転職活動

やりがいのある仕事の意味と見つける方法

仕事にやりがいを感じている女性
この記事はこんな人向け

・仕事でやりがいを感じられない。そもそもやりがいってなんなの?どうすれば仕事でやりがいを感じられるようになるの?

こんな疑問やお悩みにお答えしていきます。

やりがいは人生を豊かにしてくれる重要な要素です。

仕事を単に生きていくためだけでなく、仕事を通じてやりがいを感じられるようになるためには今の仕事でやりがいを見つけるか、やりがいのある仕事を新たに探すしかありません。

それぞれのポイントを解説していきます。

やりがいの意味と意義

そもそもやりがいとはどういう意味なのでしょうか。

一般的にやりがいという言葉を使う際には「やりがいのある仕事だ」みたいに仕事とセットで使われることが多いと思います。

辞書で意味を調べてみると「そのことをするだけの価値と、それにともなう気持ちの張り。」と出てきたのですが、これだとなんだかよくわかりません。

もう少し意味を噛み砕いてみると、やりがいとは何かをしていて感じる充実感のことです。

何も行動していないのにやりがいを感じることはありませんし、逆に何かをしているからといって全てにやりがいを感じることもありません。

また、何かをしているにせよ、単に楽しいだけというのも違います。

例えば、テレビゲームをしていて楽しい、というのはやりがいがあるとは言いません。

何かしら責任を伴う行動について前向きに取り組める気持ちの高まりのことをやりがいと言います。

かといって、責任に耐えられなかったりその行動に気が進まない場合にはやりがいを感じられているとは言えません。

責任ある行動と前向きな気持ち、この両方が揃うことがやりがいが成立する前提条件です。

一方、やりがいの意義について考えてみます。

基本的に生物は食べ物や睡眠さえ十分であれば生きていくこと自体は可能ですよね。

でも、単に生命を維持するだけでは人生が豊かであるとは言えません。

生き続けることは大前提としつつも、プラスアルファ人生を豊かにしてくれる要素が必要です。

いかに人生を豊かにするかを考えた場合、旅行だったり、友人とのご飯だったりといった余暇の時間をどうするか?が大きなウエイトを占めている人が多いのではないでしょうか。

しかし、社会人ともなれば労働時間の方が趣味に充てられる時間よりも長い上に、労働から得られるお給料自体が安く趣味にお金をかけられない場合もあるでしょう。

生きるためだけにする仕事のことをライスワークと呼んだりしますが、理想を言えば仕事自体に充実感を感じられる方が良いはずです。

もし仕事にやりがいを感じられることができれば、仕事もプライベートも豊かになり、幸せな毎日を過ごすことができます。

そうした、辛いことが多い仕事自体も人生を豊かにすることができるという点こそがやりがいを求める意義と言えるのではないでしょうか。

仕事を通じてやりがいを感じられるというのは、自己実現という言葉で表現しても良いかもしれません。

自己実現欲求は、その概念を提唱したマズロー曰く、人の欲求をいくつかの段階に分けた際に最も上流(最後)に位置付けられる欲求であり、「生きたい!」という様な最低限の欲求を満たして行って末に持つとされています。

