ボッシュはドイツに本社を置く外資系自動車部品メーカー大手。
この記事ではボッシュで働く人がどんな理由で同社を退職していくのかについて、いくつか事例をご紹介していきます。
転職での失敗を防ぐためにも、ここで紹介する転職理由をもとに「自分には合いそうだ」とか「合わなそうだ」といった価値観のすり合わせをしてみてください。
退職理由
年功序列が嫌
ボッシュを辞める人で割といるのが年功序列型の組織に嫌気が差してしまうケース。
特に20代〜30代などの比較的若い世代からすると、どれだけ自分が成果を出していたり実力があったとしてもそれが正当には評価されていないと感じてしまうようです。
年功序列型の組織は日系企業では当たり前ですが外資系企業のイメージとは違いますよね。
ただ、外資系企業の中でもドイツ系の企業は比較的日本と社風が似ている企業が多いほか、日本に進出して長い年月が経っている企業は徐々に風土が日系化してくる傾向があるので、ボッシュも割と日本的な風土が強い会社と言えるでしょう。
安定して着実にキャリアを作っていきたいという人には合っている反面、若くして出世していきたいと考える人には合わないかもしれません。
ジョブローテーションで希望する仕事から外れてしまった
ボッシュではジョブローテーションもあり、数年ごとにいくつかの職種を経験していくことがあります。
これは広い経験を積めるという点では魅力である反面、同じ職種で専門性を高めていきたい人にとってはデメリットにもなります。
いくつかの仕事を経験した人が、「過去に経験したあの仕事に戻りたい」と考え、外部に転職していくケースが見られます。
Uターン・Iターンなど転居を希望して
ボッシュ自体への不満というよりは、住む場所を変えることになったことから転職を余儀なくされる人もいます。
例えば親の介護の問題で地元にUターンする必要が出てきた、というような事情です。
職種によってはフルリモートで働ける場合も出てくるかもしれませんが、勤務地に制約がある職種の人が転居を考える場合には退職せざるを得なくなることもあります。
ボッシュへの転職は失敗なのか?
「外資系企業で働くことに憧れがある」という人がボッシュに転職するのはあまりお勧めできません。
なぜならボッシュは外資系企業でありながら日系企業に近い風土を持った企業だからです。
憧れが先行して転職してしまうと「思っていたのと違う」となりかねません。
外資系というよりは「大手の自動車部品メーカー」という捉え方をしたときに、そこでのキャリア形成に魅力を感じられるかどうかで判断したほうがミスマッチは防げるのではないかと思います。
ボッシュへ転職する方法
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こちらの記事でオススメのエージェントを紹介しているので参考にしてみてください。⇨外資系企業に転職したい人にオススメの転職エージェント3選