外資系企業

EYストラテジー・アンド・コンサルティングへの転職は失敗?主な退職理由と転職する方法をご紹介

この記事ではEYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社で働く社員がどんな理由で同社を退職していくのかについて解説していきます。

EYといえば外資系コンサルティング会社の大手。

日本法人の設立自体は2020年10月とかなり新しいですが、世界的に見ればEYはかなり有名なブランドですし、日本でも監査法人としては有名ですよね。

EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社についてもコンサル会社への転職を希望する人から高い人気を誇りますが、どんな理由で辞めていく人がいるのかを知っておくことで転職で失敗するリスクを下げることができます。

是非ご自身の転職活動の参考にしてみてください。

退職理由の例

よく見られる転職理由についてご紹介していきます。

経営状況への不安

経営状況が悪く将来が不安との理由で退職していくケースがあります。

外資系大手のコンサル会社の中ではあまり聞かない理由ですが、EYの場合には割と経営状況が引き金となって退職していく人が多い印象です。

上位役職者の中には案件がうまく取れず更迭される人も出てきているようですので、あまり順調な経営状況とはいえないのかもしれません。

年収を上げたい

給与アップを目的に転職していくケースもあります。

特に、結婚や子供が生まれたことを機に辞めていく人が多い印象です。

EYストラテジー・アンド・コンサルティングは日本全体で見ればかなり高水準な給与体系ではあるものの、デロイトやPwC、アクセンチュアなど競合のコンサル会社と比べるとやや見劣りします。

競合とやっている仕事は同じなのにもらえる給料が少ないという点で不満に感じることがあるようですね。

ワークライフバランスを改善したい

労働時間を減らしたいとの理由で退職する人もいます。

プロジェクトにアサインされている間は毎日深夜まで、土日も仕事という状況が続き心身ともに疲弊してしまう人は多いです。

広く浅くで専門性が身につかない

専門性を身につけたいとの理由で退職していくケースもあります。

コンサルという仕事をこなしていてもいろんなプロジェクトを広く浅くこなしていくだけで専門性が身につかないと感じる人が割といます。

そうした人がコンサルを離れる目的で他業界に転職していくわけです。

懇意にしていた上司がいなくなった

EYに誘ってくれた上司が辞めてしまったことを機に退職する人もいます。

コンサルというと仕事ができてドライな人たちがたくさんいそうなイメージもありますが、意外にこうした理由での退職は多いです。

戦略やりたいのにITばかり

戦略コンサルをやりたいのにITコンサルのプロジェクトばかりアサインされてしまっているとの不満から退職する人もいます。

戦略コンサルやりたい人はマッキンゼーやらボスコン辺りに転職すれば確実なのですが、狭き門なので、アクセンチュアやデロイトに転職するものの結局そっちでもITコンサルのプロジェクトをやらされる、という状況だったりします。

案件があまりなく暇

バリバリ働いて成長したいのに案件がなくて暇だから転職していく、という人もいます。

経営状況に不安を感じる人がいるというのとも繋がりますが、EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社ではあまり案件が取れていないようなので、せっかく入社してもプロジェクトにアサインされない期間が長く空く人もいるようです。(プロジェクトはあっても、実力的な面から干される人もいると思います。)

プロジェクトにアサインされない状況が続けば給料はもらえたとしてもスキルが身につかないため中長期的には損になると判断した人は辞めていくわけですね。

Uターン希望

勤務地の問題で退職する人もいます。

もしかするとコロナ以降は完全リモートで勤務できる可能性もありますが、少なくとも過去には希望する勤務地で働くことを優先してEYを退職して行った人はいます。

グローバル案件がない

外資系ということもありクロスボーダーの案件に携わりたいという希望を持って入社する人も多いのですが、希望と裏腹にそうした案件が全然ないという状況に不満を感じて退職していく人がいます。

入社する際には事前にどんなプロジェクトがあるのかを聞いておくと良いでしょう。

EYストラテジー・アンド・コンサルティングへの転職は失敗なのか?

EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社は外資系大手コンサルティングファームの中では新興企業と言えます。

それがチャンスでもありネガティブな要素にもなり得るので、自分にとって良い環境なのかどうかを冷静に判断して決めましょう。

新興企業であるが故にまだ事業基盤が不安定であり、そこがキャリアの継続性やスキルアップの面でネガティブな要素となります。

一方、新興企業であるが故に採用要件は他の大手に比べると比較的ゆるいという言い方もできますし、プロジェクトが取れてくればさらに転職するハードルは下がっていきます。

コンサル業界にチャレンジしてみたいという人は転職してみても良いかもしれません。

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