・ハンガリーで働いてみたい!
・ハンガリーの就労ビザや求人って?
海外で働く場合、就労ビザを取る必要がある点と求人の探し方にコツが必要な点に注意が必要です。
当然ハンガリーもその例外ではありません。
結論から言えば、ハンガリー勤務の求人の探し方としては現地に進出している日系企業の求人を探すのがよく、そのためには日系の大手エージェントを利用するのが効率的です。

ハンガリーってどんな国?
まずはハンガリーの基本情報から抑えましょう。
日系企業の進出数は求人の見つけやすさと大きく関わってくるのでかなり重っような数字です。
156社と言う数字は他の国と比較しても少ない部類に入ります。
ちなみに最も進出が盛んな中国には3万社以上の日系企業が進出しています。
かなり違いますよね。
ということはそれだけハンガリー勤務の求人を探すのが難しいということを意味しています。
ハンガリーの求人は?
私は転職エージェントで勤務する中でハンガリー勤務の求人には一度だけしか出会ったことがありません。
それくらい貴重ということです。
現地の公用語が英語ではなくハンガリー語であることから、英語が話せるだけでは現地スタッフと十分なコミュニケーションを取れない可能性があります。
もしハンガリー勤務を希望するなら最低限のハンガリー語も勉強しておいた方が良いでしょう。
貴重なハンガリー勤務求人を探す上ではまず2つの雇用形態による求人の違いを知っておきましょう。
一つが海外現地採用求人、もう一つが海外駐在求人です。
スキルに自信がない方にとっては比較的応募要件が緩い現地採用求人の方がチャンスが多いと思います。
後ほど、それぞれの求人の探し方を紹介します。
ハンガリーの就労ビザは?
海外で働く際には単に内定を貰えば良いわけではありません。
現地で働く許可を政府からもらわないといけないんです。
現地で働く許可証のことを就労ビザとかワークパーミットとか呼んだりします。
ハンガリーで働くには就労許可と滞在許可許可とがセットになっているsingle permit(就労滞在許可証)を取得しなければなりません。
雇用契約期間は最長2年となっています。
また、移民局による審査期間は最大70日とされていますので時間に余裕を持った申請が必要です。
ハンガリーで働くためにまずすべきことは?
ハンガリーで働くチャンスを最大化させる上では現地採用求人と駐在求人をそれぞれ適切な方法で探す必要があります。
それぞれ最適な探し方を順番に紹介していきますね。
現地採用求人を探す方法
まず、現地採用求人を探す方法には大きく3つあります。
・日系企業の現地法人に直接問い合わせる
・現地に進出している転職エージェントに登録する
・転職サイトに登録して求人を探す
しかし、ハンガリーに関しては現地に進出している日系の転職エージェントがないことから、エージェント経由で現地採用求人を紹介してもらうことは難しいと思います。
なので、直接現地法人に問い合わせるか転職サイトに登録するのが良いでしょう。
転職サイトは複数登録しておいて損はありませんが、もし1つに絞るなら一番求人が多く集まるサイトに登録しておくべきでしょう。
転職サイトはリクナビネクストが国内最大手なのでお勧めです。
最近ではビズリーチも人気が出ていますが、ビズリーチの集客ターゲット上の問題から、海外現地採用求人の取り扱いがないのでリクナビの方がお勧めです。
ハンガリー駐在求人を探す方法
一方、ハンガリー駐在求人を探す上では以下の3つの方法があります。
・日系企業の日本本社側に問い合わせる
・日系の転職エージェントに登録する
・転職サイトに登録する
このうち、日系企業に問い合わせる方法については現実的ではありません。
国内だけで200万社あると言われている中で、ハンガリーへの進出計画のある企業へピンポイントにアプローチする方法がなく、流石に手間がかかりすぎます。
駐在求人を狙うのであれば、転職サイトか転職エージェントの利用に絞られますが、この場合転職エージェントの方がオススメです。
なぜなら、海外駐在求人は経営戦略に関わる重要なポジションであるため、転職サイトのようなオープンな場ではなく対象者を絞ったクローズドな場で紹介されるのが一般的だからです。
海外案件に強い転職エージェント選びのポイント
海外案件に強い転職エージェントである条件は以下の3つです。
海外勤務求人に強いエージェント選びのポイント
①日系であること
②大手であること
③海外拠点を持っていること
これらの条件を満たす転職エージェントはいくつかありますが、最もオススメなのはリクルートエージェント。
業界最大手であり、求人数も転職支援実績も1位です。そしてそれは海外案件も例外ではありません。
海外案件は全体で見ると非常に少数。だからこそより多くのクライアント企業を抱えるエージェントを利用し、貴重なチャンスをとりこぼさないようにすることが重要です。
詳しくは【レビュー】リクルートエージェントを使うメリットとデメリットを解説を参考にしてみてください。