転職エージェント

転職したい企業が明確ならブティック型エージェントがオススメな理由

特化型の転職エージェントは内定への近道
本記事が解決する疑問や悩み

ブティック型のエージェントって何?

自分にあった転職エージェントの選び方が分からない

本記事の内容

大手総合型のエージェントよりも特定の業界や職種の転職事情に精通しているのがブティック型(=特化型)のエージェントです。

特化型エージェントを使うメリットやデメリット、代表的な特化型エージェントをご紹介していきます。

本記事の信頼性

私自信が転職エージェントで勤務していますので、ブティック型を使うメリットを皆さんにシェアさせていただきます。

ブティック型エージェントとは?

ブティック型の転職エージェントは特化型エージェントとも呼ばれ、特定の業界や職種での転職を専門的にサポートしている転職エージェントです。

例えば管理部門特化型、外資系企業特化型、営業職特化型、ベンチャー企業特化型、IT業界特化型などがあります。

これに対して、いろんな業界や職種を幅広く紹介してくれるエージェントは大手総合型のエージェントと呼ばれています。

知名度が高いのは大手総合型ですが、世の中にはニッチな領域に特化しているエージェントがその数百倍も存在します。

それぞれに長所と短所があるため、あなたに合った転職エージェントを使い分けることが必要です。

ブティック型を使うメリット

特化型の転職エージェントを使うメリットについて具体的に解説していきます。

自分の経歴や希望へのマッチ度が高い求人を紹介してくれる

ブティック型のエージェントを使うメリットの一つが紹介される求人のマッチ度が高いことです。

例えば、大手総合型のエージェントだと幅広い業界をカバーしている分、たくさん求人は紹介してもらえるのですが、コンサルタントがあまりこちらの経験している業界や職種について理解していないケースがあります。

一方、特化型のエージェントはあなたと同じような経験を積んだ人材のサポートを専門で行なっていますので、どんな求人の合格率が高いかも熟知していますし、あなたの希望もよく理解してもらえることでしょう。

例えば、SEの人がIT業界特化型のエージェントを利用する際には、SE出身のコンサルタントが担当につくケースがあったり、SE求人を専門で担当している人が担当についてくれるので、こちらの状況や希望をよく汲み取ってもらうことができます。

企業との関係性が強く書類選考や面接の通過率が高い

転職エージェントは求人を紹介してくれるだけだと思うかもしれません。

しかし、実は同じ求人でもどのエージェント経由で応募するかによって合格率は大きく異なってきます

特化型のエージェントに勤務するコンサルタントは、企業のニーズやあなたの強みをを深くまで理解した上であなたを企業に推薦してくれます。

企業からの信頼が厚いコンサルタント経由なら内定率は大手エージェントの5倍くらいは高いです。

どんなスキル・性格の人が受かる/受からないということをよく理解しているので、そもそも受かりそうにない人にはその求人を紹介しないということでもあります。

その結果、一度は企業が書類選考で不合格とした場合でも「いや、この人はこんな点で御社にフィットしていますので面接してください。」のようにプッシュして内定まで持って行けることもあるんです。

企業との関係性が濃いぶん、「そのコンサルタント経由で企業に紹介された人材は書類選考免除」なんてケースも珍しくありません。

それは「そのコンサルタントの目利きで紹介してくれた人なら安心だ」と企業も信頼してるからなんですね。

こうした深い関係性は大手総合型のコンサルタントには真似できない芸当です。

企業の特徴や内情を詳しく教えてくれる

先ほどと関連しますが、企業と深い関係性を築いている分、その企業の内情も深くまで知っているのが特化型エージェントの強みです。

例えばネットでは評判が悪い会社でも、「実は最近社長が変わって、その社長になってからは離職0です」みたいなことを教えてもらえます。

求人票だけ見てもイメージがつかないこともありますが、実際に企業とコミュニケーションを取っているコンサルタントから情報をもらえるのなら応募するか否かの検討材料としては十分でしょう。

ブティック型を使うデメリット

続いて、特化型の転職エージェントを使うデメリットを紹介していきます。

紹介される求人数が少ない

ブティック型のエージェントを使うデメリットの一つが紹介求人数の少なさです。

大手総合型と違って一つの企業に深く入り込む分、クライアントとして抱えられる企業数が多くありません。

また、そもそも何かしらの領域に特化しているので、その領域外の求人を扱わないことから必然的に求人数は少なくなります。

例えば、金融業界に特化した転職エージェントに登録した場合、IT業界の求人を紹介してもらうことはありません。

イメージですが、大手総合型のエージェントから500件求人を紹介してもらえるとすると、特化型は10件くらいのイメージです。

それくらいクライアントの数を絞り、こちらの経験や希望条件からさらに紹介する求人を絞ってサービスを提供しているのです。

求人ごとに担当が異なるので色んな人から連絡が来る

特化型のエージェントは両面型といって、一人のコンサルタントが企業も転職希望者も両方担当する体制をとっています。

一方、大手は分業型と言って候補者を面談する担当と企業から求人をもらってくる担当が別になっています。

・大手は企業担当と人材担当が別

・特化型は企業担当と人材担当が分かれてない

転職希望者に企業の深い情報を渡そうとすると、企業から直接話を聞いているコンサルタントが説明する必要が出てきます。

そうでないと伝言ゲームになって途中で情報が減ったり誤った伝わり方をしてしまいますからね。

その結果、複数の求人を紹介される場合、それぞれの求人の担当コンサルタントから連絡が来ることになるわけです。

A社の求人は田中さんから紹介され、B社の求人は山本さんから紹介される、というようなイメージです。

仮にどちらも書類選考が通過した場合、2名のコンサルタントとそれぞれ面接の日程調整を行うことになります。

いくら行きたい業界や職種が明確になっていたとしても、登録したタイミングで都合よく希望にあった求人が出ている可能性は高くありません。

特化型のエージェントは基本的にサービスの利用期限は設けておらず、初めから中長期的なフォローを前提としているところも多くあります。

希望に合致した求人が出てきたら連絡をもらえるよう、常に数社とコンタクトを取っておき、自分の仕事の状況や転職活動の状況なども適宜共有しておくようにしましょう。

幅広く紹介して欲しいなら大手総合型エージェントがオススメ

いろんな求人の中から比較して決めたいという方にオススメなのは大手総合型のエージェントです。

大手総合型は幅広く業界や職種をカバーしているので、どんな経歴や希望の方であっても自分にあった求人を見つけやすいのが特徴です。

大手総合型の中でも最大手はリクルートエージェント。

求人数が圧倒的に多いのでまだ希望を絞りきれていないという方にもオススメです。

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