ここではローランドベルガーで働く人がどんな理由で退職していくのかについて紹介していきます。
ローランドベルガーは外資系の戦略コンサルティングファーム大手。
転職先としても人気がある同社ですが、転職した後で「こんなはずじゃなかったのに」というようなことが起きないようにするには、事前にどんな理由で辞めていく人がいるのかを知っておくことが重要です。
あくまで過去の従業員の意見をもとにまとめたものであり、時間経過によって社内環境が変化していたり、実態と異なる可能性があることご了承ください。
退職理由の例
コンサル経験を活かして自社の課題解決に従事するため
クライアント向けの提案という仕事ではなく、自社の経営課題を解決する仕事に従事したいと考えて転職していく人は多いです。
アクセンチュアなどのようにIT導入というソリューションまで持っているコンサル会社は別として、ローランドベルガーのような戦略系ファームでは本当に上流の工程のみを担いますので、「絵を描いて終わり」という感じになりやすいです。
提案してもそれをクライアントサイドが受け入れるかどうかもわかりませんし、受け入れても実行フェーズまできちんとやってくれるかもわかりません。
そうした立場にもどかしさを感じて、自身が意思決定できる立場、実行者になれる立場を希望して転職していくわけです。
ワークライフバランス改善のため
激務な環境に限界を感じて退職する人も多くいます。
結婚や出産、育児といったライフイベントを機に働き方を見直す必要に迫られて退職するケースがあるほか、中には働きすぎて体を壊す人もいるようです。
希望しないプロジェクトが多く
コンサルという仕事自体は好きでも、個別のプロジェクトをみていくと好き嫌いが分かれるもの。
ローランドベルガーが獲得するプロジェクト内容に不満を感じてBCGやマッキンゼーといった同業へ転職していく人もいます。
ローランドベルガーへ転職するなら、どんなプロジェクトが多いのか、自分が入ったらどんなプロジェクトにアサインされる可能性が高いのか、自分はどんなプロジェクトが良くてどんなプロジェクトは希望しないのかをある程度明確にしておいた方がギャップは減らせると思います。
年収を上げるため
ローランドベルガーの給与水準は日本全体で見ればかなり高い方です。
ただ、それでも年収をさらに上げるために転職していく人もいます。
基本的にメーカーの経営企画や事業企画に転職する場合だと年収が下がることがほとんどであり、年収アップのために転職する先としては外資系金融や外資系IT企業が中心となります。
成果を出せず
思うように成果を出せずに退職していく人もいます。
同業から入ってくる人はともかく、メーカーなど異業界から転職してきた人にとってはコンサルという初めての仕事に戸惑う人もいるようです。
ローランドベルガーへの転職は失敗なのか?
ローランドベルガーで働いていた人で同社に転職したことを失敗だったと言っている人はあまり知りません。
その意味では転職することが失敗ということはあまりなさそうです。
ただ、働いている間はかなりのハードワークになることが予想されますので、事前に覚悟はしておいた方が良いでしょう。
ローランドベルガーへ転職する方法
ローランドベルガーはBCGやマッキンゼーと同様に少数精鋭の組織であり、アクセンチュアやデロイトなどのように大量に人材を採用して事業拡大を目指す会社ではありません。
かなり採用する人数は絞っていますし、選考内容としてもケース問題やフェルミ推定といった一般的な会社ではやらないこともやります。
その分だけ転職するハードルは高いといえるでしょう。
ただ、それでも転職したいのなら転職エージェントに相談をして、選考の対策をしてもらうことをオススメします。
ローランドベルガーのさらに詳しい情報を知りたいor転職したい場合にはリクルートエージェントに登録するのがオススメです。
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