・ビズリーチに登録したけど全然スカウトもらえない
・職務経歴書をうまく書けない
こんな悩みを解消します。
私は転職エージェントに勤務しており、ビズリーチのような転職サイトや自社のデータベースから人材を探してスカウトする経験を持っています。
その経験から言って、職務経歴書の書き方一つで、企業や転職エージェントからスカウトをもらえる件数をぐっと増やすことができます。
普段皆さんが企業に応募する際に使っている職務経歴書の内容そのままで転職サイトに登録するのは実はチャンスを逃してしまっている可能性が高いです。
転職サイトでスカウトを数多くもらうためには、以下の3つを抑えなくてはいけません。
・相手が使う言葉を使う
・必要な情報を網羅する
・定期的に更新する
詳しく解説していきますね。

検索にヒットする職務経歴書を目指そう
変なことを言うようですが、企業に応募するために作った職務経歴書をそのまま転職サイトに登録するのはもったいないです。
なぜなら検索されることを意図して作っていない職務経歴書ではそれほど多くのスカウトをもらえないからです。
普段皆さんがgoogleで検索する時、どんな言葉で検索するかによって検索結果って違いますよね?
人材を探す人がどんな言葉で検索されるかを知ることが重要です。
転職サイトからスカウトをもらうには自分の存在を知ってもらわないといけません。
転職エージェントや企業が転職サイトからスカウトを送る際、どうやって人材を探すかご存知ですか?
もちろん、ある程度年齢や経験業種などでフィルターはかけます。
でも、実際にはそうした用意されたフィルターは粗すぎるのでそれだけだと絞り切れないんですね。
なので、ほとんどの場合でスキルや経験に関連するキーワードで検索するんです。
そして、そのキーワードにひっかかるかどうかは、あなたが職務経歴書で使った言葉次第です。

職歴書には相手が使う言葉を使う
より多くのスカウトをもらうことを目的に職務経歴書を作るなら、意識すべきは独自性ではありません。
むしろ転職サイトにおいてレジュメのオリジナリティを高めることは逆効果です。
重要なのは適切なキーワードを盛り込むこと。
適切なキーワードとは、転職エージェントや企業が人材を検索する時に使うキーワードのことです。
要は、相手が使う言葉を使って職歴書を作ろう!という話です。
例え相手が求める経験やスキルを持っていたとしても、相手が検索する言葉を使って職歴書を作っていなければ検索にヒットすることはありません。
人材を探す側がどんなキーワードで検索するのかを意識してみましょう。
具体的に、適切なキーワードを使って検索にヒットしやすくする方法をご紹介していきます。
求人票の応募要件や歓迎要件を参考にしよう
相手がどんなキーワードで検索するのかを知る最も良い教材は求人票です。
転職サイトに公開されている求人の「応募要件」や「歓迎要件」の欄を見れば、どんな経験やスキルを持った人材が求められているのかが分かります。
そして、そこでどんな言葉が使われているのかも知ることができます。
また、応募要件や歓迎要件以外にも仕事内容欄も参考になります。
企業がどんな言葉を使って表現しているのかを学び、そのキーワードを自分の職務経歴書に入れられないか検討してみましょう。
相手が使う表現を使おう。
いくつかの表現で書き換えてみよう
検索にヒットする可能性を高めるコツとして、同じ経験を複数の表現で書き分けるのが有効です。
例えば「営業」は「セールス」とも書けますし、外資のリクルーターは「Sales」で検索するかもしれません。
他にも「法人向け」は「BtoB」と書くこともできます。
冗長になるのは困りますが、読みにくくない範囲であればいろんな表現で自分のスキルや経験を書くことで、スカウトを貰う可能性を高めることができます。

所属部署名の書き方も注意しよう
職務経歴書には部署名も書くことが多いですが、これもできるだけ相手が使う言葉に言い換えた方が良いです。
部署名は固有名詞であることが多く、社外の人がそのキーワードで検索することはまずあり得ません。
であれば、「営業部門」や「経理部門」など、一般的な名称を使って書いた方が読み手にとっても親切と言えます。
当然、営業部門にいたのにマーケティング部門にいたと書くのは経歴詐称ですが、「●●製品事業部第1部」みたいな外の人から見てわからない部署名であるならば、「営業部門」と書き換えた方が良いです。

職歴書には必要な情報を網羅する
せっかく検索結果にヒットして職務経歴書を見てもらえたとしても、スカウトをもらえないことはあります。
その原因の一つは必要な情報が書かれてないという場合です。
職務経歴書に書かれているべき内容としては以下の3つに分類できます。
・自分のミッション/達成すべき目標(営業なら売上拡大など)
・実際に行った業務内容(営業なら”新規開拓のために毎日50件テレアポを行った”など)
・実績(営業なら目標達成率や売上順位など)
これら3点が職歴書の中に網羅されていないと、その人のスキルや経験を適切に理解することができないため、スカウトを送る側が躊躇することになります。
営業のようにどこの組織でもあるようなポジションであれば、ある程度ミッションや業務内容は理解してもらえます。
しかし、中にはその企業独自のポジションがあったりするので、その場合には業務内容だけ羅列してしまうと分かりづらいのでミッションまで書くことが重要になります。

職務経歴書は定期的に更新する
あと、見過ごせないのが更新頻度です。
ずっと同じ部署にいる人は業務内容が変わってないからと同じ職務経歴書と使い続けることも多いです。
でもこれはすごくもったいないです。
転職サイトは「職務経歴書を最後に更新した日時」などでもフィルターをかけることができます。
なので出来るだけ頻繁に更新することで、検索結果の上位に出ることができ、より多くの転職エージェントや企業の目に留まることができるんです。
例え経歴に変更点がなくても、職務経歴書に記載する日付だけでも最新のものに更新するようにしましょう。
また、最新の日付の職務経歴書は転職意欲の高さの表れとしても受け取ってもらえるので、更新して損なことはありません。
エージェントはできるだけ転職意欲が高い人材と繋がりたいと思っています。
いかがでしたか。
職務経歴書の書き方を工夫して転職のチャンスを広げましょう!
レジュメを手書きで書いた方が良いの?との質問を受けることもあるので、疑問に思う方はこちらの記事を参考にしてみてください。

