転職活動

ベンチャー企業に転職するメリットとデメリットまとめ

ベンチャー企業への転職
この記事はこんな人向け

ベンチャー企業への転職に興味があるけど実際どうなんだろう?

ベンチャー企業に転職するメリットとデメリットを知りたい!

ベンチャー企業の定義って?

ベンチャー企業という言葉がよく使われる割には、実は明確な定義は存在しませんが、大体以下のいずれかの条件に当てはまる企業のことを指すケースが多いように思います。

・設立から数年未満で創業から歴史が浅い企業

・これまでにない新しいビジネスを行っている(これから行おうとしている)

・ベンチャーキャピタルから出資を受けている


最近はSaaS系のスタートアップを中心に大型の資金調達をするケースも多いですが、GROOVEXやサイバーダインの様にロボット関連のベンチャーもトレンドの一つです。

ベンチャーキャピタルから出資を受けている企業の場合、その中でもフェーズがあり、出資を受けている状況(投資ラウンド)に応じて以下のような分類で呼ばれることがあります。

・シード

・アーリー

・シリーズA

・シリーズB

・シリーズC

それぞれ調達した資金の大きさごとにフェーズが段階的に移行していきます。

代表的なベンチャー企業

以前だとサイバーエージェントやDeNA、グリーあたりがベンチャー企業の代表格でしたが、今やもうベンチャーと呼ぶには規模が大きすぎな気もしますね。


最近だと上場を果たしたSansanやSpeee、freeeあたりが注目度の高いベンチャーなのではないでしょうか。

大企業からベンチャー企業になぜ転職するのか?(ベンチャーのメリットって?)

誰もがうらやむような大企業からベンチャーへ転職する人も実は結構います。

そうした人たちはどんな理由で安定した大企業を捨ててベンチャーに飛び込んだのでしょうか。

いくつかよくあるパターンをご紹介していきます。

IPOで一攫千金を狙える

給料の面では大企業よりもベンチャー企業の方が劣ることが殆どですが、
IPO(上場)が実現できれば話が別です。


そのベンチャーのストックオプションを貰えるのであれば、IPOによって大企業では得られないほどの額を貰えるためです。

ベンチャーでIPOを実現して大金持ちになっている友人や知人がいると、大手からでもベンチャーに転職するケースがあります。


しかし、基本的にストックオプションは最低でも部長や役員など、経営に近いポジションでなければ対象にしないことが多い為、メンバークラス(非管理職)で働くのであればその恩恵は受けられないと覚悟しておきましょう。

心配なら選考の過程で確認しておくことをお勧めします。

会社を成長させている実感が持てる

1兆円の売上を誇る企業で年間1億円売るよりも、年間1億円の企業で1千万円売れたほうがその企業への貢献度は高くなります。


ベンチャー企業は順調に成長すれば昨対数百%で伸びていくので、
その成長を支えている実感が持てるのはベンチャーならでは
と言えるでしょう。

大企業の歯車で社会人人生を終えたくないという強い意志を持った方がベンチャーに飛び込んでいきます。

幅広い仕事を経験できる

大手と異なり一人でいくつもの仕事を掛け持ちするのもベンチャーの特徴と言えます。

例えば営業とマーケティング、人事と総務と広報など、大手であればマーケティングだけでも複数のチームに分かれるようなものも、ベンチャーであれば一人ですべて関わることが出来ます。

業務が細分化され過ぎていると自分のやっていることの意義が見出しづらくなった人にとってはベンチャーは魅力的な環境かもしれません。

個人に与えられる裁量が大きい

大手で課長クラスだった人がベンチャーで役員クラスで採用されることは珍しくありません。

仕事の幅とも関連しますが、基本的には大手にいるよりも大きな裁量を与えられるので、それが仕事のやりがいにつながる人も多いと思います。

自分の判断で決められるというのは幅広い仕事を経験できるのと同様に価値のあることだと思います。

ベンチャー企業で働く人はなぜ辞めるのか?(ベンチャーのデメリットって?)

次に、ベンチャー企業で働く人がどんな理由で退職するのかをご紹介します。

転職理由からベンチャーで働くデメリットが見えてきますので、参考にしてみてください。

特定の専門性が身につきにくい

メリットの裏返しになりますが、ベンチャーでは幅広い仕事を一人でこなすことが求められるため、特定の業務の専門性を高めることが出来ないというデメリットがあります。

実際にあるケースとしては、「マーケティングを任せてもらっているが、マーケティングの専門家が社内にいないので今のやり方が正しいのかが分からない。このままではスキルが身につかないのではと不安」という理由で転職を考える方がいたりします。


これはマーケに限らずあらゆる職種において言えることで、自分しかその仕事をしている人がおらず、周囲から吸収できないというのは向上心が高い人ほどもどかしく感じてしまうようです。

