転職活動

【元転職エージェントが解説】仕事が暇な人は早くスキルアップするか転職しよう!

転職で失敗した男性

私は転職エージェントとして10年近く働いていたのですが、その経験から言えば仕事が暇だと感じている人は今すぐにでもスキルアップに取り組むか転職活動を始めるべきです。

なぜなら暇な人は時間と共に市場価値がどんどん下がっていき、最終的にはどこにも転職できない人材になってしまうリスクが高まるからです。

その理由と対策について詳しく解説していきます。

仕事が暇な状態はリスクが高い

会社や個人によっては仕事が暇すぎてやることがないという人もいるかもしれません。

労働時間が長いことが原因で過労死する人がいることを考えれば、仕事が暇だという状態はある意味で望ましい状況と言えるかもしれません。

しかし、キャリアを作っていくこと考えた場合には暇であることはリスクにもなるのです。

トヨタ自動車でさえ終身雇用が難しくなっていることを発表し、サントリーの社長である新浪さんが45歳定年を提言するなど、新卒で入社した会社でそのまま60歳や65歳まで同じ会社で働き続けることが年々難しくなってきています。

そうでなくとも勤務先の企業の業績が悪化すればリストラされるかもしれません。

そんな時、仕事が暇であることが及ぼす最も大きなリスクは「転職できなくなること」です。

転職市場では常に絶対評価と相対評価の2軸で選考されます。

絶対評価とはその人単体で見た時の評価、相対評価とは他の人と比べた時の評価です。

例えば、とある企業が「営業経験を5年以上持っている人材を採用しよう」と考えていたとします。

その求人に応募してきた候補者のうち、Aさんは営業経験を5年持っており、Bさんが営業経験を10年持っていたとすると、どちらも5年以上という基準を満たしているので絶対評価では2人とも合格です。

ただ、採用枠は1名なので、どちらかしか採用することはできません。

そうなると「営業経験がより豊富なBさんを採用しよう」など、AさんとBさんとを比較して(相対評価で)採用が決まることになるわけです。

絶対評価をクリアしていなければ内定は出ませんし、絶対評価をクリアしていても相対評価で勝てなくてはそれもまた内定は出ません。

ではどんな観点で絶対評価と相対評価が決まるのかというと、一番重要なのは「年齢」と「経験・スキル」のバランスです。

年齢だけでもなく経験やスキルだけでもなくこの二つはセットで評価されるというのが非常に重要なポイントです。

スキルがあることは大事なのですが、「年齢相応のスキルか」という観点が非常に重要になります。

年齢と共にスキルも高めていかなければ、市場価値はどんどんと下がっていき、同じスキルを持った若い人材に選考で負けてしまうことになります。

なので同じ年数だけ仕事をしていたとしても業務量が少ない場合には年齢に対して十分な経験を積むことができず、将来転職しようと思った時に転職先が見つけられないという事態になってしまうわけです。

仕事で暇を感じる人がすべきこと

仕事が暇な人がすべきことを書いていきます。

仕事でスキルアップする

仕事が暇だと感じている人がいますぐにすべきことは一刻も早く仕事での経験を積み、スキルを磨くことです。

例えば上から与えられた仕事量が少ないということであれば自分で仕事を作ってしまえば良いのです。

他の部署がしている仕事を手伝って新しい経験を積んでも良いですし、まだ誰もやっていない仕事を見つけても良いでしょう。

最近ではどの企業もAIやらビッグデータをどう活用して自社の経営課題を解決できるかに苦心していますので、もし社内で誰もそうした最新技術の導入を行っていないのなら自分から提案書を作ってプロジェクトリーダーになるなど、自ら仕事を作りにいくことで他の会社からも必要とされるスキルや経験を身に付けることができます。

プライベートでスキルアップする

仕事でスキルアップが望めない場合にはプライベートな時間を使って自己投資に時間とお金をかけることで経験やスキルを高めるのもありです。

プライベートな時間まで奪われたくない、という方も多いでしょうが雇用のリスクを考えれば自己投資に時間やお金を使うことは決して高い買い物ではないと言えるでしょう。

例えば英語やExcelスキルはどの会社でも必要になるので勉強しておいて損はありません。

転職する

今の職場でのスキルアップが望めないなら転職してしまっても良いです。

スキルの身につかない環境で働き続けることで転職市場価値を下げてしまうくらいなら、できるだけ若いうちにもっと成長できる環境に移る方がキャリアとしては安定させることができます。

転職市場は年齢が若いほど得なので、できるだけ早く転職活動を始める方が多少経験やスキルが弱くてもポテンシャルを評価してくれる会社に転職することが可能です。

そのためにまずやるべきことは転職エージェントに相談することです。

転職サイトでも良いのですが、転職サイトも結局はエージェントと出会うための手段なので個人的には最初からエージェントに登録するのが手っ取り早くておすすめです。

転職エージェントの担当者とキャリア相談からしても良いですし、希望が明確なら具体的な求人紹介をしてもらっても良いと思います。

エージェントの中でいうと、20代〜30代ならリクルートエージェントが一番使いやすいと思います。

私も自分の転職活動はリクルートエージェントを使って転職してます。

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