面接

大手の面接対策や企業研究でチェックすべき2つの情報とは?

面接対策で重要な企業研究ですが、大手企業の場合には特にチェックしておくべき2つの情報源があります。

それが応募した求人以外に募集中の求人一覧、そしてIR情報です。

これらの情報をチェックしておくことで格段に面接通過率をアップさせることができるほか、転職後にミスマッチを感じる可能性も下げることができます。

ぜひ参考にしてみてください。

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チェックすべき情報は求人一覧とIR情報

求人一覧とは?

情報収集をするなら自分が応募した求人だけでなく、他にどんな求人で募集されているのかをチェックするようにしましょう。

例えば応募した求人が営業職だったとしても、マーケティングやカスタマーサクセス、人事、経理、エンジニアポジションまで全てチェックします。

中小企業の場合には他に募集中の求人がないケースもありますが、大企業なら基本的に複数のポジションで募集していることが多いです。

IR情報とは?

IR情報とは、上場会社が投資家向けに出している情報のこと。(IRとはインベスターリレーションの頭文字で、インベスターとは投資家のこと)

特に、有価証券報告書は必ず押さえておきたい情報です。

上場している場合にはそれらの資料は必ずホームページから探せますのでチェックするようにしましょう。

オススメする理由:面接通過率が上がりミスマッチも減らせる

なぜ応募する以外の求人情報や投資家向けの情報をチェックしなければならないのかというと、面接通過率を格段に上げることができ、また、仮に転職した場合にギャップを感じるリスクを減らすことができるからです。

これってすごいメリットだと思いませんか?

なぜ面接通過率が上がったりミスマッチを減らせるのかというと、求人票と有価証券報告書にはその会社が目指す方向性と課題とが書かれているからなんです。

企業には目指す方向があり、その実現に向けた課題解決手段として人材採用をしています。

なので、企業がどんな方向を目指していて、そのためにどんなことができる人材が必要なのかを知ることができれば、「私ならこれまでの経験をもとにこう貢献できます!」と適切にアピールすることができるわけです。

自己PRは企業にとって魅力的かどうか?という観点でアピールしなければ意味がないどころか「トンチンカンなこと言ってるな」とマイナス評価になってしまいます。

企業から見て魅力的に映るには、その会社の課題を解決できることを示す必要があり、その課題を知るには求人票と有価証券報告書が貴重な情報源となってくれるわけです。

でも、「それって応募する求人票だけ見れば書いてあるんじゃないの?なんで他の求人まで見る必要があるの?」という疑問を感じる人もいるでしょう。

確かに募集部門の課題などは求人票にも書いてあるかもしれません。

しかし、忘れてはならないのが「すべての仕事は他の部署の支援の上に成り立っている」ということです。

例えば営業がソフトウェアを顧客に紹介するには、そのソフトウェアを開発してくれる人が必要になりますし、受注できたなら請求書を発行してもらったり、製品の導入を技術的に支援してくれる人も必要になります。

また、提案先となる見込み顧客はマーケティング部門の力でリストアップしたものだったりします。

こうした他の部署との連携がどの仕事でも必要であり、他の部署の構成やミッション、課題などを知ることは、自分の担当業務を遂行する上でも把握しておくべきことです。

他の求人を見ることで、どんな部署で人が足りていないとか、その部署ではどんなことをしようとしているかとか、会社としてどう組織を分けているのかなど、理解を深めることができます。

上場していない場合はどうするか?

応募した企業が上場していないからIR情報見れない!という方もいるでしょう。

そういう方は、まずその会社の親会社が上場していないかどうかを見てみましょう。

その会社自体は上場していなくとも、親会社が上場していれば親会社側のIR情報の中に応募企業について言及されている箇所が見つかる可能性があります。

外資系企業の日本法人の場合も同じで、日本法人自体が国内で上場していなくとも、本国で上場している場合には本国のホームページからIR情報を見ることができます。(日本語ではないですが、、)

親会社なども上場していない場合には、経営者の名前などで検索すると過去のインタビュー記事などがヒットすることもあり、そうした記事の中で方向性と課題について触れている場合もあるのでチェックしてみましょう。

他に募集中の求人がない場合はどうするか?

応募した企業のホームページを見ても他に求人情報が載っていない場合もあるでしょう。

そんな時にはビズリーチやリクナビなど転職サイトを覗いてみると募集されている場合がありますし、外資系企業の場合にはLinkedIn上で募集しているケースも多いです。

会社ホームページ上になくとも他の媒体に載っていないかチェックするようにしましょう。

まとめ

大手企業なら面接前に他の求人情報とIR情報を必ずチェックするようにしましょう。

ただ、自分1人で対策する自信がない場合はプロである転職エージェントに相談してみることをお勧めします。

私もリクルートエージェントのコンサルタントに面接対策の相談をしてかなり助けられました。

ネットには載っていない企業の内部情報を教えてもらえたり、過去に面接でどんな質問があったかんど、情報を蓄積しているので1人で面接対策をするよりもはるかに効率的に転職活動ができますよ!

まだ利用していない方はぜひ相談してみてください。

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