転職エージェント

転職エージェントを信用できない人へリスクと対策を解説

転職活動を成功させるにあたってエージェントを利用することはとても有効です。

私自身も元転職エージェントですし、自分の転職活動のときもエージェントを使って転職先を決めています。

 ※関連記事:私の転職活動体験談〜3社と面接して2社で内定を獲得した123日間の全記録〜

しかし、実際にはなかなかエージェントのことを信用できないという方がいることも事実。

エージェントを使うリスクと対策は後で詳しく述べますが、結論から言えばエージェント選びが超重要。

そして、個人的にはリクルートエージェントを使うことでリスクは抑えることができてオススメです。

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転職エージェントを使う不安やリスク

「エージェントを信用できない」と感じる背景にはエージェントを使うことで何らかのリスクがあると考えているからでしょう。

まずはエージェントを使うことで起こる可能性のあるリスクについて解説していきます。

個人情報を勝手に企業にばらまかれる

エージェントを使うリスクの一つとして個人情報の流出があります。

これは意図的なものと意図的でないものに分けることができます。

意図的でないものとしては「A社に田中太郎さんの書類を送るはずが間違えて田中花子さんの書類を送ってしまった」というようなミスの場合です。

エージェントは日々多くの企業に多くの人材をご紹介しているため、こうしたミスが起こる可能性があります。

次に意図的なケースとしては、「Aさんにはまだ求人を紹介してない企業だけど、先に企業に書類を送って選考してもらおう」というような場合です。

これは悪質で、ミスの場合と異なり多くの企業に個人情報がばらまかれてしまう可能性があります。

ブラック企業に転職させられてしまう

転職エージェントからブラック企業に強引に転職させられてしまうのでは?との不安を感じる人もいます。

単にエージェント側が企業のブラックな実態を知らなかった場合もありますし、知っていて紹介するケースもあります。

いずれにせよブラック企業に転職してしまうと精神や肉体的に不調をきたすことになり、その後の経歴にも傷をつけることになりかねませんのでできるだけ避けたいところですね。

リスクへの対策

エージェントは日系大手を選ぶ

個人情報をばら撒かれるリスクや強引にブラック企業に転職させられるリスクを防ぐためにできることとしては使うエージェントを選ぶことでおおよそ回避できます。

具体的にはリクルートエージェントのように日系の大手転職エージェントを使うようにすればこれらの問題は回避できる可能性が高く、逆に外資系や小規模のエージェントを利用するとリスクが高まります。

まず日系大手はプライバシーマークを取得しているなど、個人情報の取り扱いについてはかなり厳しいルールを遵守しています。

つまり、本人の同意を取らずに勝手に企業に履歴書を送るようなことはしません。

また、「間違えて別の人の履歴書を送ってしまった」というようなミスも発生するリスクが少ないです。

なぜなら、大手は社内システムがかなり進化しておりそうしたミスを排除できるような仕組みが出来上がっているからです。

一方、これが外資系や小規模のエージェントとなるとリスクが高まります。

まず、外資系のエージェントでは「応募する意思なんて確認していたら他のエージェントに先を越される」というスタンスのところが割とありますし、それでクレームになるケースも珍しくありません。(当然ですが)

また、小規模なエージェントでは求人や求職者を管理するシステムも日系大手ほど成熟しておらず、「間違って別の企業に履歴書を送ってしまった」のような人為的なミスが発生しやすい環境であることが多いです。

これらのリスクを回避するためには日系大手のエージェントを使うのが一番安心です。

私もリクルートエージェント、doda、パソナキャリア、マイナビエージェントに登録していましたがどこもトラブルなく安心して利用することができました。

ただ、当然利用するエージェントの数が増えるほど多少なりともリスクは上がっていきますので、心配な方はリクルートエージェントだけ使えばOK。

求人数が日本一なのと求人を探す機能が便利なのでオススメです。(私がメインで使ったエージェントでもあります。)

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もらった情報は自分でも検証する

ブラック企業に転職するリスクを避けるためには、エージェントからもらった求人情報やキャリアアドバイスなどの情報を自分でも検証してみることが重要です。

例えば、「この求人に転職すれば市場価値が物凄く上がります!」などと言われたとします。

それが本当かどうかを確かめるために、例えば転職会議やオープンワークのような口コミサイトでその企業で働いている人がどう感じているのかを調べてみるのも有効でしょう。

あるいは、リクルートエージェントの求人検索機能(※登録と面談を終えた人しか使えません)を使えばその求人で得られる経験を求める求人がどれくらいあるのか、その場合いくらくらいの年収が見込めるのかなど将来のキャリアを想定した情報収集をすることができます。

このように「エージェントを信用しすぎず自分でも調べる」というスタンスで転職活動をすればリスクは抑えられるはず。

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信用できるエージェントの特徴

リクルートエージェント以外の利用を検討する場合に、そのエージェントが信頼できるかどうかを見極める方法をいくつかご紹介していきます。

求人の紹介理由が明確

転職エージェントから求人を紹介された際、なぜその求人を自分に紹介したのか?という理由がきちんと明確になっていることは信用できるエージェントを見極める上で重要なポイントです。

特に大手のエージェントの場合には企業から数多くの候補者を紹介するよう圧力がかかっており、その数字目標達成のために誰にでも求人を紹介してくるケースがあるからです。

エージェントに登録する際には面談時に希望条件を伝えているはずですので、そうした自分のキャリアの展望を踏まえた上でなぜその希望に求人がマッチするのかを丁寧に説明してくれるエージェントはあなたのキャリアもしっかり考えてくれる人物と言えます。

紹介された求人企業への転職支援実績が豊富

紹介された求人企業に実際に転職支援をした実績があるかどうかも大事なポイントです。

取引開始から日が浅い企業だったりこれまでに転職支援に成功した実績がない場合にはどんな人材がその企業にフィットするのかエージェント側も分かっていません。

逆に、これまでに何名もその会社に転職させてきた実績があるエージェントであれば、その会社の内情やどんな人が合っていてどんな人がミスマッチなのかといった感覚値もしっかりと持っています。

ただし、ここで注意したいのがエージェント会社としては実績があるものの、自分を担当してくれている人自身には実績がないケース。

その場合には実績が豊富な担当者がすでに退職していたりして自分の担当者には求人企業の情報が蓄積されていない可能性もあるので、自分の担当者に実績があるかどうかを確認しておくと良いでしょう。

こちらからの連絡に対して返信が早い

最後に最も基本的なことですが、こちらから質問や何かしらの連絡をした際にスピーディに返信をしてくれるエージェントかどうかも重要です。

とにかく数をこなしていくだけというスタンスのエージェントは多数の候補者とコンタクトを取っているので自分への返信が遅くなったりすることがあります。

また、自分があまりそのエージェントにとって候補者として魅力的でない場合にも対応の優先順位を下げられてしまうことがあるので、そんな時にはすぐに他のエージェントに切り替えるようにしましょう。

それでも良い見つからなければ

自分で良いエージェントが見つけられないなら、エージェントを挟まずに企業からビズリーチのような転職サイトに登録して直接スカウトをもらうのを待つという方法もあります。

私もビズリーチを使ってましたがエージェントからのスカウトと企業からのスカウトを合計して400件以上のスカウトを1年でもらうことができましたのでオススメですよ。

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