最終面接で落ちた。何をしたら受かるんだろう?
内定をもらうコツは?
本記事を読むことで、最終面接に落ちた後にとるべき行動が明確になります。
私は転職エージェントで勤務していますので、その経験を元に最終面接後にとるべき行動をシェアさせていただきます。
なお、最終面接の合格率に興味があるという方は以下の記事で解説していますのでご覧ください。

最終面接で落ちたら連絡はいつくるのか?
最終面接で落ちたら連絡はきます。
しかし、結果が出るまでに時間がかかることがありますので、焦りは禁物です。もし1週間以上何の連絡もない場合には利用している転職エージェントに進捗を聞いてみましょう。

不合格の連絡をもらったらすべきこと
最終面接で不合格の連絡をもらったらすべきことは大きく2つあるのでご紹介していきます。
必要以上に落ち込まないこと
不合格連絡をもらったらすべきことの一つが自分のメンタルケアです。
面接で落ちると気持ちも大きく落ち込みがちですので、そうならないようなコツや考え方をいくつかご紹介します。
面接は優劣を判断するものではない
面接で不合格の連絡をもらって落ち込む理由の一つが、面接が優劣を競う場であると思ってしまっている場合です。
面接で落ちると自分が優秀じゃないとのレッテルを貼られているように勘違いしてしまうのです。
しかし、実際には面接はマッチングの場です。
お互いの相性を確かめる場なのです。
面接で不合格になったのはあなたが劣っているとか優秀じゃないといった理由ではありません。
その会社の社風やあなたの価値観が合っていなかっただけなのです。
互いの求めていることが違ったまま転職してしまうのは、お互いにとって最も不幸なことです。
企業の内情を知っている面接官からすると、あなたが自分の会社に入ってきても不幸になると考え、不合格としたのです。
人を見る目がない会社に転職せずに良かったと考える
先ほどミスマッチを防げたから良かったと述べましたが、もしかすると本当はあなたはその会社に必要な人材だったかもしれません。
その場合、面接官が人を見る目がない無能な人材だったと言うことです。
そんな会社に入らなくても良かったんじゃないですかね?
面接官は決して人をみるプロではありません。
これまでの人生経験で凝り固まった固定観念で人を判断します。
そんな人の目線で不合格になってもあなたが悪いわけじゃありません。
転職した会社で大活躍して、あなたを採用しなかったことを後悔させてやりましょう。
最終面接まで進めたあなたは自信を持っていい
最終面接まで進めたと言うことは、書類選考も面接もクリアしてきていると言うことです。
これはあなたのことを評価してくれる人がいると言うことなのです。
たまたま運悪く最終面接官として出てきた人物があなたとの相性が悪かっただけです。
面接を突破する能力は十分に持っています。
諦めずに転職活動を続けましょう!
次に備える
落ちた企業に礼を尽くす
惜しくも最終面接で落ちた企業へはお礼のメールを送るようにしましょう。
最終面接まで残ったということは、十分にその会社で活躍できる素地があるはず。
絶対評価では合格していても他の候補者との比較で落ちた場合であれば将来的にその会社で働けるチャンスが再び来ることは珍しくありません。
例えば、他候補者に内定を出したものの、その人が内定を辞退した場合には内定が回ってくる可能性もあります。
あるいは、他候補者が入社後すぐに退職した場合でも声がかかるかもしれません。
そうしたチャンスをモノにするには、面接後にもきっちり会社の気持ちを伝えることで、会社に良い印象を残しておくほうが良いです。
次の企業を探す
より良い企業や求人は世の中にたくさんあります。
自分にぴったりの求人と巡り合えるように求人を継続して探していきましょう。
転職活動を成功させるためにすべきこと
不合格理由を一つずつ潰していく
最終面接の合格率を上げるためには不合格理由を一つずつ潰していくことが重要です。
不合格理由は企業や転職エージェント経由で聞くことができると思いますので、必ず教えてもらようにしてください。

