外資系企業

Redbull(レッドブル)への転職は失敗?主な退職理由と転職する方法を紹介

ここではRedbull(レッドブル)で働く従業員がどんな理由で退職していくのか、いくつか事例をご紹介していきます。

レッドブルはエナジードリンクで高いシェアを誇る外資系飲料メーカーであり、世界全体で12000人(※公式HP)を超える従業員が働いています。

そしてその日本法人であるレッドブル・ジャパン株式会社は2005年に設立され、2020年時点ではおよそ160名ほどの従業員が働いています。

高い人気を誇る商品を扱う同社ですが、どんな理由で従業員が辞めていくのかを理解しておくことで、「こんなはずじゃなかったのに!」といった転職によるミスマッチを防ぐことができるはずです。

「この理由なら自分には当てはまらなさそうだな」とか「ここはちょっと気になるけど覚悟を決めて飛び込もう」など、より良いキャリアを築く参考にしてみてください。

※あくまでも(元)従業員の語った内容をまとめており、会社側に裏付けをとっているわけではありませんので事実と異なる可能性がある点についてご了承ください。

退職理由の例

商品が少なくスキルが身につかない

まず、商品数が少ないことが原因で退職に至るケースがあります。

レッドブルが扱っている商品は、社名にもなっている「レッドブル」というエナジードリンク一本です。

正確には微妙にサイズやら味の違いによるラインナップがあるものの、それでも一般的なメーカーの中で比較すればかなり少ない方と言えるでしょう。

商品の種類が少ないということは、それだけ業務内容もシンプルになりますので、それが働き手にとっては「物足りない」といったネガティブな方向に働いてしまうことがあるわけです。

意思決定が遅い

意思決定が遅いというという意見もあります。

会議が多い割にその会議で物事が決まらないというのは日系企業の悪い部分として語られがちですが、外資系企業であっても似たような環境はあるということでしょうかね。

まあ、本当にこれだけが理由で退職するというのはあまり考えにくく、他にもいろんな要因が絡んでのことだとは思いますが、少なくとも不満の一つとして意思決定のスピードが遅い環境であることは覚悟しておくと良いと思います。

リストラ(ポジション消滅によるレイオフ)

リストラによって退職を余儀なくされるケースもあります。

レッドブルのような外資系企業では、組織の見直しによって現在存在するポジションが消滅する場合があります。

ポジションが消滅すると、社内に自分の経験やスキルが活かせる他のポジションで空きがあれば異動できますが、そうでない場合には退職することになります。

また、ポジション自体が消滅しなくともヘッドカウント(人数の枠)が減らされればリストラ対象となる可能性もあります。

日本に機能が少なくやれることが限定的

レッドブルは飲料メーカーですが、外資系企業ということもあり日本には工場がありません。

工場がない分だけ日本法人の機能もシンプルであり、必然的に日本法人で働く人の業務内容もシンプルになります。

その結果、自分のスキルが高められないと感じて退職するケースがあります。

本国の発言権が強く日本法人の裁量権が小さい

日本法人だけで物事を決められない環境への不満から転職するケースもあります。

外資系企業の場合には日本法人は親会社から一定の制約を受けるのが普通ですが、その程度は企業によって様々。

レッドブルが実際のところどこまで親会社から厳しく管理されているのかは分かりませんが、現在ある程度大きな裁量を与えられている会社で働いている人にとっては働きづらいと感じる可能性があります。

ただし、本国の経営方針が変わったり、日本での事業の推移次第では今後日本法人に与えられる裁量も大きくなっていくこともあります。

希望部署への異動が叶わない

営業からマーケティングへの異動など、希望した部署への異動が叶わなかったとして退職するケースもあります。

基本的には外資系企業の場合にはジョブローテーションという概念はなく、ゼネラリストよりスペシャリストによって組織を運営していくスタイルなので、未経験の職種への異動は叶わないことが多いです。

日本での事業開始から数十年以上経って法人の規模も大きくなってくれば日本の文化に合わせて社内異動もしやすくなる可能性はありますが、レッドブルはまだ日本法人が2005年に設立されたばかりであり、基本的には希望部署での即戦力性がなければ異動はできないと考えておいた方が良いと思います。

経費予算のカットでやれることが少ない

企画系の部署の場合には使える経費が少ないという不満から退職に至るケースがあります。

特に、業績が悪化したり計画通りに事業が伸びていないときには経費予算は削られる傾向があるので、そのタイミングで入社すると業務の自由度が制限されてしまい面白味が半減する可能性があります。

マーケティング職など、企画系のポジションで応募する際にはレッドブルの業績が良いタイミングで転職するのが良さそうですね。

レッドブルへの転職は失敗なのか?

レッドブルに転職するのは失敗なのか?

退職理由を見ていくとレッドブルに転職するのが不安になるという方もいるかもしれませんが、必ずしも転職することが失敗なわけではありません。

法令に違反しているような企業を除けば、誰にとっても良い会社もなければ、誰にとっても悪い会社もありません。

あくまでも自分にとって合うかどうかが問題であり、他の人の転職理由を気にしすぎてしまって転職できないというのではキャリアアップの機会をみすみす逃してしまいかねません。

同じ状況でも感じ方は人それぞれですし、本当に酷い環境であれば全員退職しているはずです。

やりがいを感じて残っている人も大勢いるわけなので、自分にとってこの会社・この求人が魅力的かどうか、という軸でぜひ判断していってください。

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