・アルゼンチンで働いてみたい!
・アルゼンチンの就労ビザや求人って?
アルゼンチンってどんな国?
アルゼンチンの首都はブエノスアイレス。
国土の大きさは日本の7倍以上、人口は約5000万人ほどの国です。
スペイン語が公用語として話されています。
アルゼンチンに拠点を作っている日系企業は67社(2017年時点)あり、現地に住んでいる日本人は1万人ちょっと。
日系企業の進出数は求人の見つけやすさに直結する重要な数字ですが、アジアと比べるとかなり少ない数字となっています。
ただし、ブラジルを除けば他の中南米諸国に比べるとまだ多い方という見方もできますね。
給与の支払いについては以下のように日本と異なる点もあります。
従業員に対する給与は、全額の20%までは物品、住居、食品での支払いが可能とされる。給与の支払いには、雇用主が労働者用の銀行口座を開設し、振り込む必要がある。
※出典元:ジェトロのHP
アルゼンチンの求人は?
アルゼンチンでの就業を目指す上で2種類の求人を知っておきましょう。
一つが海外現地採用求人、もう一つが海外駐在求人です。
応募要件のハードルを満たすのが簡単なのは現地採用求人の方ですが、アルゼンチンの場合にはすでに進出している日系企業の数がそれほど多くありません。
ということは、現地採用求人だけを狙っているとチャンスが少なくなることを意味しています。
アルゼンチンで働くチャンスを最大化させるには、現地採用と駐在求人のどちらにもアンテナを張っておくことをお勧めします。
アルゼンチンの就労ビザは?
アルゼンチンで働きたいなら、現地で働く許可(=一般的に就労ビザと呼ばれるもの)を貰わなければなりません。
アルゼンチンでは以下のようにビザが分かれていますが、普通のビジネスパーソンとして現地で働く場合にはテンポラリービザの取得を目指すことになるはずです。
- ・パーマネント
永住を目的として3年以上(メルコスール諸国および準加盟国の国籍のものは2年以上)テンポラリービザで滞在したアルゼンチン人の家族、もしくはパーマネント許可居住者の家族や外交官などが取得できる。 - ・トランジット
観光、医療処置、投資市場調査、季節労働等を対象としている。 - ・テンポラリー
専門的活動(工業、商業、ビジネス、科学、文化、スポーツ等)、投資家、学生、宗教、契約を有する労働者、年金生活者を対象とする。生産、商業、サービスなどが目的の投資家は、3年の滞在許可が得られる。
アルゼンチンで働くためにまずすべきことは?
アルゼンチンで働く上では先ほど述べたように現地採用求人と本社から派遣される駐在求人とに分けて考える必要があります。
それぞれの求人ごとに適切な探し方が異なるのでご紹介しておきます。
現地採用求人を探す方法
現地採用求人を狙うなら以下の3つ方法があります。
・日系企業の現地法人に直接問い合わせる
・現地に進出している転職エージェントに登録する
・転職サイトに登録して求人を探す
しかし、現地に進出している日系の転職エージェントがないことから、エージェント経由で現地採用求人を紹介してもらうことは難しいと思います。
なので、直接現地法人に問い合わせるか転職サイトに登録するのが良いでしょう。
とは言え、アルゼンチンへの進出企業数は決して多くないことから、全ての企業にアプローチしたとしてもそのタイミングで運よく採用を考えている可能性は高くないため、転職サイトも並行して活用しましょう。
転職サイトは複数登録しておいて損はありませんが、もし1つに絞るなら一番求人が多く集まるサイトに登録しておくべきでしょう。
転職サイトはリクナビネクストが国内最大手なのでお勧めです。
最近ではビズリーチも人気が出ていますが、ビズリーチの集客ターゲット上の問題から、海外現地採用求人の取り扱いがないのでリクナビの方がお勧めです。
アルゼンチン駐在求人を探す方法
また、駐在求人は日系企業の日本本社が求人の発注者になるので、駐在求人を探すのであれば以下の3パターンが考えられます。
・日系企業の日本本社側に問い合わせる
・日系の転職エージェントに登録する
・転職サイトに登録する
このうち、日系企業に問い合わせる方法については現実的ではありません。
国内だけで200万社あると言われている中で、アルゼンチンへの進出計画のある企業へピンポイントにアプローチする方法がなく、流石に手間がかかりすぎます。
駐在求人を狙うのであれば、転職サイトか転職エージェントの利用に絞られますが、この場合転職エージェントの方がオススメです。
海外駐在求人は経営戦略に関わる重要なポジションであるため、転職サイトのようなオープンなばではなく対象者を絞ったクローズドな場で紹介されるのが一般的だからです。
海外案件に強い転職エージェント選びのポイント
海外案件に強い転職エージェントである条件は以下の3つです。
海外勤務求人に強いエージェント選びのポイント
①日系であること
②大手であること
③海外拠点を持っていること
これらの条件を満たす転職エージェントはいくつかありますが、最もオススメなのはリクルートエージェント。
業界最大手であり、求人数も転職支援実績も1位です。そしてそれは海外案件も例外ではありません。
海外案件は全体で見ると非常に少数。だからこそより多くのクライアント企業を抱えるエージェントを利用し、貴重なチャンスをとりこぼさないようにすることが重要です。
詳しくは【レビュー】リクルートエージェントを使うメリットとデメリットを解説を参考にしてみてください。