転職活動を有利にするため、英語の資格としてTOEICを受験される方も多くいますが、中には実際のスコアよりも高い点数を取ったと嘘をついて履歴書に記載する人もいます。
しかし、結論から言えば嘘をつくことはオススメしません。
その理由について説明します。
TOEICの点数で嘘をついたことがバレるケース
TOEICを実際には受験していないのに適当に点数を書いたり、実際のスコアよりも高い点数を履歴書に記入するなど嘘をついてもバレることがあります。
嘘が発覚するケースとしては、大きく3つ。
ありえない点数で申告した
TOEICは990点満点の5点刻みで点数が出るテストです。
5点刻みなので本来なら600点とか815点のようなスコアになるはずですが、これが512点とか723点のように5点刻みになっていないスコアで書いてしまう人がいます。
これはTOEICの性質上ありえないスコアなので嘘をついたことが一目で分かってしまいます。
スコアの提出を求められた
TOEICのテストを受けると、1ヶ月後くらいにスコアが顔写真付きで送られてきます。
これが正式なスコアを証明する書類となるわけですが、企業からこの書類の提出を求められたのに提出できなかった場合、「100%嘘」とは断定できないまでも、企業にとってはスコアを信じることはできなくなるという意味で嘘をついたのと同じ状況になります。
英語面接をされた
英語を日常的に使う求人での面接では英語面接や英語の読解のテストなどが実施されることがあります。
そこで事前に申告していたスコアと比較して明らかに実力が劣っていると判断される場合には嘘がバレることになります。
嘘がバレたら必ず選考で不合格になる
TOEICの点数で嘘をついていることがバレた場合、間違いなくその企業の選考は不合格になります。
仮に適当に書いた点数と実際の実力に違いがなかった場合であっても、嘘をついたという事実だけでその人材を信用することは出来なくなるからです。
また、仮に転職エージェントを通して応募していた場合、嘘が発覚した時点でその転職エージェントの利用も今後できなくなると考えた方が良いです。
エージェントにとっても信頼関係の築けない人材を企業に紹介するとクレームにつながってしまうからです。
このように、TOEICの点数で嘘をつくことには大きなリスクを伴うことになります。
まとめ
TOEICの点数で嘘をつく人はいますが、実際にはバレることも多いです。
バレたらその企業での選考が不合格になるほか、使っていたエージェントも利用不可になるなどリスクが高いので、嘘をつくのは絶対にやめましょう。