・インドネシアで働いてみたいけどどんな求人があるの?
・転職してインドネシアに行くとお給料はどれくらい?
この記事ではこんな疑問にお答えしていきますね!
私はインドネシアへ行った経験と転職エージェントで働いている経験があるので、それらをもとにお伝えしていきますね。
現地の生活環境について
現地での生活環境については、私が実際にインドネシアに行った時の感想を中心にご紹介していきます。
個人的に印象に強く残っているのは以下のことです。
・料理が辛い
・お酒が高い
・安心ブランドを装った偽タクシーが多い
・GrabやGojekといったバイクタクシーが多い
・渋滞がひどい
順番にご説明していきますね。
料理が辛い
現地で働くからにはローカルフードとの相性は必須条件だと思いますが、辛いのが苦手な人には厳しいと思います。

まあ、現地に住んでいる日本人の方は皆さん「慣れる」そうですので、今苦手でも大丈夫かも知れません。
お酒が高い
インドネシアは酒税がものすごく高くつくので、現地のレストランなどでお酒を飲もうとすると日本の2倍とか3倍くらいはします。
お酒好きな方には辛いかもしれませんね。
安心ブランドを装った偽タクシーが多い
現地には青い車体で大手のブランドのタクシーがあるのですが、そこを装おうタクシーが非常に多く、そうした紛い物のタクシーに乗ると金額が不当に高かったりするので要注意。

GrabやGojekといったバイクタクシーが多い
インドネシアでは日本で馴染みのないバイクのタクシーも人気です。
普通に後ろに乗って、皆さん器用にバランスとって乗っている光景をよくみました。
日本でもUberは知名度が高いですが、インドネシアではGrab(グラブ)やGojek(ゴジェック)など複数のバイクタクシー業社が人気です。
渋滞がひどい
インドネシアは交通量が凄まじく多いので常に渋滞しています。
政府も「車のナンバーが偶数の人だけ走れる日、奇数の人だけ走れる日」を決めたりして対応してましたが、それでもなかなか解消されていません。
私は夜にジャカルタ内を車で1.5キロ移動するのに1時間近くかかりました 笑
歩いた方が早いじゃん!って感じですが、夜は成人男性でも怖いレベルなので無理でした。。
メイン通りはそこそこ綺麗に整備されていますが、一つ脇道に入ると街灯もなく道も整備されていません。
インドネシアの就労ビザ(外国人規制)について
インドネシアで働く許可(就労ビザ)を取るには、いくつかの条件を満たさなければなりません。
例えば、必要な学歴を満たしているかどうかや、担当する仕事について5年以上の経験があるかなどをみられます。
あとは一部の職種で外国人規制をしており、例えば人事など管理部門系の仕事に就きづらかったりします。
と言ってもまだまだインドネシアはルールの運用が曖昧というか担当者によってスピードも違えば判断も違うようですので、条件を満たしていてもダメ、となるリスクはあると思っておいた方が良いです。
「来週のこの日を祝日にします!」→「えー!いきなりすぎるだろ!」→「やっぱりやめます!」みたいな急展開がよく起こる国です。
インドネシアの求人について
2つの雇用形態(海外駐在と現地採用)
インドネシアで働く上では駐在員と現地採用という二つの雇用形態のいずれかになります。
実際には、インドネシアで管理職クラスで働いた経験でもない限りは駐在員として採用される可能性が低いため、ほとんどの方が現地採用での採用を狙うことになります。
現地採用と駐在員って何?という方は以下の記事を参考にしてみてください。

お給料はどれくらい?
インドネシアで働いた時にもらえるお給料がどれくらいなのか、実際に出ている求人を元にいくつかピックアップしてみました。↓
・人材系/営業 15万円〜20万円/月
・旅行会社/営業 16万円〜20万円/月
・飲食/店舗運営 15万円〜20万円/月
日本の首都圏よりは少し安いくらいの給料といった感じですね。
当然、元々その業界や職種の経験を持っていたり、管理職クラスでの採用となればもっと高い給料を狙えます。
また、インドネシアはインフレ率が高く毎年物価がどんどん上がっています。
お給料の金額もそれに伴ってどんどん高くなっていく傾向がありますので、上記のお給料がくはあくまで参考値程度に見ておいて下さい。
ちなみに駐在員待遇で採用されるともっと給料は良くなるので、気になる方は以下の記事をチェックしてみて下さい。

