ここではマーサージャパン株式会社で働く人がどんな理由で退職していくのかについて紹介していきます。
マーサーは世界的に有名な外資系の人事コンサル会社であり、日本法人であるマーサージャパンは東京の赤坂に本社を構えています。
転職先としても人気の同社ですが、単なる憧れだけで転職してしまうと「こんなはずじゃなかったのに」とギャップを感じてしまうリスクもあります。
事前にどんな理由で辞めていく人がいるのかを知っておくことで転職で失敗するリスクを下げることができるのでぜひ参考にしてみてください。
転職理由の例
年収を上げるため
年収アップを目的に転職していく人がマーサーには割といるイメージですね。
戦略コンサルやITコンサル、会計コンサルの大手どころと比べると給与水準が1〜2割程度低いので、労働時間を考えると「もう少しもらいたい」と考える人もいるようです。
希望するプロジェクトがない
元々伸ばしたいスキルが明確になっている人にとっては、自分が希望するプロジェクトが少ないことがきっかけで退職するケースもあります。
マーサーは人事コンサルの大手ですが、どんな企業からプロジェクトをとってくるのか、どんなテーマのプロジェクトをとってくるのかは上層部次第なところもあり、必ずしも自分が希望する内容のプロジェクトに関われるわけではありません。
転職する際には社内で多いプロジェクトの傾向や、自分が携われそうな案件がどんなものかを聞いておくとミスマッチを防げると思います。
上司との相性が悪い
上司との人間関係の問題で退職するケースもあります。
合理的でない判断をする上司へのストレスだったり、利益重視で顧客を大事にしない上司など、自分の価値観と違った上司の下についてしまった場合には早期で退職していく人もいます。
人事領域から変えたい
同じコンサルでも、人事領域から違う領域へチャレンジするために転職していく人もいます。
周りのレベルについていけない
コンサル未経験で入社した人からすると、周囲のレベルの高さについていけないと感じて退職するケースもあります。
求められる成果物の質の高さやスピード感に応えられない状態が続くのは本人にとってもストレスですし、長時間労働になり体も壊してしまうリスクもあるためコンサルという仕事が自分に合うかどうかは事前に考えておいた方が良さそうです。
残業が多い
残業を減らしたい、ワークライフバランスを改善したい、と考え退職していく人も多いです。
コンサルを続ける限りはずっと忙しい状態が続きますので、一生この働き方を続けることは難しいと考える人は珍しくありません。
結婚や出産といったライフイベントのタイミングで働き方を見直す人が多いです。
人事へのキャリアチェンジ
事業会社の人事に転職するために退職する人もいます。
マーサーで人事コンサルを経験した人は、事業会社での人事企画や制度設計など人事の上流部分を担うポジションへと転職することができます。
コンサルの立場だと顧客に提案して終わりなので、実際に自分で自社の中から運用面までコミットしてやり切りたいと考える人は多いです。
マーサーへの転職は失敗なのか?
マーサーは将来的に事業会社の人事系の仕事をやりたい人にはとても良い会社だと思います。
採用担当になるなら転職エージェントで経験を積めば転職できますが、企画や制度設計に携わろうとする場合にはマーサーのような人事コンサル会社での経験が必要となります。
一方、高い報酬を得るためにコンサル業界に転職したい!と考える場合であれば、マーサーよりもアクセンチュアやPwCなどに転職した方が良いです。
誰にとっても良い会社というのはありません。ぜひ自分の目指すキャリアや人生設計と照らし合わせて考えてみてください。
マーサーに転職する方法は?
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