TOEICって2年以上前のスコアでも転職活動で使えるのかしら?
大丈夫だよ!もちろん新しいものに越したことはないけどね。
でも確かTOEICの有効期限って2年と聞いたことがあるんだけど。。。
2年というのは再発行を受け付けてくれる期間のことで有効期限じゃないんだ。
TOEICに有効期限は存在しない
TOEICのスコアの有効期限は2年間だという噂がありますが、実際にはTOEICの公式ホームページには「有効期限はありません。」と明記されています。
つまり、何年前のものであろうと転職活動で使うことは可能です。
2年間という数字がどこから出てきたのか調べたところ、試験結果の「再発行は解答用紙を採点した年度の翌年度4月1日から2年間に限ります。」という決まりがあるようですのでここから資格としての有効期限に飛躍して捉えられてしまったのだと考えられます。
企業はTOEICの受験時期を重視していない
転職活動でTOEICの点数を使おうと思っている人の場合、2年以上前のスコアだと使っても大丈夫なのか心配になる人もいるでしょう。
しかし、実際のところ企業はあまりTOEICの受験時期を重視していません。
例えば、TOEICを受けたのは10年以上前だけど仕事では毎日英語を使っている、というような場合、実務で使っているという英語力の裏付けがあるので何の問題もありません。
一方、英語力は磨かなければ落ちていくものでもあるので、もし実務で全く使っていないという人は出来るだけ最近のスコアを見せた方が今の実力としてアピールしやすいことも確か。
できれば直近1年以内のスコアを用意するのが望ましいです。
転職活動で重要なのは資格より使用経験
もし転職活動のためにTOEICのスコアを活用されているのであれば、スコアを伸ばすことと同じくらい実際に英語を使ってコミュニケーションをとる機会を作ることをお勧めします。
実際に英語を使っている人であればそもそもTOEICなど受験する必要すらありません。
企業が採用したいのは試験の点数が高い人材ではなく、実務で使える能力がある人材です。
TOEICの点数が高くても実際に英語を使った経験がない人は仕事で英語をうまく使うことができません。
企業もそうしたことを理解しているので、現実には高いスコアを持った人材よりも実務での使用経験がある人材の方が評価が高くなる傾向にあります。
つまり、もしすでに一定以上のスコアを持っているのなら、あなたがやるべきなのはさらなる試験対策ではなく、いかに多くの「英語使用経験」を積むかということです。
TOEIC対策本を使ってテスト勉強をしても使用経験を積むことはできません。
身近に英語の利用経験を積める例で言えば、SNSを使って海外の人と繋がってみてメッセージのやりとりをしてみるとか、HUBのように外国人客が多いバーやパブにでも行って英語で話しかけてみる、みたいな経験から積むのがオススメです。
「そんなに社交的なタイプじゃないから絶対無理!」という方であれば、一番簡単なのが英会話学校を利用することです。
私もGABAに通いましたが、実践練習の場としては持ってこいです。
詳しくはこちらの記事をどうぞ⇨GABAに通った体験からメリット・デメリット・実感できた効果を解説
まとめ
TOEICのスコアは2年以上前のものでも使うことができます。
ただし、できれば最新のスコアの方が良いのでもし直近1年以内に受験していないのなら再度受験してみても良いでしょう。
とは言え、実際にはスコアよりも英語の使用経験の方が転職市場では重視されるため、使う場をいかに作るか、という点も同時に考えていきましょう。
