外資系企業

日本オラクルへの転職は失敗?よくある退職理由を解説

ここでは日本オラクル株式会社で働く従業員が同社を退職していく理由をいくつか紹介していきます。

オラクルは日本法人だけで従業員数2000人を超える外資系の大手。

企業に事業基盤を支えるクラウドサービス、ソフト、ハードを扱っています。

転職先としても人気の会社ですが、そんなオラクルでも退職していく人が存在します。

転職した後に「こんなはずじゃなかった」という事態を防ぐには、実際にどんな理由で退職していく人がいるのかを知っておくことは非常に重要なことです。

オラクルへの転職を考えている人はぜひ参考にしてみてください。

退職理由の一例

扱う製品を変えるため

営業やエンジニアなど、自分が担当する製品に興味が持てないとか、飽きたといった理由から他の会社へ転職していくケースはあります。

長年担当することにより商材を変えたくなることもあれば、予期せぬ異動によって好きだったプロダクト担当から外されるケースなどもあります。

思っていた業務内容と違ったため

企画寄りの業務を想定していたが、オペレーティブなものがメインだったという理由で退職したという事例もあります。

こうした問題は求人募集時や選考時に採用予定のポジションについて十分に企業から説明があれば回避できる問題ですし、候補者の側も不明な点があれば内定承諾前に全て確認しておくことが望ましいです。

また、企業側は良いことばかりを言ってくることも考えられるので、配属予定の組織について、どんな人がおり、どんな業務分担になっているのかを詳しく聞いておくと業務内容のミスマッチはある程度防ぐことができます。

人の入れ替わりが激しく先行き不安から

離職率が高いという理由で長期就業に不安を感じて退職する人もいます。

人の入れ替わりが激しいという状況自体に漠然と不安を感じる人もいますし、人が辞めることで業績が悪くなっていく可能性が高いと考える人もいます。

また、人によっては退職者の業務を引き受けることで業務量が増大し、ワークライフバランスが崩れてしまう人もいるので、退職者が多いという状況をきっかけに自分自身も退職していくケースは珍しくありません。

リストラ(会社都合退職、レイオフ)

リストラされて退職する人もいます。

業績悪化によるレイオフもありますし、機能の海外移管によるポジション消失というケースもあります。

年収を上げるため

主に営業職の人で多い理由として、年収を上げるために退職する、というケースがあります。

オラクルは給与水準が高い会社ですが、営業職の人の場合には目標達成時のインセンティブの比率が高いため、達成できない場合には年収が低くなります。

オラクルに限った話ではないものの、外資系のIT企業ではOTE(On Target Earnings)と呼ばれる考え方に基づいてオファー年収が提示されます。

OTEとは目標達成時に年収がいくらになるのか、ということ。

例えば、「OTE1000万円でスプリットが6:4」という内容で企業からオファーをもらったとします。

この場合、確実にもらえるのは600万円で、目標達成時には400万円もらえ、年収1000万円になるということです。

目標を達成しなければ600万円のみ、もしくは対象のインセンティブが追加でもらえる程度となり、逆に目標達成率が120%など目標を大きく超えて達成した場合にはインセンティブの額が400万円よりも多くもらえる、というような給与形態となっています。

スキルの問題だったり、担当製品や担当マーケットの状況などによって営業の成績が残せない場合には、インセンティブの比率が高いことが裏目に出てしまい給料があまりもらえないため、生活の安定を求めてベースとなる給与の金額を上げられる会社に転職する場合があります。

営業活動のスパンが長すぎる

これも営業職の人についてですが、営業のスパンが長いことが不満で退職するという場合があります。

扱う製品や営業先となる見込み顧客の業界によって意思決定に数年を要することもあります。

もっと軽い商材を短期間で次々売っていくスタイルの営業が好きな人には面白くないと感じられる可能性があります。

オラクルへの転職は失敗なのか?

オラクルを退職する人はある程度多いので、オラクルに転職するのは失敗か?と不安になる方もいるかもしれません。

しかし、そもそもオラクルは従業員数が日本だけで2000名を超える大企業ですので、離職者数が多いと言っても企業規模を考えれば悪い数字ではないと思います。

今回ご紹介した退職理由を踏まえて、それでも興味があるという方であれば転職してもミスマッチという可能性は低いはずです。

ぜひ転職にトライしてみてください。

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