外資系企業

セールスフォースドットコムへの転職は失敗?働く人が辞める・転職していく理由とは?

セールスフォースは1999年設立のIT企業。

急激な成長を続ける同社で働く魅力や、実際にセールスフォースで働く人が同社を辞めていく理由について解説していきます。

働く魅力

セールスフォースは働きがいのある会社ランキングで1位に輝くなど、従業員からも高い評価を得ている会社(参照元)。

ビジョンとかバリューへの共感という話も当然ありますが、転職エージェントの立場で感じることにフォーカスするとセールスフォースで働く魅力は大きくは2つあります。

年収が高い

セールスフォースは高年収でも知られた会社。

職種によって年収帯は違うものの、営業なら平均で1000万円以上稼ぐことができます。

なので他の業界から同社に転職した場合、基本的には年収が上がることが多く、逆に同社から他の業界に転職する場合には年収が下がる覚悟をしておいた方が良いでしょう。

急成長している

セールスフォースは毎年成長を続けており、1999年設立にもかかわらず従業員数は世界全体で既に5万人。

日本法人を見てみると、2019年時点で1500名(それもすごい!)だったものを2024年には3500名まで増やす計画が発表されています。(参照元

売上も設立からおよそ20年で2兆円というとてつもない成長スピードを誇ります。

それだけの早さで成長を続ける会社で働くことは働き手にとっても魅力に映ることが多いはず。

少なくとも業績が落ち込んでいる会社よりもワクワク感や安心感は高まりますよね。

離職率は比較的高め

セールスフォースは伝統的な日系のメーカーなどと比べると離職率は結構高めの印象です。

離職率はおそらく10%〜15%程度あるのではないでしょうか。(従業員数と転職市場に出てくる人の数から見た感覚値なのであくまで参考程度)

と言っても外資系のIT企業は総じて離職率が高いので、それらと比較したらそれほど変わらない、ということもできます。

転職理由

セールスフォースに在籍している人がどんな理由で同社を辞めていくのか、いくつかよくある理由をピックアップしてご紹介します。

リストラされた(レイオフ)

セールスフォースはアメリカ系外資らしくリストラも行います。

実際、2020年8月には従業員の2%にあたる1000名をレイオフ(リストラ)すると発表されていますし、日本法人でもレイオフされたことを理由に転職活動を始める方も出ています。

外資系企業の場合には成果が期待に届かなかった場合はもちろんのこと、グローバルでの組織編成の見直しによって自分のポジションが消滅することもあり、その場合には活躍している人でもリストラ対象となっていしまいます。

直接自分がリストラの対象とならない場合でも、「いずれ自分も対象になるかも」といった不安から転職活動を始める人も珍しくありません。

組織が大きくなりすぎた

セールスフォースは急激に成長している会社です。

そこが魅力になる人もいる反面、小規模でスピード感と裁量を持って働けていた環境から変わってしまったことを残念に思い転職に踏み切る人もいます。

これはセールスフォースに限らず成長スピードが早い企業ではよく見られる理由なので日本のベンチャー企業でも同様の転職理由で辞める人は多くいますね。

セールスフォースの場合、特に営業は成果に応じて給与が大きく変動する給与制度を採用していることが大きいです。

営業マンからすれば自社が小規模でまだ自社プロダクトを導入している企業数も少ない状態の方が好きに営業先を選定できるので営業の成果を上げやすかったりするんですよね。

今くらいの大きな規模になってくると、一人当たりの担当できる領域が狭くなり、その中でいかに売り上げを作らないといけないか、という方向にシフトしていきますので、裁量が狭くなり成果も上げづらくなったと感じる人も出てきます。

激務(残業が多くワークライフバランスを改善したい)

セールスフォースは割と激務でも有名な会社です。

その結果、残業が多くワークライフバランスを確保しづらいという理由から転職する人が割といます。

私自身もセールスフォースと仕事をしていたことがありますが、担当者からメールの返信が来るのが深夜だったりしました。

他の情報サイトを見ると残業が月に30時間などと書いてあったりしましたが、余裕でもっと多いと思いますよ。

当然仕事内容や実力にもよって残業が少ない人もいるはずですが、あまり定時で終われる環境をイメージして転職しない方がギャップが少なくなって良いと思います。

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