dodaってよく聞くけど実際のところどうなの?
dodaを使うメリットやデメリットが知りたい!
転職活動したいけどどのエージェント使おうか迷ってる
こんな疑問を解決します。
同業の転職エージェントで働く私が実際に登録から面談、求人紹介までしてもらってきたのでその体験談をご紹介していきます!

doda(デューダ)とはパーソルが運営する転職エージェントサービス
dodaは、一言で言えば人材大手パーソルの転職支援用のブランドのことです。
運営元のパーソルは、「ニッポンの人事部長!」って内村さんがCMやってた会社です。

元々はインテリジェンスという会社とテンプスタッフという会社が一緒になってできた会社なので、まだパーソルという名前になってからは日が浅いですが、人材紹介(転職支援)ビジネスの世界では超大手です。
dodaは転職サイトの一面も持っていますが、今回はエージェントサービスの紹介です。

「働いて笑おう」をスローガンに掲げており、転職支援以外にも人材領域のサービスはほぼ全てやっていると言ってもいいくらい幅広くカバーしています。
パーソルは、同社が無くなったら日本の多くの会社が困るくらい人材採用に関するインフラを提供している超大手企業
dodaの評判
同じ業界にいると、dodaの評判がいろいろ聞こえてくるものです。
それこそ、当社に転職相談にきている人の3割〜4割はdodaも利用していますのでどんな感じか聞くのですが、大体以下の2つに集約されます。
・紹介される求人数がとにかく多い
・希望と違う求人を紹介される
後で説明しますが、紹介求人数はdodaの最大の強みです。
20代であればまだ未経験の業界や職種にもチャレンジできるので、その分紹介される求人数も多くなります。
その結果、希望業界が明確になっている人からすると希望以外の求人も紹介されて嫌な思いをする人もいるようです。
dodaの悪い評判について知りたい方はdodaの悪い評判が的外れな理由とは?デューダの賢い使い方を解説しますをお読みください。
dodaに登録する方法
dodaの利用登録にあたってまずは同社のトップページから会員登録を済ませます。
登録が終わってしばらくすると同社から電話がかかってきて面談日時の調整をします。
面談日時の調整は面談してくれる人とは別の人からかかってきました。
電話で日程調整が終わると、面談日確定のメールが届きます。

↓こちらから登録できます。
キャリアアドバイザーとの面談した時の感想
丸の内に本社ビルがあり、そこで受付を済ますと、サービス案内の資料が入った封筒をもらい、面談室に案内されます。
写真は面談室でキャリアアドバイザーの方が来るまでの待ち時間に撮りました。

dodaでは分業制をとっており、転職希望者を担当する人(キャリアアドバイザー:通称CA)と、企業から求人をもらってくる担当者(リクルーティングアドバイザー:通称RA)を役割として分けています。
大手総合型のエージェントは基本的に分業制
それに対して中小規模のエージェントでは両面型と言って、企業側も候補者側も一人でどちらも担当する体制をとっています。
両面型のメリットは企業の深い情報まで教えてくれる点にあるのです。
しかし、両面型のエージェントは企業側の立場に立って仕事をするスタンスであることが多く(お金をもらうのは企業からなので仕方ありませんが)、転職希望者の立場から見ると対応に不満が出ることもあるのがデメリットです。
他社ではエージェントが入れたい企業を強引に進めるケースもあると聞きます。
一方、dodaのように分業制のところのメリットはキャリアアドバイザーは完全に人材側の立場で仕事をしてくれるので、転職希望者に寄り添ったサービスを期待できる点にあります。
分業制のメリットはキャリアアドバイザーが転職希望者に寄り添ってくれること。
ただし、これはあくまでも仕組み上そういう傾向がある、というだけでキャリアアドバイザーの質が良いかは別問題。
dodaとの面談日程調整の際に電話をかけてきたのは若い女性でしたが、アルバイトなのか敬語の使い方もおぼつかず不慣れな印象だったので、正直言って面談に出てくるキャリアアドバイザーも微妙なんでしょ?って思っていました。
dodaさん!コールセンターで損してますよ!
実際、事前アンケートで「当日の面談で期待することはなんですか?」という項目があり、キャリアアドバイスという項目もあったのですが、そこには全く期待していなかったので、「求人紹介だけで結構です」と素っ気なく返信してしまい反省。
しかし、実際に面談室に入ってきたのは私より業界経験豊富なベテラン!
一通り今の状況や転職の希望条件を伝えると、「私はお話を伺って〜〜みたいな求人が合うのかなと思ったんですけど、それって○○さん(私の名前)と同じ目線で考えられてますか?」と、あちらから提案しつつもこちらへの配慮まで怠らない心配り。
普通に満足のいく面談をしてもらえました。
面談の最初はサービスや利用規約的な説明が行われるのが普通ですが、私の場合競合に勤めているということもあり、「説明要らないですよね?笑」と省略されました。
それでも80分くらい面談に時間をかけてこちらの状況を深く理解してくれようとしてくれた姿勢にとても誠意を感じます。
dodaを使うメリット
紹介される求人数が業界トップクラスに多い
面談が終わると、私の経験や希望に合わせた求人が随時紹介されるようになりました。
特定の業界や職種に特化せず幅広く扱う大手総合型のエージェントというだけあり、紹介される求人数が他のエージェントに比べると多いのがメリットですね。
求人数は公開求人だけで6万件(2020年5月現在)!
中小エージェントだとせいぜい1000件程度なので圧倒的です。
キャリアアドバイザー経由の紹介求人
下の写真が、面談後に随時送られてくる求人画面です。
紹介される求人は私の経験や伝えた希望条件に沿ってある程度フィルターをかけてもらっているので、求人サイトに比べて探すのが楽で良いですね。
おそらくキャリアアドバイザーの方が個別に探しているのではなく、面談した結果をもとに自動的にフィルターがかけられたものがマッチングされて送られてくる感じだと思いますが、紹介してもらえる求人は希望に近いものが多く精度が高めです。

