海外勤務

転職してフィンランドで働く方法は?求人の探し方を教えます

finland
この記事はこんな人向け

フィンランドで働いてみたい!どこで求人を探せば良いの?

こんな疑問にお答えしていきます。

フィンランドはまだまだ企業の進出が少ないこともあり、求人は極めて少ないのが現状です。

その貴重なチャンスを逃さないようにするには、現地企業に直接問い合わせるか、海外案件に強い転職エージェントの力を借りるのがオススメです。

詳しく解説していきます。

フィンランドの求人について

フィンランドでの勤務先

フィンランド勤務の求人をネットで検索してもほとんど情報が出てきません。

「フィンランド 求人」とネット検索してみると、Indeedでいくつかヒットしましたが、詳細を見てみるといずれも日本勤務のものばかりです。

フィンランド語を生かした求人

まだまだ現地で働けるチャンスが多いとは言い難い状況ですね。

フィンランドの求人が見つからない理由

フィンランドで働いた夜に見えるオーロラ

なぜフィンランドの求人はこんなにも見つけられないのでしょうか。

理由は2つあります。

日系企業があまり進出しておらず求人数が少ない

外務省によると、フィンランドに進出している日系企業の数は212社あります(2018年時点)。

これはアフリカ諸国と比べると多い部類に入りますが、それでもいつでも求人を見つけられるほど多くもありません。

日本人にとっては日系企業の現地法人(海外拠点)が主な雇用元となるため、進出企業数が少ないのは求人を探す上で大きなネックとなります。

フィンランドは人口が500万人程度しかおらず市場としてあまり大きくないことから、企業が拠点を作るメリットが現時点では乏しいんでしょうね。

ただし、香港やシンガポールのように人口が少なく資源が乏しくとも、外資を積極的に受け入れることで経済成長を果たした国もあります。

フィンランドが今後そのような政策を打ち出すのであれば、進出する企業が増える可能性は十分にあるでしょう。

その際には拠点の立ち上げに際して外部から人材を採用する動きも活発になることでしょう。

ちなみに中国に進出している企業は3万社!求人の見つけやすさの違いがわかると思います。

求人が公開されることなく採用される

企業にとっては経営戦略上重要なポジションの採用はあまり公にしたくありません。

海外拠点の設立に伴う採用など、海外拠点に関わる採用は競合に知られたくない企業が多いんです。

その結果、求人広告のような誰でも見ることが出来るオープンな場で採用せず、応募条件を満たす特定の人物にだけ求人を紹介することで内密に採用活動が行われることがあるんです。

なので、ネット上で「フィンランド 求人」などと検索しても見つからないんですね。

フィンランド勤務の求人の見つけ方

フィンランド勤務求人が隠されている場所

フィンランドで働けるチャンスは決して多くありません。

貴重なフィンランド勤務のチャンスを見つけるには2つ方法があります。

それが、現地法人に直接問い合わせる方法と海外に強い転職エージェントに登録する方法です。

フィンランド勤務求人を見つける方法は2つ

①フィンランドの企業に直接問い合わせる

②海外案件に強い転職エージェントに登録して求人紹介を依頼する

現地企業に直接問い合わせる

まず、フィンランドの企業に直接問い合わせる方法。

これは、現地の企業をリストアップし、企業ホームページの採用問い合わせフォームなどから応募したい旨とレジュメを送付して連絡を待つ方法です。

ホームページ上では「募集していません」と書いてあったり、そもそも採用ページを作っていない企業も多いと思います。

でもそれは単に更新していないだけというケースや、裏では転職エージェントに採用を依頼しているケースもあるのでやってみる価値はあると思います。

海外案件に強い転職エージェントを利用する

続いてが転職エージェントを使うやり方。

海外勤務求人を探すなら転職サイトよりも転職エージェントがオススメです。

理由は企業が内密に採用活動を行うことが多いから。

先ほども書いたように、企業としては海外拠点の戦略が外部に出ないように転職エージェント経由でこっそりと採用活動を行うことがよくあります。

なので、転職エージェントに登録しておき、フィンランド勤務の案件が出てきたら紹介してもらえる状態にしておくのです。

とはいえ、どのエージェントでも良いわけではありません。

フィンランド勤務求人を狙うなら、海外案件に強い転職エージェントを利用しなくては意味がありません。

転職エージェントを利用する際の注意点

転職エージェントを使う際の注意点が1つだけあります。

登録や面談のタイミングで「フィンランド勤務しか考えていません」と伝えるのは絶対にやめましょう。

エージェントは今どこも人手不足で、年々増加する転職相談全てに等しく対応することが難しい状況です。

「フィンランド勤務求人」というほとんど市場に出てこない求人へのこだわりを感じさせてしまうと、サポートを受けられないリスクがあるのです。

登録時や面談時には希望勤務地を間違いなく聞かれます。

希望勤務地を聞かれたら「フィンランド勤務が第一希望ですが、幅広く検討可能です」と伝えるようにしてください。

希望に合わない求人も多く紹介されることになると思いますが、それはスルーすればOKです。

海外案件に強い転職エージェント選びのポイント

海外案件に強い転職エージェントである条件は以下の3つです。

海外勤務求人に強いエージェント選びのポイント

①日系であること

②大手であること

③海外拠点を持っていること

これらの条件を満たす転職エージェントはいくつかありますが、最もオススメなのはリクルートエージェント。

業界最大手であり、求人数も転職支援実績も1位です。そしてそれは海外案件も例外ではありません。

海外案件は全体で見ると非常に少数。だからこそより多くのクライアント企業を抱えるエージェントを利用し、貴重なチャンスをとりこぼさないようにすることが重要です。

詳しくは【レビュー】リクルートエージェントを使うメリットとデメリットを解説を参考にしてみてください。