営業 兼 マーケティング 兼 カスタマーサクセス 兼 事業開発みたいな人が結構な割合でいます。

長く働くうちにスキルや志向とミスマッチが起きてくる

ベンチャーで働く人が定年までその会社で働くケースは多くありません。どこかのタイミングで転職を考えるケースが殆どです。


理由として、長時間労働という激しい働き方を続けられないというケースが一つありますが、それよりも多いのが会社が大きくなるにつれて自分の出来ることややりたいことが会社で実現できなくなってくる為です。


ベンチャー企業はものすごいスピードで成長していきます。売り上げが伸びれば当然従業員も増えてくるのですが、組織が大きくなると役割が細分化され、求められる役割が入社当初と比べると徐々に変わってくるのです。


0を1にするフェーズと1を10にするフェーズ、10を100にするフェーズではそれぞれ求められるスキルは異なります。


その結果、自分の持っている経験やスキルでは成長した組織で求められているスキルと合わなくなってくるのです。


仮にスキルはあっていたとしても、入社当時と大きく異なっている組織や役割に満足し続けられる人はあまり多くありません。

ベンチャー企業は大企業に比べて離職率が高い傾向がありますが、それは成長に応じて「合う人」がどんどん変化していくからというのも大きな理由の一つです。

ベンチャー企業の働き方(労働時間や残業時間)

ベンチャー企業の労働時間については基本的に激務と考えたほうが良いです。

特に、IPOを目指しているベンチャー企業の場合、バックにファンドがついていることも多く、そうなると早期に上場させるためにハードワークを強いられることになりがちです。


ベンチャー企業の求人票を見ると「平均残業時間30時間程度」などと書いてあることもありますが、それは単に30時間を超えてもみんな申請していないだけの話です。


残業をしても残業代が支払われるわけでもなければ評価につながるわけでもないので、誰も正しく残業時間を申請するインセンティブが働かないのです。

前述の通り、一人で複数の役割をこなすことも多いことから、暇であることはまずないと考えたほうが良いでしょう。

但し、ベンチャーの場合にはリモートワークOKやフルフレックス制度を導入しているなど、従業員が働きやすい環境づくりを心掛けていることも多いので、その点では働きやすいともいえるかもしれません。

副業や兼業を推奨しているのも大企業よりベンチャー企業の方が多いですし、先進的な働き方を求める人には合うと思います。

ベンチャー企業へのおすすめの転職方法 

転職エージェントを利用する

ベンチャー企業に転職する上では転職エージェントを使うのが有効ですが、その中でも基本的に大手のエージェントに登録することをお勧めします。

ベンチャー特化型のエージェントもありますが、小規模な紹介会社だとクライアント数がそれほど多くないので、そのエージェントが付き合いの深いところをゴリ押しされるリスクがあります。

ある程度大手のところにしておくのが無難です。

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ちなみにベンチャー企業に特化しているエージェントだとfor startupsという企業が有名です。

ウォンテッドリー(Wantedly)

ウォンテッドリーはほぼ転職サイトに近いイメージで使えますが、本気で転職する前段階から情報交換で企業に遊びにいけたりするのでオススメです。

基本的に大手よりベンチャー企業が利用しているので、いろんなベンチャーを見れて比較しやすいです。

ウォンテッドリーについてもっとよく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

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リンクトイン(LinkedIn)

Linkedinは外資系企業のリクルーター(採用担当者)が候補者探しに使うSNSです。

外資がほとんどですが、ベンチャー企業でも使っているところはあるので登録しておいて損はないと思います。

Linkedinについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

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ビズリーチ(Bizreach)

CMでお馴染みですね。

いろんなエージェントが利用しているので、ベンチャー企業を希望していることを明確にアピールしておけば該当する求人を持っているエージェントから声がかかると思います。

また、ベンチャー企業の採用担当者も利用しているので、プロフィールが合致すれば企業から直接求人の紹介を受けることもできます。

ビズリーチについて詳しく知りたい方は以下の記事でまとめています。

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知人経由で転職する

意外にベンチャーへの転職は知人や友人経由も多いです。

いわゆるリファラル採用というやつですね。

これがベンチャー企業で流行っているのには理由があります。

まず一つはお金がないので採用コストを減らしたいということ。

もう一つが社員間の相性を重視するためです。

ベンチャーは少数な分、相互の関係性が極めて重要になります。

社長との距離が物理的にも関係性的にもものすごく近い!

そのため、社員の目から見てうちの会社に合いそうだと思う人材にピンポイントで声をかけた方がミスマッチが少なくなると考える企業は社員紹介で採用するのです。

知人経由での転職の可能性を最大化させるには日頃から周囲にベンチャーに興味があると伝えておくことが重要です。

ベンチャー企業への転職を成功させるために

ベンチャーでの経験は伝統的な中小企業や大企業との経験とは全く異なるものになると思います。

決して楽な道ではありませんが、キャリアを自ら切り開いていく覚悟がある方にとっては素敵な選択肢だと思いますので、ぜひ検討してみてください。

転職活動の成功率を高める方法を以下の記事でまとめてますので、よかったら参考にしてみてください。

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