転職活動

過去に落ちた求人に再応募するのってOK?期間・ルート・ポジションの3つで解決!

この記事はこんな人向け

・前回不合格になった企業にどうしても転職したい!もう一度応募するのってアリなの?

こんな疑問やお悩みにお答えしていきます。

結論から言えば、再応募は可能です。

ただし、前回不合格になってからの期間、ルート、応募するポジションなどを考慮する必要があります。

詳しく解説していきます。

再応募可能な条件

まず基本的な考え方として、企業の立場から見て過去に不合格となった人材の再応募を受け付けるのは再応募によって合格の可能性がある人材に限られます。

例えば、「大学院卒以上」が応募要件になっている求人に「学部卒」の人材が応募しても不合格になりますし、その人がその後院卒の学位を取得していない限りは再応募を受け付けてはもらえないでしょう。

企業からすれば過去に不合格とした原因が解消されておらず、その候補者には合格の可能性がないからです。

このように、前回の応募時には不合格だったものの、今回なら合格できるかどうか、という点が再応募可否の判断基準になります。

では前回不合格だったのに今回合格する可能性がある、というのは以下の条件に該当する場合です。

・応募要件が変わる

・採用枠が増える

・選考する人が変わる

・応募する側のスペックが変わる

応募要件が変わる(必須条件の緩和)

募集していた条件に当てはまる人材からの応募がなく、なかなか採用ができないような場合には企業が求人の応募要件を緩和することがあります。

そうなれば前回落ちた人でも再応募によって合格する可能性が出てきます。

採用枠が増える

採用枠が増えた場合にも再応募で合格するチャンスが出てきます。

元々1名しか採用しない予定だったのが、急な欠員などで2名採用することになれば倍率は下がります。

そうなると企業も「相対評価の問題で不合格にしたものの絶対評価では合格水準にある候補者」に対してオファーを出す可能性はあります。

選考する人が変わる

同じ企業であっても選考する人が変われば合格する人も変わります。

例えば、人事が「この人は学歴がいまいちだから不合格にしよう」と書類選考で落とした候補者も、現場の責任者が見れば「スキルさえあれば学歴なんて関係ないから採用しよう」となるかもしれません。

同じポジションの選考でも、現場責任者が前回から変わっているケースなどでは合格の可能性が出てきます。

応募する側のスペックが変わる

前回応募した時から経験や実績を積んだ結果、応募する側がハイスペックになった場合には合格する可能性もあるでしょう。

再応募で合格率を上げたいなら

前回不合格になった企業に再度応募したい人は、これからご紹介する方法を行うことで合格率を高めることができるので検討してみてください。

前回の応募から1年以上空ける

まずは前回不合格になってから1年以上の期間を空けること。

一定以上の期間を空ければ再応募OKという企業は多いです。

その理由は時間が空くことで同じポジションでも応募要件は変わることが多いからです。

外資やベンチャーなどでは人の入れ替わりも激しいので選考する人が変わりやすいという事情もあります。

別のポジションに応募する

仕事内容よりもその会社で働くことを重視する場合、別の求人に応募するという方法もあります。

同じ営業系のポジションでもフィールドセールス、インサイドセールス、カスタマーサクセスなどいろんなポジションがあります。

企業によっては「Aのポジションでは不合格だけどBのポジションでなら内定を出せるよ」などと提案してくれる場合もあります。

別のルートで応募する

前回不合格になった時と別のルートで応募してみるというのも有効です。

例えば、前回は直接応募して不合格だった人は、今回転職エージェントを使ってみるとか、その会社で働く知り合いがいるなら直接連絡を取ってみるなどといった方法です。

ルートが変わるメリットとしては、もし人事を通さず部門に直接選考を依頼できるようなら、人事が不合格としていた人でも合格する可能性がありますし、自己応募からエージェント経由に切り替える場合にはエージェントがあなたの代わりに推薦文を書いて企業に応募してくれるので通過率が上がることが期待できます。

再応募までに応募要件をクリアする

前回応募してから次回の応募までに、不合格理由となった要因をクリアしてしまうというのも考え方としてはあります。

例えば、前回英語力不足を理由に不合格になった人はプロコミットやライザップイングリッシュなどを使って英語力をしっかりレベルアップさせてみるといったことです。

シンプルではあるものの難易度は高いですが、スキルを高めることは転職市場での価値を高め、転職を容易にする有効な方法なので検討してみても良いでしょう。

ただし、不合格理由が改善できない項目である場合やそもそも不合格理由を教えてもらえていない場合にはこの方法は使えないので注意しましょう。

まとめ

前回応募して不合格だった企業に再応募することは可能です。

本当に入りたい企業があるのなら、諦めずにいろんな方法で転職の可能性を高めてみてくださいね!

・前回の応募から1年以上空ける

・別のポジションに応募する

・別のルートで応募する(前回はエージェント経由、次は社員経由)

・再応募までに応募要件をクリアする