・仕事のやる気が出ない。モチベーションの上がる本でも読みたい!
・何かオススメの本は?
私が読んだ本の中から、こんなお悩みを解消できる本をご紹介します!
奇跡のリンゴ
個人的に最も多く読み直している本がこれです。
阿部サダオさんと菅野美穂さん主演で映画化もされましたね。
不可能とされた農薬を使わずにリンゴ栽培を実現するまでの苦労や葛藤、取り組みを描いた本です。
それだけ書くとすごくありがちな感じですね 笑
「リンゴ栽培?興味ないよ」って方がほとんどだと思います。
というか私もリンゴにはほとんど興味がありません。
でも、この本や農家とかリンゴに興味があるかないかは全く関係なく楽しめる本です。
「自分はこれほどまでに真剣に仕事に取り組んでいるだろうか?」とか「本当の努力をする前に諦めてしまっているのではないか?」とかそんな風なことを感じさせてくれます。
“奇跡のりんご”と呼ばれるリンゴを作っているのは木村さんという方ですが、この方の人柄も素朴でチャーミングな魅力に溢れているし、ビジネス書のような気づきを与えてくれるけど小説のようなストーリー性もあります。
私はこれまでに10回以上読み直しているほど大好きな本です。
金持ち父さん貧乏父さん
これは私に取って中長期的な自分のキャリアを見つめ直す上で有益だった本です。
オリラジのあっちゃんもYoutubeでこの本の解説動画を上げているロングセラーの名著。
内容としてはお金持ちな友達のお父さんから、お金持ちになる上で知っておかなければならない世の中の仕組みについて教わっていく本です。
私は最初「なんか胡散臭くね?」と敬遠していましたが、どの書店にも並んでいるほどのベストセラーなので読む決意をしたところ、どハマりしました。
何が良いって、世界の仕組みの切り取り方が俯瞰的かつ明快な点。
世の中に溢れる「お金持ちになりたいなら○○しなさい」系のビジネス本と比べると世界を見る視点が一段階上です。
自己啓発本ではないけど仕事をやる目的とかモチベーションを明確にする良さもあるし、ビジネス本ではないけど仕事のやり方の参考にもなるし、株や投資の本なんだけど人生そのもののあり方について考えるきっかけになる本。って感じです。
2年に1度くらいは読み返していますが、毎回新たな気づきがありますね。
ゼロ・トゥ・ワン
天才起業家ピーターティールが書いた本。
ベンチャー企業の社長が書いた自伝はいくらでもありますし、私も一通り目を通していますが、その中でもピーターティールは別格ですね。
多分この人には一生追いつけないんだろうなということが分かる本。
コンサル会社出身者が出してるフレームワークの教科書とか読むよりこっちの方が勉強になるのでは?と思ってます。
世界の中でもトップクラスの起業家の頭の中を覗けるのは貴重ですね。
外資系トップの思考力
これは就活生から社会人になりたての頃に何度も何度も読み返した本です。
1冊の本に何人もの外資系企業(日本法人)の社長が登場し、それぞれの社長になるまでのキャリアの変遷や当時考えていたこと、感じていたことなどその人の価値観に触れることができます。
「仕事ができる人ってさすがだな〜」と思うこともあれば、「(いい意味で)こんな感じでも社長になれちゃうんだな〜」と思うこともありましたが、全ての社長がそれぞれ違う点に人間味を感じてとても気に入っています。

福翁自伝
最後の本だけタイトルのテイストが全然違いますね。
一気にお堅い感じになりました。
福翁(ふくおう)自伝は福沢諭吉の自伝です。
福沢諭吉のことを知らない人はいないと思いますが、以外に本を読んだことがある人は少ないのではないでしょうか。
福沢諭吉の本といえば文明開化論や学問の勧めの方が有名ですが、仕事に疲れている時はそんな真面目な本ではなく自伝の方がオススメです。
皆さんは福沢諭吉ってどんな性格の人だと思いますか?
私は、お札になる(しかも一番高価なお札の!)人ですから生真面目でお堅い人物を想像しながら読んでみたわけです。
すると、いい意味で裏切られたというか。
結構やんちゃな性格なんですね。
人にいたずらとかしちゃう人なわけです。
その奔放さというか遊び心がある人なんだと感じて、ほっとしたんですね。
仕事に疲れてる時に「真面目に生きろ!」的なメッセージ性のものってしんどくないですか?
そんな時にこの本を読むと励まされるんです。
「あぁ、こんな人でも歴史に名を残せるんだな」って 笑
最近の本ではないので少し文体が固かったりしますが、オススメですよ。
サードドア
ものすごくざっくり言えば、閉塞感を感じた大学生が超有名人にインタビューしまくるという話。
そう聞くと、「有名人の名言が収録されている本」と思われるかもしれませんね。
まあ、その側面も当然ありますが、私個人的には主人公があらゆる手段を講じて、有名人からインタビューの約束を取り付けていく姿にワクワクする方が強かったですね。
事前準備なしでいきなり超有名人にインタビューする機会が訪れたりして、「えー、大丈夫ー?」「僕だったら何を聞くだろう?」とかドキドキしたり妄想してました。
どちらかと言うとビジネス本と言うよりアドベンチャーの映画を見ているような感じの楽しみ方ができる本です。
