転職活動

リストラが始まる前に退職するのはメリットばかり!【周囲より先に転職すべき理由】

リストラが始まって元気が出ない会社員
本記事が解決する疑問や悩み

業界の将来性が見えない。。50歳になってからリストラされたらどうしよう?

優秀な人ほどリストラが始まる前に辞めるって言うけど、先に辞めるとどんなメリットがあるの?

なんだか最近業績が悪くなってきた。退職する人も増えてきているけど俺も転職活動すべきなのかな?

本記事の内容

リストラが始まってから転職活動を始めるのはあなたにとって圧倒的に不利なのでその前に転職してしまいましょう。

その理由を解説していきます。

本記事の信頼性

私は転職エージェントに勤務し、リストラされた方々の転職支援もしてきました。

それらの経験から、リストラされる前に転職活動をすべき理由をシェアさせていただきます。

リストラが始まってからの転職活動はデメリットばかり

人材の需給バランスが崩れて買い手有利になる

大企業でリストラが始まると一斉に同じ企業から転職希望者が転職市場に出てきます。

すると、同じような経験やスキルを持った人材の供給が急増するので、供給過多となります。

その場合、単純に競争倍率が高くなり内定をもらえる可能性が低くなります。

シャープがリストラした際には日本電産が何名もシャープから採用しましたが、それでもリストラした人数が多すぎてとてもじゃないですがどの会社もシャープ出身者はお腹いっぱい状態でした。

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給料が下がってからでは転職で給料を上げるのは難しい

日本では外資系企業に比べてリストラはやりづらいため、基本的にはリストラに踏み切る前にボーナスが出なくなったり給料を下げて対処することが多いです。

しかし、それでも業績が回復せずリストラに踏み切った場合、給与が下がった状態で転職活動をする必要が出てきますが、それが非常に厄介です。

なぜなら転職活動で企業が内定を出す際に参考にするのは現年収だからです。

例え3年前までは年収で600万円もらっていたとしても、現在の年収が300万円ならば企業は300万円前後で内定を出してくるのです。

いくら「3年前は600万円だったのでそれ以上欲しい!」と伝えたところで、「でも今は300万円ですよね?じゃあダメです。」となるのが目に見えてます。

先ほど需給バランスについて述べたようにあなたと同じような経歴の人がたくさん転職活動をしているので、過去の年収に固執すると他の候補者で枠が埋まってしまいかねません。

良い転職先が見つからず会社にしがみ付くしかなくなる

過去の栄光が忘れられず納得できる転職先が見つからずにずるずる転職活動を続けていると、その企業出身者はもう採用したく無い、と求人を出す側もお腹いっぱいになります。

そして受け入れ先がない以上転職はできないので、リストラをしている企業にしがみつくしか無くなってしまうんです。

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転職活動を始めるべきタイミングは?

リストラが始まってからの転職活動がダメな理由はご説明した通りです。

では具体的にどのタイミングで転職活動を始めれば良いのでしょうか?

参考までに目安となるタイミングをご紹介していきます。

会社の業績が成長する見込みがないと感じたら

自分の会社のことであれば、今後事業がうまくいきそうかどうかわかると思います。

もし今以上に伸びることがなさそうだと感じるのであれば転職すべきです。

なぜなら、業績が変わらず従業員も辞めない会社は年々従業員が高齢化し、人件費が上がっていくので相対的に利益はどんどん減少していくからです。

それがやがて業績悪化の引き金になることもあるので、業績が伸びない会社にいるのはリスクが高いです。

業界全体の見通しが暗いと感じたら

いくら自分や会社が頑張っても、業界全体の見通しが暗ければ伸びていくことはないでしょう。

最近だと製紙業界など伝統的な産業の会社に勤める人が続々と流出してきていますが、伸びる業界がある一方で縮小する業界も必ずあるので、昔から事業が変わらない企業は危ないかもしれません。

社内に仕事をしてない管理職が多いと感じたら

目に見えて業績が悪くなっていないとしても、社内で人員がだぶついていたら危険信号です。

基本的に成長中の企業に余分な人員はおらず、基本的にはそこそこ忙しい状態が続くのが普通です。

もし暇そうな管理職が社内に溢れているならそれは危険信号と言えます。

いずれ業績悪化で早期退職の案内が来る日も遠くないでしょう。

会社が危ないと感じたら情報収集から始めよう

転職活動は何も転職ありきでする必要はありません。

あなたのスキルや経験ならどんな求人があるのか、プロに一度相談してみることをお勧めします。

いつ良い求人が出てくるかわかりませんので、常にいくつかのエージェントと連絡をとっておき、自分に合った求人が出てくるタイミングを待つのが得策です。

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転職できるほどスキルが無い場合は?

もしいい求人に応募できるほど自分のスキルに自信がない場合は、先にスキルアップされることをお勧めします。

今の転職市場では英語ができる人材が強く求められているので、流暢じゃなくとも頑張ればやれそうレベルにまで英語力を引き上げておくとかなり良い条件で転職できます。

もし英語力に自信がない方は以下の記事を参考に3ヶ月でいいので本気で勉強してみてください。

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