Web面接に関する情報を色々知りたい!
私は転職エージェントで働いています。
その経験をもとにWeb面接に関する情報をまとめたので参考にしてみてください。
Web面接とは何か?
Web面接とは、ZOOM(ズーム)やSkype(スカイプ)を利用してオンライン上で行う面接のこと。
従来は対面での面接が圧倒的多数でしたが、最近ではウェブ面接を取り入れる企業も増えてきました。
ジェイエイシーリクルートメントの発表したデータによると、7割の企業がWeb面接を実施しているとのこと。
新型コロナウイルスの感染拡大を機に面接手法の一つとして完全に定着した感がありますね。
Web面接を受ける場所は?
ウェブ面接は自宅が使えればベスト。
ただし、家が使えない場合にはホテルやカラオケのデイユースプランの活用がオススメです。
面接では個人情報や企業の機密情報が漏れる必要があるので、カフェやネットカフェはNGです。
周囲に会話が聞こえない環境を選ぶようにしましょう。

Web面接で背景はどうする?
Web面接の背景は基本的に自宅の壁(無地)が良いです。
ただ、壁にシールを貼っていたりデザイン性があるものの場合には代わりの方法を考えましょう。
もしカーテンが無地ならカーテンを背景にした方が良いです。
それも無ければバーチャル背景で無地のものを設定するようにしましょう。

Web面接の服装は?
Web面接の時の服装は、対面での面接と同じくスーツなどビジネスでふさわしいものが基本です。
企業から「私服で」などと指定がない限りは私服を選ばない方が無難です。

Web面接はスマホで受けても良いの?
Web面接はスマホで受けても問題ありません。
ただし、面接中に手ブレするのはNGです。
スマホホルダーを使うなど手ブレ対策をして臨むようにしましょう。

Web面接で準備すべきものは?
Web面接を行う上で最低限準備すべきものは以下の3つです。
・イヤホン/ヘッドセット
・スマホホルダー/スマホスタンド
・リングライト/卓上ライト
イヤホンやヘッドセットは相手の言っていることを正しく聞き取ること、そしてこちらが言っていることを正確に伝える上で重要です。

また、スマホホルダーやスマホスタンドはスマホやタブレットで面接を受ける際の手ブレ対策として重要です。(パソコンで受ける方は不要)

リングライトや卓上ライトについては、自分の表情を明るく見せる上で必須。
室内照明だけだと光量が足りず、顔が暗く映ってしまうので相手に与える印象が悪くなってしまいます。
光の当てすぎも問題なのでほどほどに。

Web面接での受け答えのポイント
Web面接では対面と違って受け答えにいくつかポイントがあります。
まずはリアクションを大きく取るようにしましょう。
表情の微妙な変化が読み取りづらいので、声や動き(うなずき)で伝える意識が重要です。
また、相手の話を最後まで聞いてから話し始めるというのも重要です。
Web面接の場合、若干タイムラグが発生してお互いに話が被るという状況になることがあります。
相手が話し終わったことを確認してから話すようにしましょう。

Web面接の挨拶時は椅子から立つべき?
Web面接の際には別に椅子から立ち上がって挨拶をする必要はありません。
座ったままで大丈夫です。
ただ、座ったままだと相手にこちらの全身が見えない状態ですので、場合によってはその場で立つように指示されることもあります。
立つように指示されたらその場で立つ、ということで問題ありません。

Web面接でカンペってどう使う?
Web面接の特徴がカンペを使えるという点。
できれば使わない方が良いですが、もし使う場合には最小限のメモをパソコンのカメラ近くに貼り付けておくのが良いです。
テーブルに置いてあるのを見ると一発でバレます。

Web面接で会社の雰囲気が分からない時はどうするか?
Web面接で最終面接まで実施する企業も増えてきた中、一度もオフィスに訪問していないことで会社の雰囲気がいまいちよく分からない、というケースもあります。
会社の雰囲気が掴めないまま入社するべきではありません。
もしまだいまいち雰囲気が分からないという場合は、人事に依頼して、同僚となる人とのオンラインでの会話の機会を作ってもらったり、オフィスの写真や動画を見せてもらうようにしましょう。
きちんと納得感を持って入社を決断できるようにすることが大事です。

Web面接での顔出し
Web面接では面接官が顔を出さいケースがあります。
これはこちらにプレッシャーや緊張感を与える目的であることが多いです。
自宅で面接を受けられることから、対面の面接に比べて緊張を感じづらいのがWeb面接の特徴です。
なので、企業は意図的に「アウェイな環境」を作ることで、面接の受け答えがちゃんとできる人なのかをチェックするわけですね。
ちなみに、面接官が顔出ししなくてもこちらは必ず顔出しするようにしてください。
音声だけで良いのであれば電話面接のほうが通信状況含めて快適に行えますし、企業からも電話で行うと指示が来るはずです。
Web面接で、と言われているのであれば音声と映像(こちらの顔)の情報を踏まえて選考したいということです。
