ここではリシュモンジャパン株式会社で働く従業員がどんな理由で同社を退職していくのか、よくある事例を元にご紹介していきます。
外資系企業ながら日本法人だけで2000人規模を誇る大企業。
扱うブランドとしては、カルティエ、ピアジェ、ボーム&メルシェ、オフィチーネ パネライ、ジャガー・ルクルト、ヴァシュロン・コンスタンタン、IWC、モンブラン、ダンヒル、クロエ、ヴァンクリーフ&アーペルなど、時計やジュエリーのハイブランドなど。
転職先としても人気がある同社ですが、実際に働く人がどんな理由で退職していくのかを知っておくことはミスマッチな転職を防ぐ上で有効です。
入社した後で「こんなはずじゃなかった」とならないためにも、「こういう理由なら自分には当てはまらないから大丈夫だな」とか「ここは覚悟しておこう」といったように自分が本当に転職すべきかどうか考える材料にしてみてください。
※あくまでも(元)従業員の方々の意見であり、企業側に裏付けをとっているわけではありません。なので実際の就業環境と異なる可能性はあります。あらかじめご了承ください。
退職理由
転居する必要があり
リシュモン自体に不満があるわけではなく、家庭の事情で退職を余儀無くされるというケースはあります。
日系企業の場合だと国内に複数の拠点を持っていたり、未経験のポジションで地方拠点に異動させてもらえることもありますが、外資系企業の場合には拠点がほとんど東京に集中していることや、即戦力でないと社内異動も叶わないことが多いです。
なので転居の必要が生じた際には退職していく人が多くなります。
リシュモンの場合には傘下のブランドの店舗であれば主要都市にあるので店舗間の異動ならできるかもしれませんが、マーケティングや人事など本社機能に近い仕事をしている人は店舗で働くことはありませんので退職していくことになります。
より上位の役職に就ける機会を求めて
リシュモンのように歴史もあり従業員規模も大きい企業では、なかなか上の役職に上がっていきづらいということもあり、より上のタイトルを狙って転職する人も出てきます。
上司が出世するか退職しない限りは自分が上がるポストがないわけなので、上司が出世も退職もしなさそう、ということであれば退職する人も珍しくありません。
また、上司の年齢が高く定年近い場合でも、その後任候補が外部から採用されてきてしまう場合などもあり、モチベーションが下がって退職するパターンもあります。
(店舗で)人間関係が悪く
店舗で働く人の場合には人間関係が原因で退職するケースもあります。
リストラされる危険を感じて
リストラされる前に退職を選ぶ人もいます。
リストラされてしまった後に転職活動をしても有利な条件や魅力的なポジションでのオファーを勝ち取れない場合があるからです。
リシュモンのように外資系企業では業績悪化によるリストラの他にも、ポジションクローズによるリストラが行われることもあります。
ポジションクローズとは、自分が担当している役割が組織の見直しの結果なくなってしまうことで、ポジションがなくなるとということはその仕事に従事している人が不要になりリストラされるわけです。
特に不満はなかったが他から魅力的なオファーがあったため
不満はなくとも退職するケースとして、他の会社で良いオファーがあった場合が挙げられます。
外資系企業で働く人は常に複数の転職エージェントと情報交換をしていることも多く、その中で他の会社の求人を紹介されることもあります。
リシュモン自体は好きだけど、「もっと年収が上がるから」や「もっと仕事の幅を広げられそうだから」といった理由から他社へ転職していくケースはあります。
希望と異なるポジションにアサインされたため
組織の見直しなどにより希望する仕事から外れてしまった場合にも退職することがあります。
日系企業の場合にはジョブローテーションの文化があり、いろんな仕事をしていくことが珍しくありませんが、外資系の場合には特定の職種で専門性を深めていくのが普通です。
全く別の仕事にアサインされる場合はもちろんですが、同じ職種でも「微妙にやりたい領域と違う仕事」を任されるケースでも退職を選ぶ人は多いです。
新たなチャレンジをしたく
長くリシュモンで働いたことで新しい経験がしづらくなっている人や、投資が減らされて新しいプロジェクトが立ち上がらない(あるいは中止になる)場合には退職を選ぶ人もいます。
リシュモンへの転職は失敗なのか?
リシュモンで働いていた人でリシュモンのことを悪くいう人はあまりみたことがありません。
外資なので人の出入りが日系企業に比べると多いとは感じるものの、就業環境が悪いということはあまりないように感じます。(外から見てですが)
もし興味があるのなら転職してみても良いのではないでしょうか。
リシュモンへ転職する方法
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