・仕事が忙しくて転職活動できないから先に退職してしまおうかな?
・会社を辞めて1ヶ月。もう少しのんびりしてから転職活動を始めようかな?
こんな疑問を解消します。
失業期間が長引くことは転職活動にマイナスの影響を与えます。
私は転職エージェントに勤務していますが、失業期間が3ヶ月を超えると合格率が下がり始めます。
少しでも良い条件で転職したい方は、できるだけ失業期間を空けずに転職活動に専念されることをお勧めします。
詳しくはこれから解説していきますね。
リストラされるリスクや先に退職するリスクについて知りたいと言う方は以下の記事を参考にしてみてください。


失業期間が長いと転職活動に不利な理由
失業期間が長くなると、以下の2つの理由から企業の評価が下がってしまい、選考通過率が悪くなります。
就業意欲が無いと判断される
一つ目が就業意欲がないと判断されるリスクが高まるということ。
つまり、働くモチベーションが低いと言うことですね。
会社を辞めることが決まってからすぐに転職活動をしていれば、どこかで内定をもらえるはずだと企業は考えます。
にも関わらず失業期間が長期化しているのは働くことへの意欲が弱く、できるだけ楽をしたいとかサボりたい人なのでは無いか、という懸念が出てくるんです。
折角会社を辞めたんならしばらくはのんびり過ごしたいですけどね。。
企業にとって人材は一度採用してしまうと余程のことがない限りリストラできませんので、ちゃんと頑張って働いてくれる人でないと採用しようとは思いません。
失業期間が長引くことで働く気持ちがないと判断されるのはとてもマイナスなことです。
能力が無いと判断される
2つ目は能力。
先ほどの点については、「失業が決まったタイミングからずっと転職活動してましたよ!」と就業意欲について反論したい方もいることでしょう。
ただ、そうなると次に問題となるのが能力なんです。
働く気持ちも強く、転職活動を積極的に行っているにも関わらず転職先が決まっていない、ということはその人の能力や人物面に何か問題があるのではないか、と企業は考えるわけです。
50代など、年齢が高い場合にはそもそも求人数が少なくなるので失業してからの転職活動は難航しがちなので注意。
失業期間が3ヶ月を超えると合格率は下がる
ではどれくらいの期間が空くとマイナスになるのかと言うと、一つの目安は3ヶ月です。
失業期間が3ヶ月を超えると合格率は下がり始め、6ヶ月を超えると当初の半分以下にまで合格率は下がります。
1年以上失業期間が出来てしまうと、すぐ転職活動を始めた場合と比べて通過率は10分の1以下にまで減るでしょう。
1年以上空いていると、「何か病気でもしていたのか?」という新たな懸念も出てきます。
それくらい、失業期間が空くことは転職活動にとってネガティブな要素となるんです。
失業期間が長くなってしまったらどうすれば良いのか?
では、すでに失業期間が長くなってしまっている場合にはどうすれば良いのでしょうか?
特効薬があるわけではありませんが、以下の2つが取り組みとして重要になります。
やむを得ない事情があれば企業に伝える
家族の介護が必要になってやむなく退職した、など、やむを得ない事情から失業期間が空いている場合には、それを企業に伝えましょう。
転職エージェントを利用している場合であれば、エージェント経由で伝えてもらえます。
もし自己応募をしているという場合であれば、履歴書か職務経歴書に、失業した理由や失業期間が長くなってしまった理由を書くようにしましょう。
その理由に納得してもらうことができれば、書類選考を通過できる可能性が高まります。(スキルなど、応募要件を満たしていることが大前提ですが。)

とにかくたくさん応募する
失業期間が1年を超えているような場合、応募する求人を絞り過ぎるとうまくいかないことが多いです。
通過率が低いのであれば、まずは応募する求人数を増やすことが必要です。
その際、使う転職チャネルが少ないと求人数も限られるので、できるだけ転職チャネルを増やすことが重要です。
オススメの転職エージェントは以下の記事で紹介しているので、もしまだ登録していないところがあれば全て登録しておくようにしましょう。

また、転職エージェントを利用する以外にも求人を探す方法はあります。
どんな方法があるのか、以下の記事で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
