行うことが多いから。

先ほども書いたように、企業としては海外拠点の戦略が外部に出ないように転職エージェント経由でこっそりと採用活動を行うことがよくあります。

なので、転職エージェントに登録しておき、キューバ勤務の案件が出てきたら紹介してもらえる状態にしておくのです。

とはいえ、どのエージェントでも良いわけではありません。

キューバ勤務求人を狙うなら、海外案件に強い転職エージェントを利用しなくては意味がありません。

転職エージェントを利用する際の注意点

転職エージェントを使う際の注意点が1つだけあります。

登録や面談のタイミングで「キューバ勤務しか考えていません」と伝えるのは絶対にやめましょう。

エージェントは今どこも人手不足で、年々増加する転職相談全てに等しく対応することが難しい状況です。

「キューバ勤務求人」というほとんど市場に出てこない求人へのこだわりを感じさせてしまうと、サポートを受けられないリスクがあるのです。

登録時や面談時には希望勤務地を間違いなく聞かれます。

希望勤務地を聞かれたら「キューバ勤務が第一希望ですが、幅広く検討可能です」と伝えるようにしてください。

希望に合わない求人も多く紹介されることになると思いますが、それはスルーすればOKです。

海外案件に強い転職エージェント選びのポイント

海外案件に強い転職エージェントである条件は以下の3つです。

海外勤務求人に強いエージェント選びのポイント

①日系であること

②大手であること

③海外拠点を持っていること

これらの条件を満たす転職エージェントはいくつかありますが、最もオススメなのはリクルートエージェント。

業界最大手であり、求人数も転職支援実績も1位です。そしてそれは海外案件も例外ではありません。

海外案件は全体で見ると非常に少数。だからこそより多くのクライアント企業を抱えるエージェントを利用し、貴重なチャンスをとりこぼさないようにすることが重要です。

詳しくは【レビュー】リクルートエージェントを使うメリットとデメリットを解説を参考にしてみてください。