外資系企業

ウィリス・タワーズワトソンへの転職は失敗?主な退職理由と転職する方法を解説

ここでは、ウィリスタワーズワトソンで働く社員がどんな理由で退職していくのかについて解説します。

ウィリスタワーズワトソンは人材コンサル、リスクコンサル、資産運用コンサルといったコンサル事業を手がける会社です。

元々はワトソンワイアットとタワーズペリンという会社が2010年に合併してタワーズワトソンという会社が誕生し、そこからさらにウィリスと合併したことでウィリスタワーズワトソンという会社になりました。

ウィリス側が行なっていた事業がリスクコンサルで、タワーズワトソンが行なっていたのが人材コンサルと資産運用コンサルですね。

これらの専門領域におけるコンサルファームも転職市場では高い人気を誇りますが、どんな理由で辞めていく人がいるのかを知っておくことで転職の失敗を防ぐことができますので参考にしてみてください。

退職理由の例

資産運用会社に転職するため

資産運用会社に転職するために退職する人がいます。

ウィリスタワーズワトソンで資産運用コンサルをしていた人の中には、コンサルという立場ではなく実際に自ら資産運用会社で仕事をしてみたいと考えるようになる人もいるんです。

事業会社の人事に転職するため

人事コンサル業務に従事していた人は、事業会社の人事職へのキャリアチェンジを希望して退職するケースもあります。

人事と言っても領域は広いですが、タワーズワトソンで経験を積んだ人は採用や労務ではなく制度設計など上流の工程を担うポジションで転職することが多いです。

給料に不満があったため

年収アップを目的に退職していく人もいます。

日本全体から見ればウィリスタワーズワトソンの給与水準は高い方ですが、他のコンサル会社などと比べると低い他、「忙しさや業務内容、雇用の安定性を考えればもっともらっても良いはず」と感じる人がいるようです。

ワークライフバランスを改善したいため

プロジェクト期間中は毎日深夜まで働き、土日も仕事をしなければならないことから、もっと残業時間を減らしたいとかワークライフバランスを整えたいという理由で退職していく人もいます。

この理由の場合には同業のコンサルに転職しては解消できないので、同社での経験を活かして事業会社側へ転職するのが一般的です。(資産運用コンサルであれば資産運用会社へ、人事コンサルであればメーカーなどの人事職へ転職)

合併によるキャリア不安のため

ウィリスとタワーズワトソンが合併するタイミングでは人が一定数退職しました。

合併すると間接部門(人事や経理などのバックオフィス系)のポジションは減らされるのが一般的ですし、コンサルタント職の方でもマネジメント層は減らされることがあるので合併が発表されたタイミングで見切りをつけて先に退職していった人もいます。

より幅広い業務に携わるため

業務の幅を広げるために退職するケースがあります。

例えば人事コンサルとして働いている人はひたすら「役員報酬」に関するプロジェクトをこなしていくようなイメージであり、かなり幅が狭かったりします。

なので他社の人事コンサル会社や事業会社の人事へと転職することで経験の幅を広げようと考える人はいます。

リストラ(会社都合退職)

リストラによって会社を去る人もいます。

業績の悪い部門にいた人がパッケージをもらって退職するケースなどがあり、そこはやはり外資系企業らしいですね。

ウィリスタワーズワトソンへの転職は失敗?

ウィリスタワーズワトソンは資産運用コンサルや人事コンサルの分野では業界ないでも有名な会社です。

コンサルの分野で専門性を深めるにせよ、将来的に事業会社側へのキャリアチェンジを見据えて経験を積むためにせよ、同社に転職して失敗だということはないでしょう。

ただし、労働時間の長さやリストラのリスクなど、外資系コンサルならではのリスクを考慮した上で飛び込む覚悟が必要です。

ウィリスタワーズワトソンへ転職する方法は?

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