自己分析・企業研究

自分は会社員に向いてないかも?と感じる人が知っておくべきこと

会社員を辞めた人
この記事はこんな人向け

・会社員に向いてない気がする。どうすれば良いの?

・会社員を辞めるタイミングっていつ?

こんな疑問やお悩みにお答えしていきます。

会社員に向いていない人とは?

会社員に向いていない人とはそもそもどんな人なのでしょうか。

おそらく誰しも一度くらいは「自分には向いていない」と感じたことがあるはずですし、いきなり自分が会社員に向いていないと決めつけないことが重要です。

会社員として働くということは、組織の中でうまく立ち回ることが求められますので、周囲との協調性が必要ですし、時には理不尽なことも起きるのでストレス耐性も必要でしょう。

しかし、協調性やストレス耐性がないからと言って、それだけで会社員に向いていないと決めつけるのは早すぎます。

なぜなら、世の中にはいろんな業界もあればいろんな職種やいろんな会社があるからです。

その中に自分でも無理せず働ける環境がある可能性は十分にあります

生きていくためにはお金を稼がなくてはいけませんし、安定した収入を得ることができる会社員という選択肢を捨ててしまうのは多くの人にとって最後の手段だと思います。

なので今の職場での経験から会社員が合わないと感じるのであれば、別の会社に転職してみることをお勧めします

自分に合った会社が見つかるかもしれませんし、環境が変われば自分自身も変わるかもしれません。

・合っていないと決めつけない

・職種や業界、会社によって合う人は大きく異なる

・転職すれば解決できる場合も多い

会社員で実現できない希望なら独立や起業も

会社員では実現できない希望を叶えたい場合には会社員を辞めた方が良い場合もあります。

例えば、会社員として年収2000万円以上を稼ぐのは実現可能性が極めて低いです。(上場会社の役員になるか外資生保のフルコミッションで飛び抜けた成果を上げれば一応実現可能ではありますが、時間がかかりすぎたりそもそもできない人がほとんど)

なのでもしそれを目指すのなら自分で起業する方が効率的でしょう。

また、仕事にまつわる最終決定権を持ちたい人も会社員に向いていません。

会社員はどこまで上に行っても自分の裁量だけで物事を決められないからです。

例えば課長になっても部長の承認が必要ですし、部長になっても役員の承認が必要です。社長になっても上場企業であれば株主がいますので自由には決められません。

仕事の裁量にも関連しますが、仕事の目標を会社から押し付けられたくないという気持ちが強い人も会社員に向いていないかもしれませんね。

自分で追いたい目標が明確にあり、それが会社から課せられるものと異なる場合には起業する方が良いでしょう。

会社員では実現が難しいこと

・年収2000万円以上稼ぎたい(上場企業の役員からフルコミッションの営業なら可能だが、役員になるまでには時間がかかるのと、フルコミはほとんどの人がそんなに稼げず辞める)

・全部自分で決めたい(裁量を大きく持ちたい)

・目標を会社から決められたくない

会社員に向いていない人の選択肢

会社員に向いていないと感じたら具体的にはどうすれば良いのでしょうか。

まず最初にトライできることとしては転職して業界や職種を変えることです。

今の会社が合わないのか今の仕事が合わないのか、その両方なのかによって転職する方向性は変わってきますが、いずれにせよ会社が違えば環境も大きく違います。

なんなら同じ会社でも上司が違えば社風が違うと感じるほど働く環境が異なることも珍しくありません。

もしこれまでに職場を変えるという経験をそれほどしたことがないのなら転職は選択肢として持っておいて良いと思います。

また、同じ仕事で会社を変えるよりも職種を変えてしまう方が環境は大きく変化させられます。

例えば、人と話すのが苦手だという人は営業よりも経理やプログラマーにキャリアチェンジした方が話す頻度を減らすことができます。

なので、自分が今の仕事のどこが合わないかを考え、逆にどんな仕事ならその合わない点が払拭できそうかその仕事に就くために必要な経験やスキルを身につけるためにはどうすれば良いかを考えるようにしましょう。

また、どうしても会社員が合わないという人は辞めてしまうのもありでしょう。

会社員を辞める場合、フリーランスで仕事をとってくるか、自分で会社を作るのが主な選択肢となってきます。

あるいは、手元にある程度お金がある人であれば不動産投資など投資からの収益で生計を立てることも可能かもしれません。

・転職して業界を変える/職種を変える

・人と会うのが辛い人はプログラミングスキルをみがくなど自分の強みと弱みを踏まえた働き方を選べるように努力しよう

・会社員を辞めてフリーランスや起業で生きていく

いつ会社員を辞めるべきか?

会社員を辞めると決意した場合、どのタイミングで辞めるのが良いのでしょうか。

リスクを取れる人であれば会社員以外で新たな収入源を確保できたタイミングで辞めてしまってもいいですが、そうでなければ会社員と並行して副業を始めてみて、その副業収入が会社員を超えたタイミングで辞めるのがいちばんの安全策と言えます。

ただ、忙しい会社員での仕事とは別で同等以上のお金を稼ぐことは簡単ではありません。

なので実際にはある程度会社からの給料とは別で収益化できる目処がたてば辞めるという人が多いように思います。

最悪フリーランスや起業してお金を稼ぐことに失敗しても、今の世の中で仕事が全くないということはあまりありませんので、最悪どんなアルバイトでもやっていく覚悟さえあれば生活する分にはそれほど問題ありません。

会社員を辞めるべきタイミングについては結局のところ最後は覚悟の問題と言えます。

そうした覚悟を決める上では自分の市場価値を知ることもきっかけの一つになり得ます。

自分の市場価値が高いことがわかれば、そもそも転職せずともフリーで生きていく方法があると自信が持てますし、市場価値が低いと分かった場合には対策が打てるからです。

以下の記事で自分の市場価値の調べ方について紹介しているので参考にしてみてください。