海外勤務

転職してコートジボワールで働きたい人のための求人の探し方

コートジボワール
この記事はこんな人向け

コートジボワールで働いてみたい!どこで求人を探せば良いの?

こんな疑問にお答えしていきます。

コートジボワールはまだまだ企業の進出が少ないこともあり、求人は極めて少ないのが現状です。

その貴重なチャンスを逃さないようにするには、現地企業に直接問い合わせるか、海外案件に強い転職エージェントの力を借りるのがオススメです。

詳しく解説していきます。

コートジボワールの求人について

コートジボワールで募集中の職場

コートジボワール勤務の求人として出てくる可能性があるのは以下のようなものです。

募集される可能性がある求人

・コートジボワール拠点の立ち上げ要員(拠点長、通訳、事務)

・コートジボワール国内向けの営業

・コートジボワール工場での品質管理

想定される毎月の給与額

製造業の課長:2,736~4,223ドル(日本円で27万円〜43万円程度)

アパレルの店舗スタッフ:274~507ドル(日本円で3万円〜5万円程度)

非製造業の営業スタッフ:639~1,351ドル(日本円で6万円〜14万円程度)

ジェトロの投資関連コストデータより抜粋

特に、日本からコートジボワールへ多く輸出されている、建設用機械、自動車、ゴム製品などを扱うメーカーや商社で求人が出てくる可能性が高いです。

しかし、実際にコートジボワール勤務の求人を調べてみると、全然募集中の案件がないことがわかります。

唯一検索でヒットするのはJICA(国際協力機構)での募集ですが、採用基準が高すぎるのでその道の専門家が対象です。

JICAで募集中の求人の応募要件

・英語ができる

・フランス語ができる

・関連業務経験が7年以上ある(JICA企画調査員経験、JICA専門家の経験、国際機関での業務経験)

JICA

一般的な会社員などの経験しかない人が応募できるコートジボワール勤務の求人は、民間の企業から出てくるものの方が多いのですが、なぜそれらが検索で出てこないのか理由を説明します。

コートジボワールの求人が見つからない理由

なぜコートジボワールの求人はこんなにも見つけられないのでしょうか。

理由は2つあります。

日系企業があまり進出しておらず求人数が少ない

日系企業の進出数は求人の見つけやすさと大きく関わってくるのでかなり重要な数字です。

ジェトロによると、コートジボワールに進出している日系企業は12社しかありません。

中国に進出している企業数が3万社であることを踏まえると、いかに少ないかお分かり頂けるかと思います。

ただ、コートジボワールは経済成長率が高い国でもあり、今後進出する企業が増えていく可能性は十分にあるでしょう。

その際には拠点の立ち上げに際して外部から人材を採用する動きも活発になるはずです。

求人が公開されることなく採用される

企業にとっては経営戦略上重要なポジションの採用はあまり公にしたくありません。

海外拠点の設立に伴う採用など、海外拠点に関わる採用は競合に知られたくない企業が多いんです。

その結果、求人広告のような誰でも見ることが出来るオープンな場で採用せず、応募条件を満たす特定の人物にだけ求人を紹介することで内密に採用活動が行われることが一般的。

なので、ネット上で「コートジボワール 求人」などと検索しても見つからないんですね。

コートジボワール勤務の求人の見つけ方

コートジボワール勤務の求人を探してさまよう車

コートジボワールで働けるチャンスは決して多くありません。

貴重なコートジボワール勤務のチャンスを見つけるには2つ方法があります。

それが、現地法人に直接問い合わせる方法と海外に強い転職エージェントに登録する方法です。

コートジボワール勤務求人を見つける方法は2つ

①コートジボワールの企業に直接問い合わせる

②海外案件に強い転職エージェントに登録して求人紹介を依頼する

現地企業に直接問い合わせる

まず、コートジボワールの企業に直接問い合わせる方法。

これは、現地の企業をリストアップし、企業ホームページの採用問い合わせフォームなどから応募したい旨とレジュメを送付して連絡を待つ方法です。

ホームページ上では「募集していません」と書いてあったり、そもそも採用ページを作っていない企業も多いと思います。

でもそれは単に更新していないだけというケースや、裏では転職エージェントに採用を依頼しているケースもあるのでやってみる価値はあると思います。

ただ、「コートジボワール 進出企業」と調べてみてもどの企業が進出しているか出てこないので、ジェトロの職員に問い合わせて企業リストがないか聞いてみるのが良いかもしれません。

海外案件に強い転職エージェントを利用する

続いてが転職エージェントを使うやり方。

海外勤務求人を探すなら転職サイトよりも転職エージェントがオススメです。

理由は企業が内密に採用活動を行うことが多いから。

先ほども書いたように、企業としては海外拠点の戦略が外部に出ないように転職エージェント経由でこっそりと採用活動を行うことがよくあります。

なので、転職エージェントに登録しておき、求人が出てきたら紹介してもらえる状態にしておくのです。

とはいえ、どのエージェントでも良いわけではありません。

海外案件に強い転職エージェントを利用しなくては意味がありません。

転職エージェントを利用する際の注意点

転職エージェントを使う際の注意点が1つだけあります。

登録や面談のタイミングで「コートジボワール勤務しか考えていません」と伝えるのは絶対にやめましょう。

エージェントは今どこも人手不足で、年々増加する転職相談全てに等しく対応することが難しい状況です。

「コートジボワール勤務求人」というほとんど市場に出てこない求人へのこだわりを感じさせてしまうと、サポートを受けられないリスクがあるのです。

登録時や面談時には希望勤務地を間違いなく聞かれます。

希望勤務地を聞かれたら「コートジボワール勤務が第一希望ですが、幅広く検討可能です」と伝えるようにしてください。

希望に合わない求人も多く紹介されることになると思いますが、それはスルーすればOKです。

海外案件に強い転職エージェント選びのポイント

海外案件に強い転職エージェントである条件は以下の3つです。

海外勤務求人に強いエージェント選びのポイント

①日系であること

②大手であること

③海外拠点を持っていること

これらの条件を満たす転職エージェントはいくつかありますが、最もオススメなのはリクルートエージェント。

業界最大手であり、求人数も転職支援実績も1位です。そしてそれは海外案件も例外ではありません。

海外案件は全体で見ると非常に少数。だからこそより多くのクライアント企業を抱えるエージェントを利用し、貴重なチャンスをとりこぼさないようにすることが重要です。

詳しくは【レビュー】リクルートエージェントを使うメリットとデメリットを解説を参考にしてみてください。