海外で働きたいけどどのエージェントを使えばいいの?
こんな疑問を解消します。
転職エージェントっていっぱいあって、どこを使えば良いのかよく分からないですよね。
自分の経歴や希望によって使うべきエージェントは変わってきますが、海外で働きたい人が使うべきエージェントは「日系で大手の転職エージェント」です。
外資系のエージェントや、中小規模のエージェントを使っていては海外勤務のチャンスは遠のきます。
転職エージェントで海外勤務案件に多く携わってきた私がその理由を説明していきます。

海外勤務求人は日系企業の海外拠点から出る
海外で働きたい場合、どんな会社の求人を狙うべきか分かりますか?
正解は日系企業の海外拠点です。
日本人が最も転職しやすいのは日系企業の海外拠点!
その理由は、私たちが日本人だからです。
例えば、世界でトップクラスのAIエンジニアであればどの国でもどんな企業でも働くことができます。
もしあなたが世界トップのエンジニアならどのエージェントを使っていただいても結構です。
この記事は見なかったことにして、そっと閉じてください。
しかし、海外勤務を希望する人の99%以上はそんなにすごいスキルを持っていません。
また、ネイティブレベルで現地語と英語が話せる人であれば、他の外資系企業の現地法人で勤務するチャンスも得られるかもしれません。
で、そんなにすごいスキルを持っていない場合でも、日本語が話せる日本人であるという点が強みになるケースがあります。
それが日系企業の海外拠点での求人なんです。
海外拠点=現地法人、海外子会社、駐在員事務所、海外支店
日系企業の海外拠点には日本人駐在員がいるので、社内コミュニケーションをお互いにネイティブの日本語で話せた方が意思疎通はスムーズです。
また、顧客が同じく現地に進出している日系企業であることも多く、お客さんとのやりとりも日本語が話せることが強みになります。
なので、ネイティブレベルに外国語ができなかったり世界レベルのエンジニアでなくとも海外で必要としてくれるのは日系企業なんです。
つまり、海外勤務求人は日系企業の海外拠点から出てくるものを狙うべきなんです。

日系企業と取引が多いのは日系の転職エージェント
先ほど、海外勤務を狙うなら日系企業を狙えと述べました。
では、そうした日系企業の求人を数多く扱っているのがどこかというと、それは日系の転職エージェントなんです。
外資系エージェント=外資系企業のクライアントが多い
日系エージェント=日系企業のクライアントが多い
外資系エージェントの場合、コンサルタントが外国人であることも多く、日本語があまりできないこともあり、日系より外資系企業をメインでサポートしていたりします。
日系企業が外資のエージェントを嫌っているというケースも割とあります。
代表的な日系の転職エージェント
日本には数え切れないほどの転職エージェントがありますが、日系の転職エージェントの中で主なところは以下の通りです。
リクルートキャリア
doda
ジェイエイシーリクルートメント
パソナキャリア
マイナビエージェント
MSジャパン
for startups
セールスキャリアエージェント
ムービンストラテジックキャリア
アクシスコンサルティング
Aヒューマン
ちなみに、外資系の転職エージェントには以下のような会社があります。
ロバートウォルターズ
マイケルペイジ
ロバートハーフ
ヘイズリクルートメントスペシャリスト
アデコ
ランスタッド
知らない企業もあったのではないでしょうか?
エージェントにはそれぞれ特徴があるので、適当に登録していたのでは効率よく転職活動を進めることができません。

中小よりも大手を選ぶべき理由
日系企業の求人を紹介してらもうなら日系のエージェントを利用すべきというところまで説明しました。
でも、その中でも中小規模のところより大手のエージェントを選ぶべき理由が2つあります。
クライアント企業数が多い
一つ目がクライアント数。
海外勤務求人はそれほど沢山出てくるわけではありません。
100社に1社も出ないような求人です。
エージェントが一人で担当できる企業はせいぜい数十社。
一人で100社以上担当させるエージェントもあるようですが、それでは企業のことをほとんど理解できていないまま求人を紹介してくるので使うべきではありません。
個人でやっているエージェントの場合、1社も海外勤務求人を出さない可能性だってあります。
そうした海外求人が出ないリスクを減らすには、できるだけクライアント数が多いエージェントを使うべきで、そうなると必然的に大手のエージェントを選ぶことになります。
大手だと最低でも1万社以上のクライアントを抱えているので、少なからず海外勤務求人を抱えている可能性が高いです。
海外に拠点を持つような大企業との取引が多い
2つ目の理由が取引企業の属性です。
日系企業の海外拠点勤務の求人を狙うということは、海外に拠点を持っているほど大きな企業をクライアントとして抱えていることが絶対条件です。
それも、中国にだけ拠点を持っている中小企業より、トヨタのように世界中に拠点を持っている超大手企業と取引がある方が求人が出る可能性は高いに決まっています。
一方、そうした大手企業は使うエージェントをある程度大手どころに絞っていることが殆どです。
大手企業は採用数が多いので、登録者を多く抱える大手エージェントを使います。
中小のエージェントでは大企業のニーズに応え切れないんですね。
だから、日系で大手の転職エージェントを利用すべきなんです。
どの日系大手エージェントを使うべきか?
では日系の大手エージェントでどこを使えば良いのか。
それはこちらの記事で解説していますので参考にしてみてください。
