・コロンビア共和国で働いていみたい!どんな求人があるの?
・どうやって求人を探せば良いの?
こんなお悩みを解消していきます。
結論から言えば、コロンビアは企業の進出がまだそれほど進んでおらず、求人を探すのに苦労する国です。
現地の企業に直接問い合わせるか、転職エージェントを利用して求人情報が入ってくるようにしましょう。
詳しく解説していきます。
コロンビア共和国勤務に関わる基本データ

まず、コロンビア勤務の求人を探す前に知っておく必要がある情報を押さえておきましょう。
国名:コロンビア共和国
首都:ボゴタ
人口:5000万人
公用語:スペイン語
日系企業の進出数:55社
※出典元:ジェトロ
コロンビアはスペイン語が話されています。
ビジネスの世界ではどの国でも英語が共通語ですが、新興国の場合にはある程度現地の公用語が話せないと仕事にならない場合があるので注意しましょう。
続いて日系企業の進出数。
日系企業の進出数は求人の見つけやすさと大きく関わってくるので、多ければ多いほど良いです。
また、人口も注目すべきです。
今後日系企業が進出するかどうかの判断材料として、自社の商品を売る相手がどれくらいいるのかの目安になります。
5000万人という数字は決して少なくありませんので、将来的に多くの日系企業が進出していく可能性を秘めていると言えるでしょう。
コロンビア共和国勤務の求人は?

コロンビア勤務の求人にはどのようなものがあるのでしょうか。
Indeedで「コロンビア 求人」と検索してみると、次のような求人が出てきます。
1:アパレルブランド「コロンビア」での勤務(日本勤務。ブランド名で一致してしまっており検索結果の9割はこれ。)
2:海外営業(日本勤務。営業先の国の一つとしてコロンビアの記載がありヒットしている。)
このように、全然コロンビア勤務とは関係のない求人しか見つかりません。
ただし、後で述べますが見つからないだけで実際には募集されているケースがあり、その場合には以下のような求人が出ている可能性があります。
1:コロンビア拠点立ち上げスタッフ(通訳や事務)
2:コロンビア工場の品質管理、生産管理
3:コロンビア販売会社での営業
4:コロンビア拠点の社長
このような求人がなぜ検索しても見つからないのか説明しますね。
コロンビアの求人が見つからない理由

なぜコロンビアの求人はこんなにも見つけられないのでしょうか。
理由は2つあります。
日系企業があまり進出しておらず求人数が少ない
前半にも紹介しましたが、コロンビア共和国にはまだ進出している企業が少なく、それに比例して求人数も多くありません。
ジェトロによると、コロンビアに進出している日系企業の数は55社。
ちなみに中国に進出している企業は3万社!求人の見つけやすさの違いがわかると思います。
日本人にとっては日系企業の現地法人(海外拠点)が主な雇用元となるため、進出企業数が少ないのは求人を探す上で大きなネックとなります。
ただし、将来的に日系企業の進出が盛んになってくれば、拠点の立ち上げ要因の募集が積極的に始まります。
立ち上げ期の採用が最も採用のハードルが低くなっているので、比較的受かりやすく狙い目です。
求人が公開されることなく採用される
企業にとっては経営戦略上重要なポジションの採用はあまり公にしたくありません。
海外拠点の設立に伴う採用など、海外拠点に関わる採用は競合に知られたくない企業が多いんです。
その結果、求人広告のような誰でも見ることが出来るオープンな場で採用せず、応募条件を満たす特定の人物にだけ求人を紹介することで内密に採用活動が行われるのが一般的。
なので、ネット上で「コロンビア 求人」などと検索しても見つからないんですね。
コロンビア勤務の求人の見つけ方

貴重なコロンビア勤務のチャンスを見つけるには2つ方法があります。
それが、現地法人に直接問い合わせる方法と海外に強い転職エージェントに登録する方法です。
コロンビア勤務求人を見つける方法は2つ
①コロンビアの企業に直接問い合わせる
②海外案件に強い転職エージェントに登録して求人紹介を依頼する
現地企業に直接問い合わせる
まず、コロンビアの企業に直接問い合わせる方法。
現地の企業をリストアップし、企業ホームページの採用問い合わせフォームなどから応募したい旨とレジュメを送付して連絡を待つ、という昔ながらのやり方です。
・丸紅
・住友商事
・日清
・トヨタ
など
ホームページ上では「募集していません」と書いてあったり、そもそも採用ページを作っていない企業も多いと思います。
でもそれは単に更新していないだけというケースや、裏では転職エージェントに採用を依頼しているケースもあるのでやってみる価値はあると思います。
海外案件に強い転職エージェントを利用する
続いてが転職エージェントを使うやり方。
海外勤務求人を探すなら転職サイトよりも転職エージェントがオススメです。
理由は先ほども述べたとおり、海外関連の求人が企業が内密に採用活動を行うことが多いからです。
先ほども書いたように、企業としては海外拠点の戦略が外部に出ないように転職エージェント経由でこっそりと採用活動を行うことがよくあります。
なので、転職エージェントに登録しておき、コロンビア勤務の案件が出てきたら紹介してもらえる状態にしておくのです。
とはいえ、どのエージェントでも良いわけではありません。
コロンビア勤務求人を狙うなら、海外案件に強い転職エージェントを利用しなくては意味がありません。
海外案件に強いエージェントは後ほどご紹介しますが、まず先にエージェント経由で海外勤務を目指す場合の注意点を知っておいてください。
転職エージェントを利用する際の注意点
転職エージェントを使う際の注意点は1つだけ。
登録や面談のタイミングで「コロンビア勤務しか考えていません」と伝えるのは絶対にやめましょう。
エージェントは今どこも人手不足で、年々増加する転職相談全てに等しく対応することが難しい状況です。
「コロンビア勤務求人」というほとんど市場に出てこない求人へのこだわりを感じさせてしまうと、サポートを受けられないリスクがあるのです。
希望する求人がピンポイントすぎるとサポートの優先順位が下げられてしまうので注意。
登録時や面談時には希望勤務地を間違いなく聞かれます。
希望勤務地を聞かれたら「コロンビア勤務が第一希望ですが、幅広く検討可能です」と伝えるようにしてください。
希望に合わない求人も多く紹介されることになると思いますが、それはスルーすればOKです。
海外案件に強い転職エージェント選びのポイント
海外案件に強い転職エージェントである条件は以下の3つです。
海外勤務求人に強いエージェント選びのポイント
①日系であること
②大手であること
③海外拠点を持っていること
これらの条件を満たす転職エージェントはいくつかありますが、最もオススメなのはリクルートエージェント。
業界最大手であり、求人数も転職支援実績も1位です。そしてそれは海外案件も例外ではありません。
海外案件は全体で見ると非常に少数。だからこそより多くのクライアント企業を抱えるエージェントを利用し、貴重なチャンスをとりこぼさないようにすることが重要です。
詳しくは【レビュー】リクルートエージェントを使うメリットとデメリットを解説を参考にしてみてください。