求人が多い地域・エリアは?
求人が出る地域はジャカルタが圧倒的に多いです。
インドネシアは数多くの島から構成されている国ですが、どの島でもチャンスが豊富にあるわけではありません。
基本的には日系企業が拠点を持っていること、そして日系の転職エージェントが拠点を持っていることの2つが求人が出てくる条件となります。
もし日系企業は拠点を持っているが、日系の転職エージェントがそのエリアに拠点を持っていない場合には企業に直接「求人あれば応募したい」と連絡を取る方が良いです。
どんな業界が多い?
インドネシアへは製造業からサービス業まで幅広く進出していますが、スキルや経験が浅くてもチャレンジしやすいのはサービス業です。
製造業は簡単な事務作業を除いて、技術的なことを理解している人が求められることが多いので、とにかくインドネシアで働きたい!という人はメーカーよりもサービス業界を狙う方が良いです。
どんな職種(仕事)が多い?
未経験で見つけやすいのは営業系やコールセンターのオペレーター、飲食店の店舗運営系といった職種です。
人事系のポジションは規制で外国人が就けない場合もあるので注意しましょう。
どんな経験・スキルが必要なの?
最低限の英語力、そして営業系の職種経験があると転職しやすいと思います。

ちなみにインドネシア語は日本語と共通する部分が多く、比較的に日本人にとって習得しやすい言語とされています。
インドネシア語を話せるようになっていれば転職で有利になることは間違いありませんので、勉強しておいても損はないです。
ちなみにインドネシア語を学びたいならitalki(アイトーキー)というアプリが手軽でおすすめですよ。

インドネシアで働く上で気をつけたいことは?
インドネシアは割と外資規制が厳しく、現地企業との合弁で(=お金や人材を出し合って)設立しているケースが多いです。
そのため、日系企業の意向だけでビジネスを進められるわけではないことから、仕事が思ったように進まない可能性が考えられます。
日本を含めた外資系企業にとってビジネスがやりづらい点や生活環境が合わないといった理由などから、「タイは好きだけどインドネシアは合わないからもう日本に帰りたい!」と嘆く駐在員の方もいました。
同じ東南アジアだからといってどこの国も同じというわけではありませんので、実際に働く前に自分に合うのかどうかじっくり見極めるべきだと思います。
インドネシアで働くためすべきこととは?
現地採用求人を探す上では「大手で日系の転職エージェント」に相談するのがオススメです。
日本人という特性を活かして一番受かりやすいのが日系企業の求人です。
そして、現地にある日系企業の求人を持っているのは日系の転職エージェント、その中でも大手クラスのところに限られます。
最近でもマイナビがインドネシアの人材会社に投資をしたとのニュースも出ていましたが、名の知れた大手であれば基本的にインドネシアに拠点を持っているので現地の情報も持っています。
マイナビがインドネシアのスタートアップ企業エクルートに出資したことが、ジェトロのヒアリングにより明らかになった。出資額は不明。IT人材紹介の分野において、人工知能(AI)を活用した独自のビジネスモデルを持つ同社と協業することで、シナジー効果が期待される。
ジェトロ
海外案件に強い転職エージェント選びのポイント
海外案件に強い転職エージェントである条件は以下の3つです。
海外勤務求人に強いエージェント選びのポイント
①日系であること
②大手であること
③海外拠点を持っていること
これらの条件を満たす転職エージェントはいくつかありますが、最もオススメなのはリクルートエージェント。
業界最大手であり、求人数も転職支援実績も1位です。そしてそれは海外案件も例外ではありません。
海外案件は全体で見ると非常に少数。だからこそより多くのクライアント企業を抱えるエージェントを利用し、貴重なチャンスをとりこぼさないようにすることが重要です。
詳しくは【レビュー】リクルートエージェントを使うメリットとデメリットを解説を参考にしてみてください。