キャリアアドバイザー以外からの紹介求人
dodaの特徴として、キャリアアドバイザー以外からも求人の紹介が来るという点が挙げられます。
先ほどdodaは分業制だと紹介しましたが、企業担当のコンサルタントが自分の担当企業に合いそうだと思ったらそのコンサルタントからも求人の紹介メールが届くようになっているんです。
たまたまかもしれませんが、企業担当からくる求人は大手企業の求人が多い印象ですね。

パーソルの他のサービスと併用ができる
パーソルはdodaに限らずいろんな転職サービスを展開しています。
なので、最初にdodaに登録する際、他のサービスも同時に登録することいができるんですが、登録しておくとより幅広い求人を紹介してもらえます。
私はiXというハイクラス向けのサービスと、Bilingual Recruitment Solutionsというグローバル人材向けのサービスにも登録していますが、どっちもdodaとは異なる切り口で求人を紹介してくれるので助かってます。
いろんな求人を紹介してもらうならdoda登録時に他のサービスにも同時に登録しておこう
dodaを使うデメリット
希望と一致しない求人も幅広く紹介される
dodaを利用するデメリットの一つが、マッチング精度が低い場合があるということ。
dodaは大手総合型のエージェントとして幅広い求人を扱っているので、かなりの数を紹介されます。
その結果、希望していない業界や職種の求人も数多く紹介されることになる点がデメリットの一つでしょう。
ただ、私が実際に使った印象としては、キャリアアドバイザーが選定してくれる求人のマッチ度は高かったです。
希望業界についてアドバイスを貰えない可能性が高い
もしあなたが行きたい企業や業界があったとしても、キャリアアドバイザーはその企業に精通している可能性が低いため、あまり具体的なアドバイスや情報をもらうことはできないでしょう。
大手なのでキャリアアドバイザーの知識は広く浅い傾向があります。深い情報を求めるなら特化型エージェントがオススメ。
行きたい企業が明確なのであれば、その企業と関係性の深いエージェントを探して登録する方がいいかも知れません。
その方が深い情報をもらえますし、内定に至る可能性も高いと言えます。
特化型のエージェントについては以下の記事で解説しています。

dodaからのメール量が多い
dodaから毎日大量のメールが届く点もデメリットの一つ。
・メルマガ
・担当のコンサルタントによる求人紹介
・企業担当のコンサルタントからの求人紹介
・企業からの面接確約オファーの案内
・新着求人のお知らせ
毎日10通以上は届くので、重要なメールを見落としてしまう可能性もあります。
気になる人はメルマガだけでも配信停止にしておくと良いでしょう。

結論:転職を考えている人は全員使うべきエージェント
今回初めてdodaを利用してみましたが、正直言って予想以上に良いサービスでした。
デメリットも挙げましたが、無料で使えるし求人も多いし経験豊富なアドバイザーもいるしでメリットの方が圧倒的に大きいです。
実際に利用してみないと分からないものですね。
もし転職を検討されているのであれば間違いなく登録しておくべきサービスです。
こちらから登録できるので、まずは面談に行ってキャリアアドバイザーに相談しみて下さい。
他の人の利用体験談や口コミについて知りたい方はこちらの記事からご覧ください。
https://careertenshoku.com/doda-comment/また、転職エージェントは複数登録しておくことで、キャリアの可能性を広げることができます。
以下の記事も参考にしてみてください。

