・今の仕事が天職かどうかわからない
・どうやったら天職を見つけられるのか知りたい
こんな悩みを解決していきます。
天職だと感じられる仕事に巡り合えることは人生の幸福度を格段に引き上げてくれます。
天職と巡り合う流れとしては、①軸で絞り込み、②趣味で始めて検証し、③副業で実績を積み、④転職で本業とする、という形が最も成功しやすいです。
詳しく解説していきます。
天職の意味と重要性

天職とは、一言で言えば自分に最高に合う仕事のことです。
天職に巡り合うことができれば仕事をしていても以下のように感じられるようになります。
・働いていることが苦にならない
・むしろ働くことが楽しい
・その仕事を通じて充実感を感じられる
・一生涯をかけてその仕事に取り組む覚悟を持てる
こうした天職に出会えたら人生はもっと豊かになりますよね。
仕事は生きていくために仕方なく頑張っている、、、という社会人が多いですが、仕事自体が生きがいに感じられたらどんなに素敵でしょうか。
日本も年々平均寿命が伸びている中において、人生100年などと言われるようになってきました。
その結果、生きていく上で働かなければならない期間も長期化し、定年の上限を引き上げる企業も出てきていますし、定年制を撤廃するケースすらあります。
働く期間が長期化する分だけ、私たちは自分がどんな仕事をするのかをこれまでよりも真剣に考えなくてはなりません。
「60歳まで頑張れば退職して田舎でのんびり暮らす」ということが出来ず、「80歳まで働かなければ100歳まで生きるお金を稼げない」という状況に置かれる人も多くなるはずです。
そんな状況下で辛いと感じる仕事でキャリアを作っていくことは自らの首を絞めるようなもの。
今こそ天職を見つけるということに本気で取り組む時期だと思います。
しかし、「今の仕事はつまらないから天職じゃない」という判断を下す際には注意も必要。
「今の仕事が楽しくないのは本当に仕事のせいなのか?」を判断する必要があるのです。
なぜなら、仕事が楽しくない理由が仕事内容自体ではなく人間関係が悪いことが原因であることが多いからです。
仮に人間関係が原因でその仕事が楽しいと思えない場合には、転職をして職場を変えることによってその仕事のやりがいをより感じられるようになることがあります。
もし今の仕事が楽しくないとかやりがいを感じられないと思う場合には、人間関係が原因じゃないかどうか冷静に判断するようにしましょう。
オススメ記事:転職活動で自己分析がなぜ必要なのか?オススメのやり方は?
天職に巡り合うまでの4ステップ
天職かどうかを判断して実際にその仕事に就くまでには4つのステップがあります。
最初のステップは絞り込み。
仕事の種類は山ほどあるので、まずはその中から候補を絞り込んでいく必要があります。
①3つの軸で天職かどうかを判断する
天職の候補を絞り込む上では以下の3つの観点で自分に合いそうか見極めていくようにしましょう。
・その仕事に意義を感じられるかどうか
・その仕事の進め方が自分に合っているかどうか
・その仕事で求められるスキルが自分に合っているかどうか
仕事への意義を感じられるかどうかとは、その仕事の成果物が誰にどのように貢献するかを考えたとき、それに充実感を感じられるかどうかで測ることが出来ます。
例えば、食品会社の営業職について考えるのであれば、「自社の食品を消費者に売ることで、それを食べた人が美味しさで笑顔になる」という面が充実感を感じられそうかをイメージするわけです。
また、仕事の進め方も重要です。
進め方というのは例えば一人で黙々と進めるものなのかいろんな人を巻き込んでいく必要がある仕事なのかどうか、といったことです。
人付き合いが好きじゃないのにいろんな人を巻き込む必要がある仕事を選ぶのは得策とはいえませんよね。
また、仕事がプロジェクト単位で進んでいくものなのか、そうであればどれくらいの規模のプロジェクトをどんな期間で進めていくものなのか、など、情報を集めてそれが合いそうかどうかを考えていきます。
最後にその仕事に求められるスキルが自分に合っているかどうか。
数学が大嫌いなのにデータサイエンティストを目指すのは得策とはいえませんし、英語が苦手なのに商社で働くのも同様です。
その仕事で求められるスキルを細分化してリストアップした時、自分がそれぞれのスキルを身につけたいと思えるかどうかで天職かどうか判断してみましょう。
