外資系企業

SAPジャパンへの転職は失敗?よくある退職理由を解説します

SAPジャパンはドイツに本社を置く外資系のソフトウェア会社です。

世界130カ国に支店を持つグローバルカンパニーで日本法人であるSAPジャパンにも1000名以上の従業員が働いています。

そんなSAPジャパンで働いている従業員が、どんな理由でSAPを退職するのか、転職エージェントの立場で見聞きする情報をもとに紹介していきます。

主な退職理由

日本法人社長のインタビュー記事によると、同社では新卒で採用した人材の半数以上が3年以内に退職しているほど離職率が高いとのこと(その後改善した可能性もあります)。

クライアントワークを辞めたい

SAPはソフトウェアを扱っているので、従業員の中には自社の製品をクライアントに導入する業務に従事している人も多くいます。

そうした人は、長くクライアントを支援していく中で、次はクライアントへの導入支援ではなく自社にソフトウェアを導入する経験を積んでみたい、という希望を持つようになるケースもあるんです。

そうした人は事業会社の社内SEのようなポジションに転職し、SAP導入のプロジェクトを主導するような立場で働くケースが多いです。

リストラ(早期退職、レイオフ)

SAPはリーマンショックの後や2015年、2019年前後に大規模なリストラを実施しています。

業績が比較的好調な時にでもリストラをしているのが他の一般的な会社とは異なる印象です。

定期的にグローバルでの組織最適化を図っているんでしょうね。

残業が多い(ワークライフバランスを改善したい)

ポジションや時期にもよるのだと思いますが、ワークライフバランスを改善したいという理由から退職する人もいます。

業務範囲が狭い

SAPは日本法人だけでもかなりの従業員規模を誇ります。

そのため一人一人が携われる業務範囲が狭くなる傾向にあり、狭く深く専門性を高めていきたい人にとっては良い環境と言えますが、逆に幅広く経験を積んでいきたい人にとっては物足りない環境に移り、退職していく人もいます。

キャリアアップのため

特にSAPに大きな不満はないけれど、漠然と新しい経験を積んで見たい、というような人もいます。

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