海外勤務

【海外転職】スリランカで働きたい人のための就労ビザと求人の話

スリランカ
この記事はこんな人向け

・スリランカで働くにはどうすればいいの?

・スリランカの就労ビザや求人って?

こんな疑問にお答えします。

海外で働く上では就労ビザを取る必要がある点と、求人の探し方にコツがいるという点に注意しなくてはなりません。

当然、スリランカもその例外ではありません。

私は転職エージェントに勤務しており、海外案件に携わってきました。

今回はその経験をもとにシェアさせて頂きますが、求人の探し方のみを早く知りたいという方はこちらの記事を読んでみてください。

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スリランカってどんな国?

スリランカの基本情報から抑えましょう。

国名:スリランカ民主社会主義共和国

首都:スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ

人口:2000万人

面積:およそ日本の6分の1程度

公用語:シンハラ語、タミル語

日系企業の進出数:130社

※出典元:ジェトロのホームページ

日系企業の進出数は求人の見つけやすさと大きく関わってくるのでかなり重っような数字です。

130社というのは、アジアの中ではかなり少ない部類ですが、アフリカ諸国と比べると比較的多い方というくらいの位置づけです。

求人を比較的探しやすくなる目安としては1000社程度必要なので、130社だと転職活動の長期化を覚悟する必要が出てきます。

進出企業数と進出した時期が求人数を決める重要な要素。

立ち上げ期ほど求人は出やすい。

スリランカの場合、人口が2000万人と他の国と比べて少ないことから、企業にとってはわざわざ拠点を作るほど市場が大きくならないと考えるところが多いはずです。

人口が少なく資源にも乏しい国が今後進出企業数を増やすためには、シンガポールや香港のように政府が外資に有利な政策を取ることが必須です。

また、周辺国へのアクセスの良さも重要なファクターになってきます。

スリランカはインドの南に位置していますので、インド市場を攻略する上でスリランカに拠点を置くという戦略を企業が取れるような税制や外資規制の撤廃などが行われれば今後進出する企業が増える可能性はあります。

スリランカの求人は?

私は転職エージェントで数多くの海外勤務求人に携わってきましたが、それでもまだスリランカ勤務の求人には出会ったことがありません。

それくらい貴重ということですね。

もしスリランカ勤務の求人を探すのであれば、まず2つの雇用形態による求人の違いを知っておきましょう。

一つが海外現地採用求人、もう一つが海外駐在求人です。

スキルに自信がない方にとっては比較的応募要件が緩い現地採用求人の方がチャンスが多いと思います。

後ほど、それぞれの求人の探し方を紹介します。

スリランカの就労ビザは?

働くには現地での在留許可(レジデンス・ビザ)を得る必要があります。

基本的には18歳~60歳というのが年齢条件となるようですが、特別な事情があれば60歳を超えても発行される場合があるようです。

駐在員として派遣される場合であれば問題なくビザは取れると思いますが、現地採用の場合にはビザの要件がやや複雑になるので、自分のスキルや経験でビザがおりそうかどうかはエージェントに聞いた方が良いでしょう

スリランカで働くためにまずすべきことは?

チャンスを最大化させる上では現地採用求人と駐在求人をそれぞれ適切な方法で探す必要があります。

それぞれ最適な探し方を順番に紹介していきますね。

現地採用求人を探す方法

まず、現地採用求人を探す方法には大きく3つあります。

・日系企業の現地法人に直接問い合わせる

・現地に進出している転職エージェントに登録する

・転職サイトに登録して求人を探す

しかし、スリランカに関しては現地に進出している日系の転職エージェントがないことから、エージェント経由で現地採用求人を紹介してもらうことは難しいと思います。

なので、直接現地法人に問い合わせるか転職サイトに登録するのが良いでしょう。

転職サイトは複数登録しておいて損はありませんが、もし1つに絞るなら一番求人が多く集まるサイトに登録しておくべきでしょう。

転職サイトはリクナビネクストが国内最大手なのでお勧めです。

最近ではビズリーチも人気が出ていますが、ビズリーチの集客ターゲット上の問題から、海外現地採用求人の取り扱いがないのでリクナビの方がお勧めです。

スリランカ駐在求人を探す方法

一方、スリランカ駐在求人を探す上では以下の3つの方法があります。

・日系企業の日本本社側に問い合わせる

・日系の転職エージェントに登録する

・転職サイトに登録する

このうち、日系企業に問い合わせる方法については現実的ではありません。

国内だけで200万社あると言われている中で、スリランカへの進出計画のある企業へピンポイントにアプローチする方法がなく、流石に手間がかかりすぎます。

駐在求人を狙うのであれば、転職サイトか転職エージェントの利用に絞られますが、この場合転職エージェントの方がオススメです。

なぜなら、海外駐在求人は経営戦略に関わる重要なポジションであるため、転職サイトのようなオープンな場ではなく対象者を絞ったクローズドな場で紹介されるのが一般的だからです。

海外案件に強い転職エージェントである条件は以下の3つです。

海外勤務求人に強いエージェント選びのポイント

①日系であること

②大手であること

③海外拠点を持っていること

これらの条件を満たす転職エージェントはいくつかありますが、最もオススメなのはリクルートエージェント。

業界最大手であり、求人数も転職支援実績も1位です。そしてそれは海外案件も例外ではありません。

海外案件は全体で見ると非常に少数。だからこそより多くのクライアント企業を抱えるエージェントを利用し、貴重なチャンスをとりこぼさないようにすることが重要です。

詳しくは【レビュー】リクルートエージェントを使うメリットとデメリットを解説を参考にしてみてください。