やりがいと自己実現とでは多少意味が異なる部分もありますが、基本的に目指す方向としては同じですので、自己実現に興味がある方は調べてみても良いかもしれません。

人がやりがいを感じられる瞬間

人がやりがいを感じられる瞬間には以下の様にいくつかパターンがありますのでまずは押さえておきましょう。

・興味のある仕事をしている

・成長している実感が湧く

・目標を達成する

・人から認められる

・仕事で成果が出る

・給料や職位が上がる

・人や社会に貢献できる

・自分の能力を十分に発揮できている

これら全てでやりがいを感じられる人もいるでしょうし、全てには当てはまらない人もいるでしょう。

やりがいを求めるのなら、まずは自分がどんな場合にやりがいを感じられるのかを知ることが重要です。

自分のご機嫌を取れるのは自分だけなので、自分自身についての理解を深める様にしましょう。

そして、自分が何にやりがいを感じるのかを知るヒントはこれまでの仕事経験の中にあります。

仕事をしてきた中で、少しでも嬉しいとか楽しいといったポジティブな感情になった時のことを思い返してみましょう。

その時、なぜ嬉しいと感じたのか、楽しいと感じたのかを振り返ることで、自分がどんな時にやりがいを感じられるタイプなのかを知ることができるはずです。

もし社会人経験があまりにも短かったり、仕事上で楽しいと思ったことが一切ないという人は、学生の時の部活動や受験勉強などについて振り返ってみましょう。

やりがいが感じられない最大の原因はミスマッチ

仕事にやりがいを感じられない原因は一言で言えばミスマッチです。

ただし、何がミスマッチなのかは人によって異なります。

主に考えられるのは以下の4つであり、自分が今何とミスマッチなのかを考えてみましょう。

・仕事とのミスマッチ

・会社とのミスマッチ

・上司とのミスマッチ

・同僚とのミスマッチ

まず、仕事とのミスマッチについて考えてみます。

例えば、営業職の人であれば、「初対面の相手と話すのが苦手」だとか「品質の悪い自社製品を売るのが嫌だ」、あるいは「ノルマがあるのが合わない」といったミスマッチが考えられます。

注意したい点としては、同じ職種でも業界や会社が違えば仕事の進め方も違うため、今の仕事が嫌だと感じるからといって他の会社に行っても合わないわけではない可能性があります。

続いて会社とのミスマッチについて。

会社とのミスマッチとは、例えば「新しいことにチャレンジしない古い体質が合わない」の様な社風とのミスマッチや、「年功序列の制度が合わない」といった制度面とのミスマッチ、「通勤時間が長くて大変」といった立地のミスマッチなどが考えられます。

また、上司とのミスマッチもやりがいを感じられなくなる原因として大きいです。

なぜなら、人がやりがいを感じる例であげた「人から認められる」とか「給料や職位が上がる」などといったケースを考えた場合、上司の評価に全てがかかっているからです。

上司の考え方と合わない場合にはどれだけ頑張っても評価されませんし、ずっと認められない様な感覚に陥ってしまってポジティブな気持ちで働くことは難しいです。

同僚とのミスマッチも同じです。

どれだけ上司から認められたとしても、同じチームや関係部署の人との関係性が悪かったとしたらやりがいを感じながら働くことはできないでしょう。

それくらい人間関係は仕事で充実感を得る上で重要な要素となります。

やりがいを感じられるようになる方法

やりがいを感じられる様になるためには大きく分けて以下の2つのアプローチがあります。

・今の仕事にやりがいを見つける

・やりがいを感じられる仕事を見つける

まず考えるべきなのが今の仕事にやりがいを見つけられないか、ということです。

なぜなら仕事を変えるとそれまでのスキルや経験が一部あるいは全て活かせなくなってしまうからです。

スキルや経験が活かせないことはやりがい以前に2つの問題をもたらします。

一つ目が実現可能性の問題。

新卒の就職活動とは違い、中途採用の場合には即戦力を求めるのが普通ですので、全く新しい仕事へのチャレンジは企業側が採用してくれない可能性が高いです。

年齢を重ねるほど新たな仕事に就ける可能性は低くなりますので、もし今の仕事に見切りをつける場合にはできるだけ早く決断する様にしましょう。

二つ目が給料の問題。

お給料は実力に比例して上がっていきますので、スキルがない仕事に変わってしまうとお給料が下がってしまう可能性があります。

そうなるとやりがいどころかそれまでの生活水準を維持できなくなってしまうリスクが出てくるのです。

なので、こうしたリスクを回避するには今の仕事でやりがいを感じられないか?を改めて考えてみるのがオススメです。

全く同じ仕事でも、考え方を変えることでその仕事がつまらなくもなりますし、逆にやりがいを感じられる様にもなることがあります。

今の仕事に対する考え方を変えるには、同じ仕事をしていて社内で尊敬できる人や、社外でも業界を代表する様な人物がどんな風にその仕事と向き合っているのかを聞いてみるのが有効です。

