転職活動

鬱になったら転職成功率が激減!仕事でメンタルをやられる前に辞めるべき理由

企業研究のやり方に悩む女性

誰しも多少なりとも仕事にストレスを抱えているものだと思いますしそれが普通です。

ただ、それにも限度がありメンタルを壊して鬱になるほど辛い職場ならさっさと辞めてしまうことをお勧めします。

というのも、うつ病になった場合に転職成功率が大きく下がってしまうからです。

詳しく解説します。

職場でのいじめや嫌がらせ被害は8.7万件

本来会社は仕事をするための場所ですが、中には仕事に専念できるどころか、上司からのパワハラやセクハラ、同僚からのいじめなどを受け、仕事どころではないという人も大勢います。

都道府県労働局に寄せられる相談内容を集計してみると、令和元年において職場でのいじめや嫌がらせ被害についての相談件数は8.7万件にも上るそうです。(参照元) 

職場でのパワハラやセクハラ、いじめなどはメンタルに悪影響を及ぼし、鬱になってしまうケースも珍しくない重大な問題です。

20人に1人以上がうつ病になる時代

「私はポジティブだから大丈夫」という人でもなってしまうのがうつ病の怖い所。

とある調査によると、一生涯のうちにうつ病になる人の割合は5.7%(参照元)。

つまり20人に一人以上がうつ病になるという計算であり、かなり身近な病気であることがわかりますね。

うつ病になる前に転職すべき理由

もし今の職場でパワハラなど各種ハラスメント、同僚からのいじめなどに遭っている人は一刻も早く転職することをお勧めします。

うつ病になってからの転職活動はかなり困難を極めるため、出来るだけ心が元気なうちに転職してしまう方が良いのです。

なぜ鬱になると転職活動が難しくなるのか?

その理由は二つあります。

一つ目がうつ病になることで休職期間や離職期間が空いてしまうから。

うつ病と診断されると、少なくともしばらくは休職して療養に務めることになりますし、場合によってはそのまま会社を辞めざるを得なくなるケースもあります。

企業は休職や離職期間がある人を進んで採用しようとはしないため、その分だけ選考で不利になってしまいます。

また、休職や離職中の人が転職活動をする場合、企業の立場が圧倒的に強くなるため採用条件も低く抑えられてしまう事になります。

例えば、本来であれば元々の職場で年収500万円もらっていた人が同じ仕事で転職する場合には同等の500万円前後がオファー年収となるケースが一般的です。

今仕事をしている人に低い年収を提示しても、「それなら転職せずに今の職場で続けます」となるだけなので、出来るだけ高い年収を提示する必要が出てくるからです。

しかし、離職している人の場合「早く次の職場を決めないといけない」という立場であり、企業からすると「高い年収を提示しなくても来てくれるよね?」というスタンスになることが多いのです。

その結果、休職中や離職中の人が転職で内定をもらえたとしても相対的に条件が見劣りしてしまう事になります。

二つ目の理由が鬱のようなメンタル系の病気は再発する可能性があると考えられているからです。

せっかく採用したのに再び鬱になって休職や退職をされてしまうと会社にとっては痛手となるため、うつ病と診断された過去を持った人は転職活動で苦戦を強いられる事になるのです。

これらの理由から、うつ病になる前に転職活動を始めるべきなのです。

もし少しでも鬱になる予兆を感じたなら、すぐ転職エージェントに登録して求人を紹介してもらってください。

オススメのエージェントはこちらの記事で紹介しています。

既にうつ病になっている人はどうすれば良いのか

できればうつ病になる前に転職してしまうのが望ましいですが、もしすでにうつ病になってしまっている、という場合には、一般的な転職エージェント経由よりも専門のサービスを利用することをお勧めします。

一般的な転職エージェントは鬱になった経歴のある人に進んで求人を紹介してくれないことがあるので、あまりお勧めできません。

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