外資系企業

KPMGコンサルティングへの転職は失敗?主な退職理由と転職する方法

ここではKPMGコンサルティングで働いた人がどんな理由で退職していくのかについて紹介していきます。

KPMGは外資系コンサルの世界的な大手であり、転職先としても人気がありますが、転職した後で「こんなはずじゃなかったのに」とギャップを感じて退職するリスクを減らすには事前にどんな理由で辞めていくのかを知っておくことが重要です。

紹介する内容はあくまでも元従業員の方々の意見であり、実際の職場環境とは異なる可能性もあります。ご了承ください。

退職理由の例

ワークライフバランス改善のため

KPMGを退職する人の中でワークライフバランスの改善を目的に転職していく人は珍しくありません。

KPMGに限らずコンサル業界は忙しいので、結婚したり子供が生まれたなど、ライフイベントのタイミングで働き方を見直す人が多く出てきます。

ただ、それでも他のコンサル会社に比べると残業過多で退職していく人の割合は少ないように思います。

希望するプロジェクトがないため

希望する分野のプロジェクトが少ない(あるいはプロジェクトがあってもアサインされない)ことが原因で退職していく人もいます。

例えば人事コンサルをやりたいのにSCM関連のプロジェクトにアサインされる、といったような状況が続くと希望するスキルを身につけられないとして退職していくことがあります。

当初の目的を果たせたため

元々KPMGに転職するにあたって目的を明確にしているような人は、目的が果たせたらすぐに退職していきます。

プロジェクトを回すスキルを身につけたいとか、特定業界の知見を深めたいといったような目的意識で転職してくる人は2〜3年ほど経験を積んだら再び転職していくことが多いです。

コンサルから離れたい

KPMGを退職する人で多いのがコンサルから離れて自社の課題解決や自社のプロダクトに関わりたいという人。

コンサルはあくまでも外部の立場から提案して終わりなので、最終的な意思決定はクライアントサイドにあります。

また、意思決定後の実行フェーズにも責任を持てないため、そこがもどかしく感じてコンサルではなく自社の事業を推進していく立場へのキャリアチェンジを目指して転職するケースは非常に多いです。

年収を上げるため

KPMGでの年収が不満で転職していくケースもあります。

KPMGの給与水準は日本の企業全体で見ればかなり高水準ですが、アクセンチュアやデロイト、PwCといった競合のコンサルティングファームと比較すると少し低めですし、外資系金融のフロント〜ミドルあたりの職種から転職してきた人も年収を下げることになります。

こうした事情から、より高い年収を求めて転職をする人もいます。

評価制度が不満だったため

評価制度への不満から退職していく人もいます。

年収に不満を感じて退職する人がいるように希望する年収をもらうには相応のタイトルに就かなくてはいけないものの、昇進するスピードや昇進基準に納得がいかないとして辞めることがあります。

KPMGコンサルティングへの転職は失敗なのか?

KPMGコンサルティングはコンサル業界の中では給与水準はあまり高くないものの、それでも他の業界と比べたら高い上に、ワークライフバランスも他のファームと比べると取りやすい印象です。

今回紹介したような転職理由が特に気にならないという方であれば転職してもミスマッチを感じることは少ないはず。

ぜひチャレンジしてみてください。

KPMGコンサルティングへ転職する方法

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