現地採用

海外転職で年収は上がる?下がる?【理由と対策を解説します】

海外転職で給料は下がる
この記事はこんな人向け

・海外転職を考えているけど、海外に行くと年収って上がるの?下がるの?

・給料が高い国と低い国の見分け方ってあるの?

こんな疑問にお答えしていきます。

私は転職エージェントで勤務しており、数多くの海外案件に携わり、海外勤務経験のある方々とも日々お会いしています。

それらの経験を元に結論から言うと、海外勤務で年収を上げたいなら原則として欧米で働くか駐在員に選ばれて海外に派遣されるしかありません

それ以外でも不可能ではないものの、かなり難易度が高いと覚悟しておきましょう。

詳しくはこの後書いていきます。

海外勤務で年収は下がると考えた方が良い

海外で働くと言うとキラキラしたイメージを持つ方も多いのではと思いますが、実際には給与面だけに限定して言えば日本と同等以上の水準を確保することは難しいです。

8割以上の人は海外で働くことで年収が下がるとお考えください。

この後、上がるパターンと下がるパターンについて紹介していきますね。

駐在員は年収上がるが現地採用だと下がる

駐在員として海外で働ける場合はほぼ間違いなく年収が上がります

これはなぜかと言うと、駐在員は日本で働いていた時にもらえていた給料はそのままもらいつつ、別途海外赴任手当をもらえるからです。

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金額は企業や派遣される国によってまちまちですが、少なくとも日本側での給料が維持される以上、下がることはあり得ません。

例えば日本で年収1000万円くらいもらっている部長さんがアメリカに役員として駐在する場合、年収は2000万円を超えます。

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海外駐在求人は転職市場でもすごく人気がありますが、その理由がわかりますね。

一方、現地採用の場合にはそうした手当があるわけでもありませんし、日本側でもらっていた給与の金額も保証されるわけではありません。

現地採用では現地の給与水準に合った給与をもらうことになる結果、年収が下がることが多くなります

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先進国なら年収上がるが新興国だと下がる

現地採用の場合でも年収が上がる可能性はあります。

それが先進国で働く場合です。

例えば、アメリカやスイスで働くのであれば現地採用でも日本の給与を超えますし、アジアの中でもシンガポールや香港でなら同じ仕事をしていても日本の給与を超える可能性があります

鍵となるのは現地の物価水準です。

物価が高い国の仕事は給与も高いです。現地で生活できる水準に給与は設定されるからです。

つまり、物価が日本と比べて高い国で働けば日本より高い給与がもらえますし、日本より物価が安い国で働くと給与は下がることになります。

例え全く同じ仕事をしていても、です。

物価と年収は比例する

ちなみに日本で年収1000万円と言うと、多くの人がお金持ちの水準として目指す一つのステータスになっていますよね。

でもアメリカのシリコンバレーで年収1000万円だと貧しい部類に入ります。

シンプルに物価がめちゃくちゃ高いからですね。

あとは、物価とも関連しますが、一人当たりGDPという数字も現地の給与水準と大体比例します。

簡単に言えば経済が発達している国ほど給与が高いということです。

日本より一人当たりGDPが高い(=一人当たりが生み出す価値が大きい)国は以下の通り。

日本は世界で26位なので、25か国で日本より給与を上げるチャンスがあると言えます。

日本より一人当たりGDPが高い国

ルクセンブルク

スイス

マカオ

ノルウェー

アイルランド

アイスランド

カタール

シンガポール

アメリカ

オーストラリア

スウェーデン

オランダ

オーストリア

フィンランド

サンマリノ

香港

ドイツ

ベルギー

カナダ

フランス

イギリス

イスラエル

ニュージーランド

UAE

こうして並べてみると、日本よりも経済が進んでいる国って結構あるもんですね。

ただ、世界には200カ国あるので、働く国をランダムに選んだら年収が上がる確率は8分の1くらいです。

現地採用&新興国で年収を上げる方法

では、現地採用という働き方で日本よりも経済が発展していない国で働く場合、必ず年収が下がってしまうのでしょうか?

なんとかして上げる方法はないのでしょうか?

その鍵を握るのは、スキルの需要の大きさと生み出せる付加価値の大きさです。

年収が高い=そのスキルの需要が高い&そのポジションが生み出す付加価値が大きい

簡単に言えば、需要と生み出す付加価値が大きなスキルを身につけましょう。

需要がなければ採用されませんし、生み出せる付加価値が小さければ年収は安いままです。

需要と付加価値を両立させなければなりません。

「オフィスをきれいに保ってくれる清掃員」というポジションを例にとってみましょう。

清掃員はどのオフィスにも必要な存在であり、需要はあります。

しかし、清掃員がいたからといってその会社の売り上げや利益が大きく成長することはありません

となると、そうしたポジションに高い給料は払えません。

これは「需要は高いが生み出す価値は少ない」ポジションの典型です。

では需要と高い付加価値を両立しており年収が高いポジションとはどのようなものかというと、以下のような要素を満たすものを指します。

・非管理職より管理職の方が年収は高い

・バックオフィス(管理部門)よりミドル(マーケティング)の方が年収は高い

・ミドルよりフロント(営業)の方が年収は高い

また、これらの要素以外にも年収を決定づける要素はいくつかあります。

それは日本も海外も変わりありません。

今回ご紹介した内容以外についても知りたいという方はこちらの記事をご覧ください。

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適切なチャネルを使わなければ貴重なチャンスを見逃してしまいます。

今グローバル企業で働いている方であれば海外拠点でオープンのポジションがあれば応募してもいいでしょうが、運良く自分のスキルセットで応募できるタイミングが来るかどうかわかりません。

その結果、海外勤務求人を探す方法としては、転職サイトを使う方法と転職エージェントを使う方法が一般的です。

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理由はこちらの記事で解説していますので参考にしてみてください。

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