英語の勉強にモチベーションが出ない。
どうすれば英語学習を頑張れるか知りたい。
英語の勉強って続かないですよね。
モチベーションが高い状態を維持できれば英語力を効率的にアップさせる事ができるようになります。
私はかれこれ10回以上は勉強に挫折していますが、その過程でモチベーションアップについて色んな工夫をした結果、TOEICで800点をこえるまでになりました。
⇨独学でTOEIC400から810にスコアを上げた勉強方法と反省点
その経験をもとに、英語学習のモチベーションをどうやってキープさせれば良いかご紹介していきます。
英語学習の効果はモチベーションで大きな差が出る
英語の勉強をする人にとっていかにモチベーションを維持するかは非常に重要な問題です。
なぜなら「やりたくないけど仕方なくやってる状態」と「やりたくてやってる状態」だと勉強の効果が全然違うからです。
私の実体験から申し上げますが、例えばやる気が出ない状態だと、集中できずになんとなく参考書をパラパラめくってるだけになってしまったりします。
モチベーションが低いと勉強が続かないし勉強している時の密度も薄い。
あるいは、本当はもっと勉強時間を作れるはずなのについつい他のことに時間を使ってしまったりすることも。
テスト勉強の時にいつもはしない部屋の掃除がはかどるのと同じですね。笑
英語学習のモチベーションを維持するのに効果的な方法
海外旅行に行って英語が話せないもどかしさを感じる
英語を勉強するモチベーションを一気に上げたいなら海外旅行に行くのがオススメです。
国はどこでもOK。
あえて言うなら韓国や台湾のように日本語を話せるスタッフが多いエリアを選ばない事。
旅行先はどうせなら英語圏の方が良い。お互い英語がネイティブじゃない場合はうまくコミュニケーションが取れずにモチベーションが下がるケースも。
海外旅行をしていると「あぁ、こんな時に英語が話せたらな〜。」ってよくなります。
また、実際に英語を話すきっかけにもなるので、勉強の成果を確認する場にもなります。
結局英語なんて伝わればいいのですが、文法的に正しくても発音が悪ければ伝わらないですし、実際に自分の英語を相手に伝える練習ができるのは海外旅行の良いところです。
人にマネジメントしてもらって奮い立たさせる
自分一人で頑張り続けるのって結構大変なので、そんなときは人の力を借りるのがオススメです。
正直、英語力を伸ばすのにモチベーションが必要になるのは自分一人で勉強するときだけなんですよね。
人にマネジメントしてもらうことができれば、自分の意欲が低くても英語力を身につけることができるので効率的です。
詳しくは以下の記事でまとめてます。
⇨転職エージェントで働く私が英語学習にプログリットをオススメする理由
英語ができる自分を想像してみる
これは実際にメモ帳にでも書いてみることをお勧めしますが、「英語ができたとしたらどんな明るい未来が待っているんだろう?」と考えてみるんです。
下にいくつか例を書きましたが、英語ができるようになると人生は変わります。
まあ英語ができなくても実現できることは多いですが、その可能性を格段に上げる事ができるんです。
・海外に移住できる
・外資系企業に転職して外国人の同僚と英語で毎日話せる
・一人でも海外旅行に行けるようになる
・ブロンド美女(あるいは青い瞳のイケメン)と結婚できるかも
どれだけ大きなことでも構いませんので、英語ができたらこんな事ができるという夢を思い描いてみてください。
同じく語学を身につける目的を持った人たちと交流する
同じく語学力を身につけたい人との交流をするのも互いに刺激をもらえるので良いですね。
もし周りの友人の中にいなければ外で探しましょう。
例えば、Linkedin(リンクトイン)というSNSは外国人ユーザーが多く、知らない人とも気軽に繋がれるので、チャットの練習にはもってこいです。
具体的に目標を設定してやるべきことを明確化する
英語の勉強を維持するには目標を具体的に定めるのも手です。
特に明確にすべきなのは期間と指標の2つで、「例えば半年以内にTOEICで100点アップさせる」のような目標を掲げる事で、目指すべきゴールができると勉強がはかどります。
TOEICの点数にこだわりすぎると、テストのテクニックしか上がらず英語力向上につながらないので注意。(体験談)
指標の方はTOEICのようなテストの点数に限らず、「外国人の友達を3人作る」とかでも構いませんが、とりあえず測定可能な目標の方が目指しやすいのでオススメです。
勉強の合間にリフレッシュしてやる気を維持する
人の集中力はそんなに長く続きません。
せいぜい30分〜1時間程度のもんです。
なので無理に何時間も集中力を保とうとするとどんどんしんどくなってくるので、勉強の合間にリフレッシュする時間を意識的に取ることで無理なく勉強を続ける事ができます。
具体的に私が普段やっているリフレッシュ方法をご紹介しておきます。
・掃除:やりすぎると疲れるのでクイックルワイパーで簡単に部屋を一周する程度。部屋も綺麗になるので一石二鳥です。
・筋トレ:腹筋ローラーを100回してます。腹筋も割れるので一石二鳥。
・シャワー:本当は筋トレ直後に浴びたいですが、リフレッシュの回数を増やすために筋トレ⇨勉強⇨シャワーとしてます。体も綺麗になるので一石二鳥。
・ストレッチ:シャワーの後に5分だけ。体も柔らかくなるので一石二鳥。
・料理:食材を切ったり茹でる音とか聞いてるとリフレッシュできます。自炊する事で節約にもなって一石二鳥。
・Youtube:漫才と音楽。音楽は一緒に自分も歌う事でよりリフレッシュできます。歌も上手くなって一石二鳥。
