転職活動を始めたけど全然応募できる求人が見つからない。
もっと多くの求人の中から比較して選びたい。どうすれば良いの?
応募するかどうか検討するために求人数を増やしたい!
こんな悩みや疑問を解消します。
後悔しない転職をするには求人数は重要
私は転職エージェントで勤務していますが、その経験から言えば予め希望が明確な人を除いて応募できる求人数が一定数以上ないと満足のいく転職はできません。
もしあなたが今応募できる求人数が少なくて困っているのなら、その悩みを解決するためにいくつか方法をお教えしたいと思います。
求人数は短期・中期・長期で増やせる
一言で言えば求人数は増やせます。
しかし、求人数を増やすにあたってはどれくらいの期間でそれを実現したいのかによっても戦略が変わってきます。
いますぐ〜1ヶ月を短期、1ヶ月〜半年程度を中期、半年以上を長期としてそれぞれ打ち手を紹介していきます。
短期間で応募できる求人数を増やす方法
新たに転職エージェントに登録する
短期間で求人を増やすには転職エージェントに登録するのが一番手っ取り早いです。
すでに登録されている方も多いと思いますが、転職エージェントはそれぞれ得意とする業界や職種、年代層が異なります。
なので、新たに他の転職エージェントに登録することで、そのエージェントでしか扱っていない求人(いわゆる独占求人)を紹介してもらえたりするんです。
ちなみに最低限抑えるべきエージェントはこちらの記事で紹介していますので、もしまだ登録していないところがあればこれを機に登録しておきましょう。

ちなみに、求人数は大手の中でもリクルートエージェントとdodaが特に多いので、まだ使ってない方はぜひ。
下の画像は私がdodaに登録して1ヶ月程度たった段階での管理画面画像です。
これをみていただくと700件を超える求人を紹介されていることがわかります。

dodaに興味がある方はこちらの記事も参考にしてみてください。

新たに転職サイトに登録する
転職サイトとは、人を採用したい企業や、企業から求人を依頼されている転職エージェントがどちらも利用する人材データベースのことです。
自分の経歴を見て企業やエージェントから声をかけてもらえるので、主な転職サイトは一通り登録しておきましょう。
リクナビネクスト
マイナビ転職
ビズリーチ
キャリアカーバー
自分のプロフィールを見た転職エージェントや企業から求人紹介のメールが届きます。
日本で最大級の転職サイトであるビズリーチの魅力や上手な使い方は以下の記事で解説しています。

ちなみに以下の画像はビズリーチの管理画面ですが、毎日いろんなエージェントからスカウトメールが届きます。


転職の希望条件を見直す
短期的に応募できる求人数を増やす最終手段は自分の希望条件を見直すことです。
今の日本は全体的に人手不足なので、勤務地や業界などを選ばなければ応募できる求人数は格段に増やすことができます。
食わず嫌いをしていただけで、「キャリアアドバイザーや企業から話を聞いてみたら魅力的に感じた」というケースもあると思いますので、もし応募する求人に困ったら条件を変えてみるのは有効ですよ。
例えばどんな条件を見直すことで求人を増やせる可能性があるのか、見直しのポイントについて以下の表にまとめました。
業界
職種
勤務地
企業の知名度(有名であることにこだわらなくても良いのではないか?)
年収(転職して年収が上がる人は半分程度。初めは年収を下げることも視野に入れられないか?)
企業規模(もっと大きい/小さい企業はダメか?)
上場しているか否か(非上場企業にも目を向けてみる)
あとは業界として介護、保育、飲食系は特に人が足りていません。
希望を譲れない場合には先にご紹介した方法で増やすか、中長期的な方法によって求人数を増やしていくことになります。
中期的に応募できる求人数を増やす方法
Wantedly(ウォンテッドリー)を使ってみる
ウォンテッドリーは主にベンチャー企業が利用している採用マーケティングアプリです。

経歴を登録しておけば、自分に興味を持ってくれたベンチャー企業から「話を聞きにきませんか?」「オフィスに遊びにきませんか?」などと声をかけてもらえます。
また、こちらからも企業を探して「話を聞きたい!」とアクションすることもできます。

ウォンテッドリーを利用しているベンチャー企業の中には転職エージェント経由では採用していない企業も多く含まれているため、エージェントからは紹介されない企業を見つけることができます。
ウォンテッドリーはベンチャー企業がたくさん!声をかけてもらうにはプロフィールを充実させておこう!
転職エージェントを使った採用にはお金がかかるので、ベンチャーや外資系企業の中には自社で直接人材を探しているところも多い。
Linkedin(リンクトイン)を使ってみる
リンクトインとはマイクロソフトば買収したビジネスパーソン向けのSNSです。
基本的にはビジネストピックをシェアするSNSというスタンスですが、外資系企業が人材を探すときに積極的に使われているのでGoogleやAppleといった超有名企業からもスカウトが来るかもしれません。
以下の画像のような感じで外国人などから求人の紹介が来たりします。

こちらも求人を出している企業を自分で探すことができますが、基本的に求人が英語で書かれていることが多いので、英語が不得意な人には使い勝手が悪いかもしれません。
また、求人の話だけじゃなく投資系の怪しい話もあったりするので注意しましょう。(たまに中東やヨーロッパのお金持ちを名乗る人から怪しい儲け話がきます笑)
リンクトインは経由で外資系企業の採用担当者や外資系企業の求人を持つ転職エージェントから声をかけてもらえる。

長期的に応募できる求人を増やす方法
スキルアップして自分の市場価値を高める
1年以上の長期的な取り組みを考えるなら、スキルアップするのが有効です。
応募できる求人数は、自分がどれだけ多くの企業の採用要件に当てはまるかで決まるので、企業から欲しいと思われるスキルを持っていれば必然的に求人数は増やせます。
しかし、「もし1年以上も頑張れない」「もっと早く効果を出したい」という方はこちらの記事で3ヶ月でのスキルアップを実現する方法をご紹介しているので参考にしてみてください。

また、英語がどれだけ市場価値を高めてくれるかについてはこちらの記事にまとめてます。

人脈を広げてリファラル採用で声がかかるのを待つ
最近はリファラル採用と言って、従業員経由で「うちの会社においでよ!」という採用手法も増えてきています。
この場合、従業員は全然知らない人に声をかけるわけではなく知り合いに声をかけます。
リファラル採用は従業員が「自社に合うかも」と思った人に声をかける分、ミスマッチが生まれにくく、最近人気の採用手法です。
なので、いかに自分を思い出してくれる人を増やせるか?という視点で人脈を広げていくことが重要です。
超長期的に応募できる求人数を増やす方法
実績を残す&社外露出を増やしてヘッドハンティングされる
ヘッドハンターから声をかけてもらえる(=ヘッドハンティングされる)ようにしておくことでキャリアの選択肢は広がります。
と言っても、自分から狙ってヘッドハンティングされることはできません。
できることとすると、今の会社で実績を出し、且つそれを社外にアピールすることでヘッドハンターの目に留まるようにしておくということくらいでしょうか。
ヘッドハンティングされた場合、結構の確率で年収や職位を上げることができるので、もしヘッドハンターからコンタクトがあったら話くらいは聞いてみてください。

結論:転職したい時期に合わせて戦略的に求人を探そう
何らかの事情で急いで転職したい場合には今回ご紹介したように転職エージェントと転職サイトに登録しましょう。
また、中長期的に転職活動を進めたい人であれば自らのスキルアップもしつつ求人を探していくのが良いでしょう。
ちなみに私は転職エージェントに勤めていますが、競合のサービスを使った経験をまとめてますのでよかったら以下の記事も参考にしてみてください。