現時点でそのスキルを持っていなくても、そのスキルを身につけたいという欲求はあなたを成長させてくれますし、仕事をしていて楽しいはずです。
②趣味で始めて検証する
ある程度天職候補が絞り込めたなら、実際に趣味で始めてみるのがオススメ。
例えば動画編集に興味があるのなら、自分でYoutube用に動画でも撮影して加工する、みたいなことから始めればOKです。
中途採用は一般的に即戦力しか採用されないので、もしまだ未経験の仕事にチャレンジしたいと思っても内定をもらうのは年齢にもよりますがかなり難しいです。
なので、趣味で始めてみることで、その仕事が楽しいかどうかを見極めると同時に、仮に楽しいと思えた場合にそのままスキルまで趣味の範疇で高めていくことが出来るわけです。
例えばウェブサイトの運営に携わる仕事の場合、応募要件に「個人でウェブサイトを作った経験がある人」などとなっていることも多く、仕事としてやっていなくても趣味から仕事にスイッチすることは十分可能です。
また、趣味なら同時に複数の仕事にチャレンジできるというメリットもあります。
動画編集だろうが料理だろうが作詞作曲をしようが、趣味の範囲なら時間が許す限りいくらでも同時並行でできてしまいます。
要は「この仕事は自分に合っているのか?」を高速で仮設検証していくことができるということです。
そこである程度興味がある仕事が絞り込めたならそのまま続けてスキルを高めていきましょう。
③スキルが身に付いたら副業で実績を積む
スキルが高まれば次は趣味から副業へとランクアップさせ、実際にお金を稼いでみるというのも重要です。
実際に自分のスキルを使ってお金を稼ぐ実績を積むことで、本業にする際に強くアピールするポイントになります。
また、副業を通じてその分野を極めていけばどれくらいお金を稼ぐことができるのかを掴むこともできるので、副業を本業にしたときに生活が成り立つのかを見極めることが出来ます。
④転職で天職に就く

ここまでは軸から絞り込んで趣味でやってみて副業で稼ぐ、という流れで天職を判断する方法についてご紹介してきました。
ではその流れを通じて天職がかなり具体的に絞り込めたと仮定して、実際に転職活動を通じてどのように天職のポジションを掴み取るべきか解説していきます。
まず、転職する方法としては以下のような方法が一般的です。
転職サイトを使う
転職エージェントを使う
ハローワークを使う
企業でキャリアを積んでいく場合であれば、これらの方法を使って転職活動をしていきましょう。
ただ、注意したいのが企業以外に天職の可能性がある場合です。
上記の方法で実現できるのはあくまで民間企業での就職機会のみ。
陶芸家になるとか音楽家になるとか、あるいはYoutuberなどといった職業は転職サイトを見ても求人を探すことが出来ません。
公務員の求人の場合もそうです。
転職サイトや転職エージェントだけで全ての求人をカバーできるわけではないので、もしあらゆる可能性を模索したいのなら一般的な転職チャネルだけ使っていてもダメです。
自分がやりたい仕事の募集がどのチャネルを見れば良いのかをリサーチすることから始めましょう。
また、民間企業のポジションを探す上でも注意しなければならないことがあります。
それが、転職エージェントを使うにしても、転職エージェントはそれぞれ強みとしている領域が異なるため、自分が転職したい業界や職種の求人に強いエージェントを選ばなければ求人を紹介してもらえないという点です。
なので、転職で天職を見つけるには自分の希望にあった求人をどのチャネルで探すべきなのかを慎重に検討する必要があるのです。
しかし、もし希望が明確でない場合にはリクルートエージェントがオススメです。
日本で最も多くの求人を扱っているエージェントですので、幅広く紹介してもらう中で自分が興味を持てるものを絞っていくことができます。
↓のボタンから無料で登録できますので、まずはどんな求人を紹介してもらえるのか相談してみると良いと思います。
ちなみに電話などで簡単な面談を実施する必要がありますが、人気なエージェントでありすぐの日程では予約が取りづらいのでお早めの登録をオススメします。
まとめ
人生100年と言われる現代において、天職を見つける必要性はますます高まっています。
軸で絞り込み、趣味でスキルを高め、副業で実際に稼ぐ経験をし、転職で天職に就く。
天職はすぐに見つかるものではありませんが、この流れだけ覚えておけば年数を重ねるごとに天職と出会える可能性は高くなっていきます。
ぜひ諦めずに探していきましょう。