外資系企業

ネスレ日本への転職は失敗?よくある転退職理由を解説

ネスレ日本株式会社は兵庫県神戸市に拠点を置くスイス系の食品メーカーです。

この記事ではそんなネスレ日本への転職に興味がある方向けに、実際にネスレで働く人がどんな理由でネスレを退職していくのかについてご紹介します。

転職エージェントの立場で見聞きする情報を元に、よくある転職理由をピックアップしてご紹介していきます。

よくある退職理由

新たなチャレンジをしたい

ネスレでは割と定着率が高く長く働く人が多いという特徴があります。

同じ環境で長く働くと得られるものが徐々に少なくなってくるので、新しい会社でまた成長の実感を得たいと考える人が転職するケースがあります。

出世するまでに時間がかかる

こちらも定着率が良いが故の問題ですが、昇進に時間がかかってしまうという理由から転職を考える人がいます。

上の人たちがなかなか退職しないので、いつまで経ってもポストが空かないというわけです。

ベンチャー企業のように従業員数が急激に増加している企業であれば、企業規模が大きくなる過程で上のポストも数が増えていくので昇進しやすいのですが、ネスレは日本に進出してきてからかなりの年月が経っていることもあり、ポストが増えていくというフェーズではありません。

ポストが増えない、ポストが空かない、という点から早く出世していきたい人にとっては物足りない環境と感じてしまうようです。

神戸から引っ越す必要が出てきた

ネスレは外資系企業の中では珍しく東京ではなく神戸に日本の本社機能を置いています。

そのため、家庭の事情で東京への引っ越しをしなければならない、というような場合には転職をせざるを得なくなる人もいます。

営業であればともかく、人事やマーケティングなど本社に配置される職種の人にとっては神戸以外から離れるイコール転職、となってしまいます。

この問題はネスレに限った話ではありませんが、将来的に関西以外の土地へ引っ越す可能性がある人にとっては転職しないといけなくなるリスクがあると認識しておくと良いでしょう。

ジョブローテーションでキャリアを中断させたくない

ネスレは外資系企業の中では珍しくジョブローテーションが割とある会社です。

そのため、希望の職種で経験を積めたと思ったら別の部署に異動させられてしまった、というケースも出てきます。

ネスレという会社でずっと働きたい人にとっては特段問題ないと思いますが、特定の職種を軸にキャリアを作っていきたい人にとってはジョブローテーションがある限りどこかのタイミングで転職せざるを得なくなる可能性が高いと言えます。(中途採用の場合には新卒に比べるとジョブローテは少ないはずですがないとは言い切れません。)

まとめ

ネスレは外資系企業ですが長期就業が可能な安定企業という印象が強いです。

転職理由としては取り上げませんでしたが、ネスレで定年退職する人も多くいるなど、長期就業を前提とした日系企業にも近い風土を持っていると言えるでしょう。

もしネスレに興味がある人はとりあえず転職エージェントに登録しておき、求人が出たタイミングですぐに紹介してもらえる体制を整えておきましょう。

本来、外資系企業の求人は外資系の転職エージェントを使った方が多く紹介してもらえるのですが、ネスレは神戸に日本の本社機能があり、外資系のエージェントでは拠点を持っていないことが多く、ネスレと取引がない可能性も高いです。

ネスレへの転職を考えるのであればリクルートエージェントがオススメ。

日系のエージェントですが、外資系企業の求人数も国内最多を誇ります。(他の外資系エージェントが扱っている外資の求人数は1000~3000件程度ですが、リクルートエージェントは5000〜1万件と圧倒的です。全国展開している強みはすごいですね。)

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また、今回は私がエージェントの立場で見聞きする情報を元にまとめていますが、実際にネスレで働いている人がどう思っているのか?を知りたいという人は、口コミサイトの転職会議に登録すれば無料で口コミを見ることができますので併せて登録してみてください。

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