・モロッコで働いてみたい!
・モロッコの就労ビザや求人って?
海外で働く場合、就労ビザを取る必要がある点と求人の探し方にコツが必要な点に注意が必要です。
当然モロッコもその例外ではありません。
モロッコ勤務求人の探し方としては現地に進出している日系企業の求人を探すのがよく、そのためには日系の大手エージェントを利用するのが効率的です。

モロッコってどんな国?
まずはモロッコの基本情報から抑えましょう。
日系企業の進出数は求人の見つけやすさと大きく関わってくるのでかなり重っような数字です。
58社というのは世界的に見てもかなり少ない部類に入りますので、求人を見つける難易度は相応に高いと覚悟しておきましょう。
モロッコの求人は?
私は転職エージェントで数多くの海外勤務求人に関わってきましたが、モロッコ勤務の求人はこれまでに見たことがありません。
それだけ貴重ということですね。
ただ、これはあくまでも現時点での話です。
モロッコに限らずアフリカは世界的にも将来性が有望視されているエリアですし、実際に中国はアフリカへの投資を積極的に行っています。
人口は3500万人なのでそこまで大きな市場とはならないかもしれませんが、ほかのアフリカ諸国に比べて経済が発展している点は企業にとって魅力と言えるのではないでしょうか。
経済が発展しているというのは一人当たりGDPの話です。
モロッコの一人当たりGDPはすでに3000ドルを超えており、この数字はモータリゼーション(自動車が普及する)が始まるとされている水準です。
近いうちに日系企業の進出があるかもしれませんし、そうした立ち上げ期に最も求人が出やすいので、タイミングを逃さない様にアンテナを常に張っておくことが重要です。
モロッコ勤務求人に出会うチャンスを増やすにあたっては、まず2つの雇用形態による求人の違いを知っておきましょう。
一つが海外現地採用求人、もう一つが海外駐在求人です。
スキルに自信がない方にとっては比較的応募要件が緩い現地採用求人の方がチャンスが多いと思います。
後ほど、それぞれの求人の探し方を紹介します。
モロッコの就労ビザは?
海外で働くには現地での就労ビザ(就業許可)を得る必要があります。
モロッコでは、就職斡旋機関(ANAPEC)を通じて、モロッコ人の中に適切な人材がいないと認めてもらって初めて外国人(日本人含む)を雇用できるということになっています。
適切な人材がいないかどうかについては、ANAPECが応募案件と求職者データベースを見て調べるそうです。
ANAPECの審査がどれだけ厳しいのかわかりませんが、モロッコは失業率が10%近くと高いことから、できるだけ自国民に就業の機会を与えようとすると考えるのが普通でしょう。
そうなると外国人の就労許可が下りるのはその外国人の特性である語学力を生かしたポジションが中心になる可能性があります。
例えば、現地に進出している日系企業を開拓するための営業マンには当然ネイティブレベルの日本語が必要になりますので、そうすると現地人ではなく日本人にしかできない仕事として就労ビザが認められる可能性が高いでしょう。
モロッコで働くためにまずすべきことは?
モロッコで働くチャンスを最大化させる上では現地採用求人と駐在求人をそれぞれ適切な方法で探す必要があります。
それぞれ最適な探し方を順番に紹介していきますね。
現地採用求人を探す方法
まず、現地採用求人を探す方法には大きく3つあります。
・日系企業の現地法人に直接問い合わせる
・現地に進出している転職エージェントに登録する
・転職サイトに登録して求人を探す
しかし、モロッコに関しては現地に進出している日系の転職エージェントがないことから、エージェント経由で現地採用求人を紹介してもらうことは難しいと思います。
なので、直接現地法人に問い合わせるか転職サイトに登録するのが良いでしょう。
転職サイトは複数登録しておいて損はありませんが、もし1つに絞るなら一番求人が多く集まるサイトに登録しておくべきでしょう。
転職サイトはリクナビネクストが国内最大手なのでお勧めです。
最近ではビズリーチも人気が出ていますが、ビズリーチの集客ターゲットの観点から現地採用求人との相性が良くないため、リクナビの方が良いでしょう。
モロッコ駐在求人を探す方法
一方、モロッコ駐在求人を探す上では以下の3つの方法があります。
・日系企業の日本本社側に問い合わせる
・日系の転職エージェントに登録する
・転職サイトに登録する
このうち、日系企業に問い合わせる方法については現実的ではありません。
国内だけで200万社あると言われている中で、モロッコへの進出計画のある企業へピンポイントにアプローチする方法がなく、流石に手間がかかりすぎます。
駐在求人を狙うのであれば、転職サイトか転職エージェントの利用に絞られますが、この場合転職エージェントの方がオススメです。
なぜなら、海外駐在求人は経営戦略に関わる重要なポジションであるため、転職サイトのようなオープンな場ではなく対象者を絞ったクローズドな場で紹介されるのが一般的だからです。
海外案件に強い転職エージェント選びのポイント
海外案件に強い転職エージェントである条件は以下の3つです。
海外勤務求人に強いエージェント選びのポイント
①日系であること
②大手であること
③海外拠点を持っていること
これらの条件を満たす転職エージェントはいくつかありますが、最もオススメなのはリクルートエージェント。
業界最大手であり、求人数も転職支援実績も1位です。そしてそれは海外案件も例外ではありません。
海外案件は全体で見ると非常に少数。だからこそより多くのクライアント企業を抱えるエージェントを利用し、貴重なチャンスをとりこぼさないようにすることが重要です。
詳しくは【レビュー】リクルートエージェントを使うメリットとデメリットを解説を参考にしてみてください。