・漫画:キングダム。主人公のひたむきな姿を見ると「自分も頑張らなきゃ」と思えてきます。戦略と歴史を学べて一石二鳥。
複数の学習方法を取り入れて自分を飽きさせない
勉強の方法が一つだと単調で飽きてしまうので、いくつもの勉強方法を同時並行で行なうのもオススメです。
私がこれまでに試した主な勉強方法とそのオススメ度を参考までにリスト化しました。
試した勉強方法とオススメ度一覧
勉強方法 | コメント | オススメ度 |
TOEICの参考書 | TOEICの点数を伸ばしたいなら一番オススメ。ただし実用向けではないので話せるようにはならない点がネック。転職活動用。 | |
TED | 「英語を学ぶ」だけじゃなく「英語で学ぶ」感じでいろんな知識を得られてかなり良い。時々字幕が間違ってるのと、前見たところから再生する機能がないので見たところを探すのが面倒だが何より無料なのがすごい。 | |
スピードラーニング | 聞き流すだけなので学習が楽。アメリカの文化についても学べるのも嬉しい。でも有料なのでTEDの下位互換的な位置づけ。 | |
GABA | 実際に話す練習の場としてはかなり有能。教室の数が多い点もありがたいし、1回40分とちょうど良い長さ。気軽に話せる先生が多い。単語やフレーズは自分で勉強しておかないと話せるようにはならないので注意。 | |
LinkedinというSNSを使って外国人と英語でやりとりすると、「意外にこんな英語でも伝わるもんだな」とライティングスキルに自信がつくのでオススメ。 |
勉強する自分を褒めてご褒美をあげてやる気を出す
褒められるとやる気って出ませんか?
一番簡単に褒めてもらうには自分で自分を褒める事です。
「私って毎日頑張ってて偉い!」と定期的に自分を褒めてあげましょう。
頑張ってるご褒美でおいしい物を食べたり買い物をしてもいいと思います。
自分のご機嫌を自分で取るためには自分を甘やかすことも時に必要です。
他人と比べてみて優越感に浸る&劣等感で頑張る
他の人の英語力と比べてみるというのもわりと有効です。
例えば、「俺はあいつよりも英語が出来る」という自信やプライドを持つことで「あいつには超えられないように頑張ろう」みたいに頑張れることもあります。
逆に、「あの人って自分なんかより全然すごい!俺もまだまだだな。」と自分よりすごい人と比べることでやる気が起きる場合もあります。
その時のコンディションによって使い分けましょう。
英語学習のメリットを知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

英語を学ぶのではなく英語で別のことを学ぶ
TOEIC600点くらい取れるようになっている人は、英語を学ぶのではなく英語で他のことを学ぶのもモチベーション維持に効果的です。
私なんかは「こうして俺が英語の勉強をしてる間に、英語ができる人は他のことでスキルアップしてまた差を付けられてしまう、、」などと考えてしまいます。
ようは英語を学んでいるだけの時間にもどかしさを感じてしまうんですね。
でも英語で他のことを勉強すると、英語力が磨かれるだけでなく勉強している分野のことにも詳しくなれるので「俺ってかなり頑張ってんな」と楽しくなってくるのでオススメです。
ちなみに、私はさっき複数の学習方法を取り入れるというパートで少しご紹介したTEDでよく勉強してます。
TEDは各分野のエキスパートが英語でプレゼンテーションしている動画を集めたサイトです。
英語や日本語の字幕がある(動画によっては無い)ので、最初に日本語の字幕で意味を掴んでから英語の字幕に切り替えてみる、と言った学習が可能です。
経済に関することでも政治に関することでも、心理学に関することでも大抵動画が上がっているので関心のあるトピックを選んで勉強すれば面白く英語を学ぶ事ができます。
あえてそこそこ忙しい状況を作る
夏休みって宿題がたくさん出されますが、1ヶ月以上も休みがあるとついだらけてしまう経験ってありますよね?
私も夏休みに入った最初らへんは頑張れるのですが、ある程度で満足して間の20日間くらいは全くやらず、最終週に慌てて取り組むパターンでした。
何が言いたいかというと、人は時間がない状況の方が頑張れるということです。
仕事以外特にやることがないという状況だと、「いつでもできる」という安心感から結局やらずじまいで終わるため、あえてそこそこ忙しい状況を作ると、スキマ時間を有効活用してでも勉強する意識が出てきます。
筋トレする(体を鍛える)
英語の勉強と筋トレなんて関係ないと思われるかもしれませんが、私の経験から言えば筋トレは英語の勉強にかなり有効です。
正確には英語に限らず、筋トレをすると長期記憶する力が向上するという研究結果があり、勉強した成果を体に覚えさせる上では有効なんです。
私は毎日腹筋ローラーをやっており、記憶力が上がった実感は持てていないものの、運動する習慣を作ることで体が元気になり、勉強に集中して取り組めている実感があります。

まとめ
英語を趣味で勉強したいのであればモチベーションを気にする必要はありません。
やる気になった時だけ勉強すれば良いです。
また、海外旅行で困らない程度の英語力であればそんなに時間やお金を使わず習得できるでしょう。
ただし、これがキャリアアップのためなのであれば話は別です。
転職エージェントである私にとっては、英語力を伸ばすことに何年も費やすのは非常にリスキーな行動に移ります。
英語力を伸ばすなら数年もかけずに数ヶ月で一気に伸ばすべきです。
その理由はこちらの記事で解説しています。⇨転職エージェントで働く私が英語学習にプログリットをオススメする理由