海外勤務

【海外転職】カンボジアで働きたい人のための就労ビザと求人の話

カンボジア
この記事はこんな人向け

・カンボジアで働くにはどうしたらいいの?

・カンボジアの就労ビザや求人って?

こんな疑問にお答えします。

私は転職エージェントで勤務しており、海外案件に数多く携わってきました。

それらの経験をもとに、カンボジアで働くために抑えておきたいポイントをご紹介してきますね。

カンボジアってどんな国?

まず、カンボジアの基本情報はこんな感じ↓。

国名:カンボジア王国

首都:プノンペン

人口:1600万人

面積:およそ日本の半分

公用語:クメール語

日系企業の進出数:196社

※出典元:ジェトロのホームページ

日系企業の進出数は求人の見つけやすさと大きく関わってくるのでかなり重っような数字です。

196社というのはアフリカや中東辺りと比べると多い方ですが、アジアの中では少ない方と言えます。

カンボジアの求人は?

私は転職エージェントで数多くの海外勤務求人に携わってきましたが、カンボジア勤務の求人はまだまだ少ないのが現状です。

しかし、今後経済成長をしていき、日系企業の進出が盛んになれば一気に求人が出てくる可能性があるので、アンテナは常に張っておくようにしましょう。

カンボジア勤務の求人を効率よく探す上では、まず2つの雇用形態による求人の違いを知っておきましょう。

一つが海外現地採用求人、もう一つが海外駐在求人です。

スキルに自信がない方にとっては比較的応募要件が緩い現地採用求人の方がチャンスが多いと思います。

後ほど、それぞれの求人の探し方を紹介します。

カンボジアの就労ビザは?

カンボジアで働くには、労働職業訓練省の発行する就労ビザ(労働許可/ワークパーミット)を得る必要があります。

カンボジアの場合、自国民の雇用を守る政策の一環として(カンボジア人からみた)外国人比率を10%とするよう企業に要請しています。

簡単に言えば、従業員数100人の企業なら10人まで外国人が働けるということですね。

なので、カンボジアで働く場合、貴重な外国人枠を自分に割いてもいいと企業から思ってもらえなければ採用されないということですね。

ただ、高度な専門性を必要とし、どうしても外国人の力が必要だと認めてもらうことができれば10%を超えても採用が認められるようです。

カンボジアで働くためにまずすべきことは?

チャンスを最大化させる上では現地採用求人と駐在求人をそれぞれ適切な方法で探す必要があります。

それぞれ最適な探し方を順番に紹介していきますね。

現地採用求人を探す方法

まず、現地採用求人を探す方法には大きく3つあります。

・日系企業の現地法人に直接問い合わせる

・現地に進出している転職エージェントに登録する

・転職サイトに登録して求人を探す

しかし、カンボジアに関しては現地に進出している大手転職エージェントがないことから、エージェント経由で現地採用求人を紹介してもらうことは難しいと思います。

なので、直接現地法人に問い合わせるか転職サイトに登録するのが良いでしょう。

転職サイトは複数登録しておいて損はありませんが、もし1つに絞るなら一番求人が多く集まるサイトに登録しておくべきでしょう。

転職サイトはリクナビネクストが国内最大手なのでお勧めです。

最近ではビズリーチも人気が出ていますが、ビズリーチの集客ターゲット上の問題から海外現地採用求人の取り扱いがありません。

カンボジア駐在求人を探す方法

一方、カンボジア駐在求人を探す上では以下の3つの方法があります。

・日系企業の日本本社側に問い合わせる

・日系の転職エージェントに登録する

・転職サイトに登録する

このうち、日系企業に問い合わせる方法については現実的ではありません。

国内だけで200万社あると言われている中で、カンボジアへの進出計画のある企業へピンポイントにアプローチする方法がなく、流石に手間がかかりすぎます。

駐在求人を狙うのであれば、転職サイトか転職エージェントの利用に絞られますが、この場合転職エージェントの方がオススメです。

なぜなら、海外駐在求人は経営戦略に関わる重要なポジションであるため、転職サイトのようなオープンな場ではなく対象者を絞ったクローズドな場で紹介されるのが一般的だからです。

海外案件に強い転職エージェントである条件は以下の3つです。

海外勤務求人に強いエージェント選びのポイント

①日系であること

②大手であること

③海外拠点を持っていること

これらの条件を満たす転職エージェントはいくつかありますが、最もオススメなのはリクルートエージェント。

業界最大手であり、求人数も転職支援実績も1位です。そしてそれは海外案件も例外ではありません。

海外案件は全体で見ると非常に少数。だからこそより多くのクライアント企業を抱えるエージェントを利用し、貴重なチャンスをとりこぼさないようにすることが重要です。

詳しくは【レビュー】リクルートエージェントを使うメリットとデメリットを解説を参考にしてみてください。