・転職エージェントから求人の紹介は欲しいけど面談するのは面倒。
・エージェントから面談の案内が来たけど電話やZOOMでの面談でもいいの?
こんな疑問にお答えします。
転職活動をスタートさせるといきなり面倒なのが転職エージェントとの面談ではないでしょうか。
「忙しいのに、、」とか「なんか緊張する」という方もいらっしゃいます。
私は転職エージェントで働いていますが、求職者の方との面談は基本的に会社にご来社頂いて行うことが大半です。
でも、面談は電話やZOOMでも行えますので、もしオフィスに行くことが難しければ転職エージェントに電話やZOOMでの面談を依頼してみてください。

なぜ面談をする必要があるのか?
なぜ転職エージェントを利用するには面談をする必要があるのか説明していきます。
面談をする理由1:経験やスキルの確認
まずは経験とスキルの確認のためです。
面談より前に履歴書や職務経歴書が提出されていれば、そこからある程度は確認ができます。
しかし、「この部分についてもっと詳しく聞きたい」というようなことが出てくるため、面談の中で確認していくわけです。
中途採用市場では経験やスキルはかなり細分化して評価されます。
例えば、「営業職」の経験は以下の様に細分化されます。
法人向けなのか個人向けなのか、インバウンドなのかアウトバウンドなのか、インサイドセールスなのかフィールドセールスなのか、新規開拓か既存のフォローメインなのか、等
最低でもこれらが明確になっていないと、求人の応募要件を満たしているかどかは判断できません。

面談をする理由2:性格や外見など人物面の確認
続いてが性格や外見など人物面の確認です。
こちらも企業に紹介できるかどうか、という視点で見られることになります。
例えば、面談時に以下のような行動をとると「企業に自信を持って紹介できる人材ではない」と判断され、求人紹介数が減る可能性があります。
・面談に遅刻する(遅刻する際に事前連絡がなかったり、謝罪がなかったり)
・最初からタメ口
・タバコや香水の匂いがキツい
・服がヨレヨレ
上記に当てはまる人は、企業との面接でも同様の行動をする可能性があると判断されるため、転職エージェント側も慎重になります。
面談をする理由3:希望条件のすり合わせ
次に希望条件のすり合わせです。
希望を聞かずに紹介してしまうと無駄な求人紹介が増え、メールや電話の対応が大変になってしまいます。
そうした手間を減らすため、面談時にどんな求人であれば紹介して欲しいのかを伝えるのです。
【希望として伝えることの例】
・業界
・職種
・年収
・勤務地
・残業時間の多さ
・職位
ただ、重要な点としては希望した求人の応募要件を満たしていなければ、その求人は紹介されないということです。
あくまでも、自分の経歴から「応募できる求人」があり、そこから希望に合わせてフィルターをかけるイメージです。
ちなみに、転職エージェントによって扱っている求人は大きく異なります。
自分が希望する求人と出会うためには複数のエージェントを併用することも重要です。

電話やZOOMで面談するメリットとデメリット
冒頭で、面談は基本的に対面で行うと述べましたが、電話やZOOMで面談をするメリットとデメリットについて順番に説明していきます。
メリット
メリットは以下のように手間がかからない点が挙げられます。
・エージェントのところまで出向かなくて良い
・短時間で終わる
デメリット
一方、デメリットとしては以下のような点が挙げられます。
・エージェントに伝わるこちらの情報量が少ないため、紹介される求人の質が悪くなる
・関係性を築きにくく、良い求人が出たときに思い出してもらえない
・人間性が伝わりにくいため企業へのプッシュが弱くなり選考通過率が悪くなる
・通信環境が悪いとコミュニケーションがうまく取れない
面倒なら面談は電話で15分でOK
面談は対面の方がより多くの求人を紹介してもらえたり、より希望にマッチした求人を紹介してもらえる点でメリットが大きいです。
でも、面談が面倒で登録する気にならない、という方はそもそも求人を紹介してもらえるスタートラインに立っていません。
それなら電話で15分だけ自分の希望や経歴の説明をするだけで構いません。
まずは一歩だけ転職活動を始めてみてはいかがでしょうか。
転職に慣れていない方にオススメのエージェントはこちらの記事で紹介しているので参考にしてみてください。