不合格理由を信用しすぎないことも大事
不合格理由を信用しすぎないことも重要です。
一つは本当の不合格理由を隠して伝えられている可能性があるから。
もう一つは、感覚的な判断をする経営者も多いことから不合格理由に引っ張られすぎても良くないケースがあるのです。
本当の不合格理由を教えてもらえないのは、年齢や性別を理由に落とされているケースで多くあります。
特定の状況を除いて、原則年齢や性別を理由に選考してはいけませんが、現実にはそうした理由で不合格となるケースは非常に多くあります。
年齢や性別を理由にした不合格は実際のところかなり多い
例えこれまでの経験やスキルを評価してもらえていたとしても、他の候補者でもっと若い人がいればそちらにオファーを出すと言うようなことはよくあるのです。
そのように本当の理由を言うと公正採用の点で問題となる場合にはもっともらしい他の理由で不合格を伝えられることになるので、それを真に受けて対策しようとしても意味がありません。
もう一つの方の理由ですが、経営者は論理よりも感覚で判断する人も多くいます。
その結果、最終面接でも明確な理由がなくとも不合格となることがあり、その理由は本人でもよくわかっていないことが多いのです。
「なんとなく〜な気がする」といった本人でも明確な理由が言えないような不合格理由を真に受けて対策してもあまり効果は期待できません。
特に中小企業の社長さんは感覚派が多い
不合格理由は対策の指針となる反面、信用しすぎてもダメです。
応募する求人を見直す
面接で落ちる理由でよくあるのが、自分に合った求人に応募していないと言うケースです。
求められているスキルや経験を十分に持っていなければ、他の候補者との比較で落とされてしまうことになります。
自分はどんな求人で高く評価されるのだろう?と言う視点で、これまでのキャリアの棚卸しをすることが重要です。
自分に合った求人を見つけるためにすべきこと
自分に合った求人に応募することが合格率を上げるシンプルな方法です。
どうやって自分に合った求人を見つければいいのかについてご説明します。
この部分について詳しく知りたい方はこちらの記事もお読み下さい。

自分の経歴や強みを客観的に見つめ直すこと
自分に合った求人と出会うには自分の強みを正しく理解することが必須条件です。
あなたが営業のスペシャリストなのに経理の求人に応募していても合格することはありません。
同じ営業でも個人向けに営業していた人と法人向けに営業していた人とでは違う経験とみなされます。
同じ職種だからといってどの業界でも通用するわけではない
あなたがどんな求人から評価されるのかを客観的に見つめ直すことが重要です。
基本的に中途採用は即戦力性の高さが評価のポイントとなります。
即戦力性の高さは業界経験と職種経験、経験年数などがポイントとなりますので、同じ職種でも異なる業界での経験だと多少なりとも評価は厳しくなります。
極論、同じ業界、同じ仕事、同じ企業規模の求人に応募することが最も合格率が高いのです。
同じ業界でも企業規模が異なると即戦力ではないとみなされる場合も多い
例えば、あなたが消費材メーカーのマーケティングの経験があるのなら、あなたの強みは「消費財業界に精通している事」「マーケティングスキルがある事」です。
あなたがマーケティングとしての転職を考えるのであれば、同じく消費財メーカーの中から探した方が合格率は高くなるのです。
自分に合った転職エージェントを見つけること
あなたが自分に合った求人を見つけられていないのは、自分に合った転職エージェントに登録していないからかもしれません。
転職エージェントは星の数ほどあり、それぞれが独自の強みを持っています。
20代の転職に強いエージェントもあれば、40代の転職に強いエージェントもあります。
金融業界への転職に強いエージェントもあれば、消費材メーカーへの転職に強いエージェントもあります。
経理の転職に強いところもあれば営業に強いところもあります。
このように、エージェントの強みは年齢、業界、職種で大きく分けられるのですが、多くの方が使うエージェントをよく調べもせずに登録してしまっているのです。
いい求人に巡り合えない場合にはエージェントを変える、もしくは今使っているところに加えて新たに登録されることをオススメします。

まとめ
最終面接に落ちると自身も無くなってきます。
しかし、100%面接に受かる人なんてほぼいません。中途採用は即戦力採用なので厳しい側面もありますが、あなたの新卒の就活時と比べてアピールできる経験やスキルが必ず増えているはずです。
諦めずに転職活動を続けてオファーを勝ち取りましょう!
もし応募する求人数をもっと増やしたいと言う方はこちらの記事を参考にしてみて下さい。
