外資系企業

外資系企業への転職方法は採用の特徴から学べ

外資系企業への転職方法のイメージ
この記事はこんな人向け

外資系企業に転職する方法を知りたい!

私は転職エージェントで外資系企業を数多く担当していた経験から、外資系企業に転職する方法についてシェアさせていただきます。

外資系企業に転職するルートとしては、日系企業に転職するルートと全体像はそれほど変わりません。

ただ、使う転職チャネルごとに外資系企業への転職に強いところを選ぶのがポイントとなりますのでその辺りを中心に説明していきますね。

外資系企業の採用ルートの特徴

外資系企業への転職方法を知るには、外資系企業の採用活動から理解することも重要です。

外資系企業の採用には以下のような特徴があるのでまずは押さえておきましょう。

・新卒採用よりも中途採用がメイン

・未経験歓迎より即戦力採用がメイン

・転職エージェントの利用に積極的

・ダイレクトリクルーティングに積極的

・公募に積極的な企業も多い

・採用責任は人事より現場にある

順番に解説していきます。

新卒採用よりも中途採用がメイン

まず、外資系企業は新卒での採用よりも中途採用の方がメインです。

なので、一年間に採用する人数が同じだとしても、中途採用の人数は日系企業りも外資系企業の方が多くなる傾向があります。

つまり、転職する側にとってみれば、求人は日系企業よりも出やすいということになります。

中途なので4月入社に限らずいつ求人が出てくるかが読みづらいということでもあります。

常に情報収集しておくことで、貴重な求人を逃さずに済みます。

未経験歓迎より即戦力採用がメイン

外資系企業の場合には職種未経験での採用はほとんど行われません。

新卒よりも中途採用が多いのも同じ理由からですが、外資系企業が求めるのは即戦力人材だからです。

未経験から大事に育ててくれる企業は少数なので、外資に転職する場合にはこれまで培ってきたスキルや経験を生かせる求人に応募することが合格率を高めるコツとなります。

外資系企業では組織のポジションごとにミッション、業務内容、必要なスキルが明文化されており、それに従って採用活動や人事異動が行われます。

転職エージェントの利用に積極的

外資系企業は日系企業と比べて人材を採用するときに転職エージェントを使う割合が高いです。

日系企業はハローワークを使ったり、求人広告を出す企業が多いのですが、それらの手法はどちらかというと即戦力人材の採用よりも未経験の人材採用に向いているのです。

外資系企業は即戦力人材採用が基本であることから、転職エージェントを通じて求めるスキル・経験を持った人材を厳選して採用するのが一般的です。

外資系企業への転職を考えるのであれば、転職エージェントを利用するのが効率的ということになります。

ハローワークや求人広告は不特定多数に求人を広く公表し、数多くの応募を集めるのに適した採用手法です。

裏を返せば欲しい人材像が明確になっている企業にとってみれば対象外の人材からの応募が多数集まってしまうというデメリットがあります。

ダイレクトリクルーティングに積極的

外資系企業はダイレクトリクルーティングという手法もよく使います。

ダイレクトリクルーティングとは、採用担当者が広告や転職エージェントを使わずに直接転職サイトやSNSなどから候補者にコンタクトを取利、採用活動を行う方法のことです。

外資系企業の採用担当者は外国人であることもあるので、転職サイトやSNSのプロフィールを英語で作っておくことが重要です。

日本法人の人事採用担当者は日本人であることがほとんどですが、本国の採用担当者が日本法人の採用を一部担当しているケースもあるので、その場合には英語でプロフィールがなければ読んでももらえません。

公募に積極的な企業も多い

日系企業の場合だとホームページを見ても求人情報が載っていないことも多いですよね。

外資系企業の場合にはホームページを見ると全世界で募集中の求人が一覧で見れるようになっていることも多いです。

職種や勤務地でフィルターをかけて希望にあった求人を探すことができます。

全世界の求人が載っている場合でも、募集中の全てのポジションが公開されているわけではありません。

転職エージェントやヘッドハンターにしか依頼していない求人や、ダイレクトリクルーティングによってしか開示されない求人があったりします。

採用責任は人事より現場にある

外資系企業の場合には人事ではなく募集している部門のトップ自らが採用にコミットしています。

日系企業の場合だと人事が中心になって採用を進めますが、外資だと現場の部門長から声がかかることもあるので知っておくと良いでしょう。

外資系企業では、採用に関わる人事のことはリクルーターと呼び、募集部門の責任者をハイアリングマネージャーと呼びます。

外資系企業の求人を見つけるオススメの方法

外資系企業の採用の特徴を踏まえ、外資系企業の求人を探すのにオススメの方法をご紹介していきます。

Linkedin(リンクトイン)で求人を探す

Linkedin(リンクトイン)とはビジネス用のSNS。

ツイッターやFacebookなどはプライベートで使われることが多いですが、リンクトインでは基本的にビジネスの話題が中心にシェアされています。

そして、ユーザーの中には外資系企業の採用担当者や、外資系企業の求人を抱える転職エージェントが多数おり、日々リンクトイン上で候補者を探しているのです。

私自身もリンクトイン経由で候補者にコンタクトを取り、外資系企業への転職を支援していますし、逆に外資系企業から私宛にコンタクトがあることも珍しくありません。

ポイントはプロフィールと職務経歴を英語で書くことです。

基本的にユーザーは外資系企業で働いている人が中心なので、日本語で書くよりも英語の方がスカウトをもらえる可能性が高まります。

登録しておくだけで外資系企業やエージェントから求人の紹介を受けることができるのでオススメです。

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ビズリーチで求人を探す

転職サイトを使うのならビズリーチがオススメです。

ビズリーチの場合には日系企業の求人の方が多いですが、外資系企業もそこそこ使っています。

私もビズリーチに登録しており、いくつか外資系企業からスカウトをもらった経験があります。

外資系の転職エージェントで求人を探す

最も効率よく求人を探せるのが転職エージェントに登録すること。

それも、外資系企業の求人に強いエージェントに絞って登録することが重要です。

外資系企業に強いエージェントとしては、外資系のエージェントを使うのがおすめ。

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