社内の人であればランチに誘うでも良いですし、業界を代表する人であれば直接話す機会が持てずとも書籍を出版していることがあったりインタビューに答えている記事をネットで見つけられたりするので、それを読めば価値観に触れることができます。

あるいはコーチングを受けてみても良いでしょう。

コーチングは新しい知識や考え方を相手から吸収するわけではなく、あくまでも相手の質問に答えていくことで自分の中にある答えを明確にしていく作業です。

コーチングは自分でも気付いていなかった自分の価値観を知る上では有効な手段の一つと言えるでしょう。

もし今の仕事は好きだけと会社や上司が合わない、という結論になるのであれば他の会社で同じ仕事ができないか探してみましょう。

また、どうしても今の仕事が合わないと感じるのであれば、今の仕事で培ったスキルや経験を少しでも活かせる新たな仕事を探すのが良いです。

また、今の会社や上司、同僚との相性が良くて仕事内容だけ合わない、というケースであれば、他の部署への異動ができないか会社側に相談してみましょう。

相談してすぐ異動するのは難しいかもしれませんが、今後の組織変更の際にポジションを作ってくれるかもしれません。

仕事探しの注意点

やりがいのある仕事を探す場合に注意すべき点は以下のとおりです。

・希望を高く持ちすぎない

・未経験ほど受かりづらい

・チャンスは平等ではない

・自分の意思を持つ

・家族に相談する

順番に解説していきます。

希望を高く持ちすぎない

まず、希望を高く持ちすぎないことです。

例えば、「月給100万円もらえて、研修も充実してて残業はゼロの環境が良い。オフィスがおしゃれで社食もついてて、、」などと理想を膨らませたとしても、そんな求人は存在しません。

あまりに高い希望を持ってしまうといつまで経っても実現できないため、結果的にずっと今の仕事を続けざるを得なくなってしまいます。

未経験ほど受かりづらい

転職をする場合、未経験の人ほど受かりづらいので、キャリアチェンジする場合でもできるだけこれまでの経験やスキルが活かせる仕事から探す方が効率的です。

営業からマーケティングへキャリアチェンジできる可能性はゼロではありませんが、営業から機械設計へキャリアチェンジできる可能性は限りなくゼロに近いです。(大学の専攻と合っていれば可能性はあります。)

なので、基本的にはこれまでの経験がどんな仕事でなら応用できるのかを調べてみることが先決です。

チャンスは平等ではない

そして、チャンスは平等ではない、という点も意識しておいた方が良いでしょう。

年齢、性別、学歴など、いろんな要素によって与えられるチャンスの量や種類が変わってきます。

例えば、同じ未経験の仕事にチャレンジする場合でも、20代と40代とでは難易度は桁違いです。(若い方が有利)

自分の意思を持つ

周囲に流されず自分の意思を持つことも重要です。

よくあるのが、「人から勧められたから転職したのに失敗した」というケース。

これは決断を他人に委ねてしまっているから起きる不満です。

人から勧められたとしても、常に決断するのは自分自身であり、「自分で決めたこと」だと割り切れない様なら転職すべきではありません。

家族に相談する

もし結婚されているなら、妻や夫など配偶者には必ず相談する様にしましょう。

相談せずに転職活動を進めても、最終的に大反対されて断念した、というケースは非常に多いので、事前に合意を取っておいた方がスムーズです。

人は仕事だけして生きているわけではありません。

人生のパートナーである配偶者にもきちんと納得してもらった上で転職しなければ私生活がうまくいかなくなります。

まとめ

せっかく働くのなら仕事にもやりがいを求めるのは当然のことです。

まずは自分がどんな場合にやりがいを感じるのかを振り返った上で、転職した方が良いのか社内で異動するのか、あるいは今の仕事を続けるべきなのかを見極めていきましょう。

もしその上で、転職したい、あるいは転職も視野に入れて考えたい、ということであれば一度転職エージェントに相談してみることをお勧めします。

どれだけ理想を思い描いたところで実際に求人がなければ転職は叶いません。

自分の経歴でどんなチャンスがあるのか、今出ている求人情報をもとにキャリアアドバイザーからアドバイスをもらうことで、より自分が進むべき道が明確になるはずです。

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